2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

衆議院選挙の熱戦

2009年08月24日 | 身近なこと
今度の選挙戦はすごいことになっている。

民主と自民の対決がすごいのだけど、もっとすごくてひっくり返りそうになったことがある。

幸福実現党というのが躍り出ていた。

はじめて登場した党なのに、候補者の数が自民党と同じくらい(40数人)いて、どの選挙区にも候補者を出している。

いきなり大政党並みではないか。

なんかおかしいと思ったら、やっぱり「幸福の科学」という宗教だった。

昔、オームも選挙に打って出たことがあった。

状況はよく似ているではないか。

たくさんの候補者をいきなり出してきて大宣伝をするやりかたとか。

オームは全然世の中の空気を読めていなかったらしくて、もっと世の中の人は好意的でかなり受け入れてもらえると思っていたらしい。

それが、ほとんど票が入らなくて惨敗という結果が出て、びっくりして世の中に敵意をもつようになったとも聞く。

オームと比べたら悪いかもしれないけど、似ているところはたくさんある。

いきなりの大量投入というのは、独りよがりというか、世の中の一般感覚とはずれているだろうと思う。

ただ、幸福実現党は見た目や、言っていることは普通なので、情報を持たない人は知らないで投票するかもしれない。

こういうところが躍進するのは心配だけど、ひどい結果が出た時も心配だ。

もしかしたら幸福の科学という宗教は、良い宗教なのかもしれないけど、それでも、こういう世の中に不安が高まったときに出てくるというのは、弱みに付け入るみたいであやしいと思う。

それに、あの、ドクター中松が特別代表としていきなり混ざっているのは、幸福実現党にとって吉と出るのか、凶と出るのか楽しみなところでもある。

ほんとに、幸福の科学もドクター中松も何を考えているのでしょうねぇ。



もっと、ひっくり返りそうな党があった。

「新党フリーウェイクラブ」という、高速道路をただにすることだけが唯一の目的らしい党がでているのだ。

民主党が高速道路をただにすると言っているので、意を強くして立候補したのかもしれない。

というか、頭をよぎるのは、高速道路はタダであるべきだと主張して、自分たちで勝手に決めて、高速道路をただで通っていた人たちがいたと思うのだけど、あの人たちなんだろうか?

単に強引でもめごと好きな人たちなのだと思うのだけど。

いやー何というか、変な人たちが表に出てきているので驚く。

民主党も、マニフェストに高速道路の無料化があるけど、こういう団体が後押ししてくれると力強いことでしょう。



もう、変過ぎて笑いがひきつるこのごろ。

本来の、民主と自民の対決のほうはどうなるんだろう。

これはやってみないと分からないのだと思う。




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