(21.11.29 修正追加)
1,今まで書いた記事
・ 「辞典」に見出し語のない漢字、「四字熟語」に使われていない漢字は学習しなくていいのだから、当然、書けなくていい。
・ 見出し語以外は学習しないのだから、当然、書けなくていい。
・ 簡単な漢字で書ける訓は、書けなくてもいい
・ 簡単な漢字で書ける音読み熟語は書けなくてもいい
・ 熟字訓は書けなくてもいい、或いは、過去問の書き取りで出た熟字訓以外は書けなくていい
2,1級の同義の漢字が複数ある場合
例えば、前述した「さえずる」は、囀るでも哢るでもOKです。私は、両方憶えようとするより、どちらか一つだけ憶えよう、他の一つは書けなくてもいいとした方が、憶えやすい気がします。
哢の方が、囀より書くのが簡単です。唯、さえずるは、口を弄するというより、口を轉(=転)がすの方が語義に近いと思うので、私は囀を憶えようと思います。どちらも見出し語は訓読み一つだけですから、どちらでもいいことです。その結果、どちらかは書けなくてもいい漢字になります。
また、使用範囲が包含関係にある場合は、使用範囲の広い方だけが書ければいい訳です。例えば、羇と羈は、羇⊂羈の関係にあります。
即ち、羇の項に載っている見出し語は、いずれも別表記の羈でもOKです。一方、羈には、羇の訓として載っていない、おもがい、たづな、つなぐという訓があり、羇では代用できません。なお、羇にはたびという訓がありますが、見出し語にはなっていませんので、無視をしてもいいと思いますし、羈にも、たびという意味はあります。また、たびという書き取りは、同義語、旅でいいのです。従って、羇は読める必要はありますが、書けなくてもいいと思います。
読めることは必要だが、書けなくてもいいと思う漢字は、帳面の漢字の上や「辞典」へ、Kに×をしています。
3,その後の記事
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