列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

京葉線の連接電車・E331系(その2)

2010年05月04日 | 日帰り旅行と日記

4月17日(土曜日晴れ時々曇り

 つづき

 この電車は、ドアとドアの間隔が同じではありません。1つ目と2つ目の間が、2つ目と3つ目の間よりも短くなっています。車内も、1つ目と2つ目のドアの間は座席が5人がけで、2つ目と3つ目の間は6人がけです。
 屋根上のクーラーも明らかに真ん中からずれています。
 パンタグラフは、車体の端ぎりぎりの部分に設置されています。外国の通勤電車を見ているようです。
 普段見慣れた通勤電車と一見似ているようで、色々な部分に遊び心を感じました。1本しかない試作電車で、いろいろ試してみたかったのかもしれません。

 車内は、シートの色が山手線のものと同じでした。先頭車に4箇所だけボックスシートがあり(これはロングシート←→ボックスシートが切り替えられる構造のようです。)、あとは普通の通勤電車と同じロングシートです。ドアの上にある液晶TVでは、Suicaの広告を流し続けていました。中吊り広告もSuicaのものだらけでした。

 車輪の音も静かでしたが、それにも増して静かなのがモーターの音です。これまた静か過ぎて物足りません。電車と共に音楽も好きなこのブログの筆者は、電車ではモーターの音がする「クモハ」か「モハ」に好んで乗車しますが、この電車のモーターは「ダイレクトドライブモーター」で、モーターと車軸の間に余分なものをかましていない分静かなようです。走り出すと小さく「レ」の音がし、その後はほとんど聞き取れないほどでした。(このブログの筆者は絶対音感を持っているのです、そんなのどうでもいいか。)

 というわけで、普段の通勤電車と似ているようで全然違う電車でした。せっかく初めての連接電車を作ったのに、その後JR東日本では全然増やす気がないようなので残念です。このブログの筆者は連接車が大好きですが、これはブログの筆者が「小田急のロマンスカー」と「路面電車」が好きなことも影響しているでしょう(どちらも連接車の割合が高い)。今まで休みばかりでしたが、今年からは土日だけでもいいからいつまでも走り続けてほしいものですね。

 それと、この電車をNゲージで発売してくれたら絶対に買います。どこかのメーカーで作ってくれないものでしょうか?


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