列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

ムーンライトながら92号

2007年01月16日 | 遠くへ旅行


1月4日 (木曜日・曇り

 今日は帰省先の大阪から東京へ帰る日です。「ムーンライトながら」で戻った日の朝から仕事というのはいささかしんどいですが、新幹線で帰るのも無味乾燥でつまらない感じがします。いつもの定期列車ではなく、臨時運転の「ムーンライトながら92号」にしてみました。

 大阪から米原を経て名古屋まで東海道本線の普通列車を乗り継ぎ、「ムーンライト~」には名古屋から乗車しました。名古屋では30分少々の待ち時間があります。寒い上に夜遅く、するべきことが見当たりません。
 こんな時こそ、地下鉄の乗りつぶしをするに限ります。桜通線の名古屋~中村区役所を往復しました。(2つの間に駅はありません。)日本の鉄道全線完乗に向け、たった1区間だけですが、今ここをつぶしておけば後で楽になる(かもしれません。)

 「92号」が名古屋駅ホームにとまっています。僕の座席は一番後ろの1号車でした。指定席は満席との事ですが、実際に埋まっている座席は6割程度だったでしょうか。

 定期列車の「ムーンライトながら」はデッキの仕切りがなく、冬には風が容赦なく車内へ入ってきます。一方、「92号」には仕切扉があるので寒さの心配をしないですみます。しかし、いいことばかりではありません。人が通るたびに、扉の「ガチャン!」という大きな音がしてまったく落ち着きませんでした。(扉がなければ余計な音はしないのです。)
 それと、車体が古いせいか、揺れがひどいように感じました。
 僕は、定期列車の方が過ごしやすいように思います。

 
洗面所の蛇口に「お湯」「水」と表示されています。「お湯」の上には、「お湯は出ません」と表示してあります。丁寧というべきかどうか。

 浜松駅で、下り寝台電車「サンライズ出雲・瀬戸」とすれちがい。大阪から東京まで「ノビノビ座席」で帰ったことが3回あります。やや窮屈なものの、新幹線より安いし快適でした。一度、個室寝台で始発から終点まで乗り通したいものです。

 浜松の発車は遅れました。なぜなら、この2号車のドアが最後まで閉まらなかったためです。車掌さんなどが色々出てきてガチャガチャとやっているのですが、びくともしません。遂には「非常用ドアコック」まで動作させたものの、それでも全く動きません。「非常用ドアコックを作動させても手動で扉が操作できない」というのは、大問題ではないかと思うのですが。
 
そうこうしてるうちに、偶然うまく作動したようです。

 10分遅れで浜松を発車しました。危なっかしいものです。





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