獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

ガーシー(東谷義和)『死なばもろとも』(15)

2023-11-28 01:16:10 | ガーシー

ガーシーには嫌悪感が先に立つほどだった私ですが、ガーシーのおかげで救われたという人もいたのですね。
また彼は家族思いで、母や妹には今でも慕われているようです。
ガーシーについて、好奇心がわきました。
ガーシーはどのように育ったのでしょうか。
彼なりの正義とはいったいどういうものなのでしょうか。

そこで、ガーシーの自伝的な本があるというので読んでみました。

ガーシー(東谷義和)『死なばもろとも』(幻冬舎、2022.07)

かいつまんで読んでみたいと思います。

(目次)
□序章 ジョーカー誕生
□第1章 逃亡者
□第2章 しゃべりだけで成り上がる
□第3章 芸能界への扉
□第4章 アテンダーという裏稼業
■第5章 酒と女とカネと反社
□第6章 死なばもろとも
□第7章 社会の不満が生んだ怪物

 

第5章 酒と女とカネと反社
■芸能人におごりまくるタニマチ「タレントおじさん」
■芸能人を経済的に支える反社会的勢力
□裏のパパ活リストで見た「■■■■■■」「■■■■」の名前
□超人気女優のパパ活
□1日1億円が動く「社長麻雀」
□一見さんは入れない紹介制の賭け麻雀店
□イカサマ麻雀でブチギレた
□カネにきれいな芸能人
□カネに汚い芸能人
□モテる男の条件
□モテまくる山下智久とDAIGO
□「スター」と「ホシ」を分けるモノ
□自分流を貫く山田孝之
□本物の役者とアーティスト
□勝負時は誘惑を断て
□「港区女子」の悲しき末路
□「港区女子」が反旗を翻す恐怖の日
□広瀬アリスをマジギレさせたRADWIMPSの桑原彰
□芸能人とつきあうための一番の近道
□港区を守るグレーな存在

 


芸能人におごりまくる 
タニマチ「タレントおじさん」

読者のみんなにはあまり縁がないかもしれんが、アテンダーとして生きてきた俺だからこそ語れる芸能界の酒、女、カネ、反社事情について書いていくで。
勝新太郎さんや若山富三郎さんのような昭和の銀幕スターは、夜の街で札束をバラまいてえろう羽振りが良かったと聞く。今の芸能人は、ぶっちゃけみんなが思うほどカネ持ちやない。年収が数千万円ある人間なんてごく一握り、1億円プレイヤーなんてシーラカンスなみの希少種なんちゃうか。
Taka なんかとしゃべっていると「芸能人ってみんなが思っているほど稼げないよ。稼げる天井なんて知れているから」とよく言う。ミュージシャンの中には、ツアーのたびに入れ替わるサポートメンバーとしてギターやパーカッションを演奏する者もおる。大きなステージに立ってたって、彼らのギャラなんて雀の涙や。
なのに芸能人は、なぜ夜の街で派手に遊び歩いているイメージがあるんやろか。それは、周りにタニマチ(スポンサー)がついているからや。ご飯を食べに行ったり、酒を飲みに行ったり、プライベートな旅行に出かけたりするにしても、芸能人が自分の財布を使う場面なんてない。
タニマチがついていれば、彼らが財布がわりになって全部おごってくれる。そこに露骨に甘えてぶら下がっとるのが、三浦翔平でありマッケンや。
タニマチはなぜ積極的におごりたがるのか。
友だちヅラして芸能人やアスリートを連れて歩くのがうれしくて、優越感を覚えるんやろな。
俺が知ってるタニマチの中には、一晩100万円どころではなく飲み代をパンパン使う剛の者がおる。芸能人が大阪に来るたび、メシ代や飲み代を全おごりしてあげるんや。大阪・北新地の女の子によると、その人は「タレントおじさん」というあだ名で呼ばれてるそうや。「自分は誰それの知り合いだ」と自慢して、いつもうれしそうにタレントの話しかしない。
一部上場企業の役員やったら、年間2000万円や3000万円くらいの交際費を使う権利は認められとるのかもわからん。せやかて、一晩に100万円も200万円も湯水のようにカネを使えるわけやない。そんなムチャクチャなことをやっとったら、税務調査が入ったとき「この支出は誰と会ったときのものか」とツッコミが入るし、株主総会で吊し上げに遭うかもしれん。
「タレントおじさん」は「誰から文句を言われる筋合いもない」と言わんばかりにパンパン自由にカネを使いよる。ヤッコさんの職業は謎や。本業は何をやっとるのかわからんが、とにかくカネをたくさんもっとる。そういう人間がタレントのタニマチをやっとるんや。裏の仕事でめっちゃカネを儲けて、焚き火するほどカネが余っとるのかもわからんな。


芸能人を経済的に支える反社会的勢力

2019年、吉本興業の所属芸人が反社の連中相手に営業をやっていたことが発覚し、大騒ぎになった。カラテカの入江慎也が、雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHGらを反社の集まりに連れて行ったんや。宮迫や田村亮たちには反社からのギャラが入り、入江は仲介料を中抜きしてカネ儲けする構図やった。
入江や宮迫は吉本興業を解雇された。反社営業の味噌がついた連中は干されてレギュラーの仕事を失い、テレビなんて出られなくなってもうた。
この事件が大騒ぎになったにもかかわらず、芸能人のタニマチの中には未だに反社が跳梁跋扈しとる。タニマチの番頭さん役のオッサンは未だにオレオレ詐欺を仕切って黒いカネをせしめとる。直接ギャラを渡すわけではなくても詐欺でせしめたカネが、芸能人との夜の飲み会に流れとるわけや。
反社のタニマチの中には、全身に墨が入っとる半グレもおる。芸能人が海外旅行に出かけたり外国で仕事があったりすると、そいつが金魚のフンみたいに一緒についていく。もし反社の素性が表にめくれたら、「芸能人と反社の黒い交際」と叩かれるに決まっとる。
まあでも芸能人もいきなり反社との関係を切ったら切ったで、逆上されて週刊誌に写真をバラまかれたりするかもしれないと頭抱えとるんやろうな。
反社のタニマチの中には、昔ホンマに人を刺したことがあるヤツもおる。そいつが俺の店に飲みに来たとき、店のトイレから使用済の注射器が出てきたことがあった。シャブをやってたんやろうな。
「女の子がビビるし、ウチの店でシャブやるのだけはやめてくれ」
そう言ってキツく怒ったことが何回もある。
中国系アメリカ人の女の子と偽装結婚して、アメリカでグリーンカード(永住権)を取得した反社もおる。グリーンカードを取得すれば、いちいち面倒くさい労働ビザなんて申請しなくてもアメリカで自由に仕事ができる。これがほしくてたまらん連中はいくらでもおる。
アメリカではグリーンカード取得目的の偽装結婚は重罪や。そんなことが発覚すれば永住権なんて即座に取り消され、国外退去処分を喰らう。それをやってのけたワルが、平気で芸能人の取り巻きをやっとるから困ったもんや。
芸能プロダクションの人間は、自分ところの所属タレントが誰とつきあっとるのか、一度綿密に身体検査をやったほうがええんちゃうか。

 

 


解説
タニマチがついていれば、彼らが財布がわりになって全部おごってくれる。そこに露骨に甘えてぶら下がっとるのが、三浦翔平でありマッケンや。

マッケン(真剣佑)の名前が出てきましたね。
ちょっと調べてみました。

新田真剣佑(あらたまっけんゆう)は、日本の俳優。本名は前田真剣佑(まえだまっけんゆう)。旧芸名は真剣佑(まっけんゆう)。
父は千葉真一、弟は眞栄田郷敦、異母姉は真瀬樹里、叔父は矢吹二朗。
(Wikipediaより)
ガーシーとのトラブルについては記載がありませんでした。

私は問題のガーシーch の動画を観ていないので、ガーシーがどのように真剣佑の秘密を暴露したかは知りません。

こんなサイトを見つけました。

【LINE画像】ガーシーchが新田真剣佑のステマ案件14選を暴露!

ステマ案件とは何なのでしょう。
事務所からもらう給料が安いので、事務所にばれないように企業のPRにつながるような仕事をするというようなことのようです。


反社のタニマチの中には、全身に墨が入っとる半グレもおる。芸能人が海外旅行に出かけたり外国で仕事があったりすると、そいつが金魚のフンみたいに一緒についていく。もし反社の素性が表にめくれたら、「芸能人と反社の黒い交際」と叩かれるに決まっとる。
まあでも芸能人もいきなり反社との関係を切ったら切ったで、逆上されて週刊誌に写真をバラまかれたりするかもしれないと頭抱えとるんやろうな。

そのまま、ガーシーが「手のひらがえし」を受けたと言って過去の行動を暴露された元「友人」の姿に重なりますね。

ガーシーは、友だちという甘い関係を装った「アテンダー」であり、「反社のタニマチ」にも似た存在だったのではないでしょうか。

 

獅子風蓮



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