列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

リニア試乗会(6) リニアモーターカーの走行

2006年11月27日 | 山梨リニア実験線試乗会

11月24日 (金曜日・晴れ

 つづき

 乗っている2号車には、JR東海の社員の方が乗り込んで案内がありました。隣の3号車には乗っていませんが、2号車で話しているマイクの音は3号車にも聞こえています。今日は2本ある線路の内、手前(実験センター寄り)のガイドウェイを走ること、最初に東京方向に向けて最高時速300kmで走り、次に山梨方面へ500km/h!、最後に400km/hで戻るという説明を聞きます。みんな後ろ向きに座ったまま、東京方向へどんどん加速しはじめました。

 この加速力は到底新幹線の比ではなく、航空機の離陸を思わせるほどです。しかしあれほどの凄まじさは感じられず、まさに地面を滑るように加速していきます。
 リニアは、最初は車輪を使って走ります。しかし、時速160km/hになると車輪は車体に格納され、地面から10cm浮上して走行します。「車輪走行⇒浮上走行」の切り替わりは、とてもよく分かりました。それまでしていた音がパッと止むからです。

 しばらく300km/hで走った後、どんどん減速していきます。浮上走行から車輪走行に切り替わると、急に音がし始めます。切替りのポイントは、加速時とは異なり、時速110kmから120km付近であったと記憶しています。
 止まった場所は、周りに何もなさそうな場所でした。が、ここから東京方向へ少し進んだところには、リニアの車両基地があるそうです。

 つづく

 


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