(20.10.10訂正)
1級合格者の方の体験記では、意味を調べることが大事とあります。私も全く同意見です。問題集を解いているとよくわからない熟語が次から次へと出てきますので、まず、「辞典」を引きましたが結構載っていないのがあります。そのため、当初は、「新字源」「大字典」「字通」を手許に置いて、熟語が見つかるまで引いていました。調べている間、当該熟語は頭の中にあるのですから、そうやって調べていれば定着するかなと思ったのですが、私の場合は、憶わりませんでした。
一方、過去問を解いてみると「辞典」の見出し語が多く出題されています。きちんと全部は調べていないのですが、「辞典」重視傾向は最近強まっていると感じます。
文章題が、14-3より、問題形式の変更に合わせ、複数の作品からの出題に変わったのも、特に書き取りについて、「辞典」の見出し語から出題しようとしているのではないかと邪推しています。
辞典の見出し語だけでも、きちんと憶えること、特に書けるようにすることは大変なことです。今回も結構間違ったことは既に書いてきたとおりです。そのため、終盤は、どうせ沢山遣っても憶えられないのですから、「辞典」と「四字熟語」以外は調べない、憶えない、間違っても構わないと腹を決めました。
なお、熟語の音読みで、見出し語になっていないものでも、他の見出し語から読みが推知できるものがあります。これは、読めればよいと割り切り、意味を他の辞典で調べることは割愛しました。
私は、成美堂本試験型(但し、2002年版)と、一ツ橋出版の合格ノートは全部やりました。この問題集には、「辞典」「四字熟語」の見出し語も結構ありますが、「辞典」「四字熟語」に出ていない熟語の問題も少なからずあります。18-1の受験直前、時間もなくて見直ししませんでしたが、「辞典」「四字熟語」の見出し語かどうかをチェックしておいて、見出し語だけを見直すという方法もあったかなあと思っています。
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