(21.3.4 20-3を踏まえ修正)
熟字訓を除き、「辞典」の音訓に絞り、その内、「辞典」・「四字熟語」の見出し語で使われていない音訓は憶えない(但し、過去問出題音訓で「辞典」に載っているものは例外的に憶える)。
1,熟字訓・当て字を除き、「辞典」の音訓以外は憶えない。
当初、「必携」の音訓を全部憶えようなんて意気込みましたが、こんなことは、少なくとも私の頭では不可能です。「必携」の訓読みについては、ささきしげき様が夙にご指摘のとおり、音訓表の凡例に、「通常の辞書では字訓としていない字義を含んでいる」と明記されています。例えば、18-1で間違った覬について、
「必携」には、ねがう、のぞむ、こいねがう
という3つの訓が載っていますが、
「辞典」の訓は、のぞむ
だけです。私の場合、のぞむ一つも憶えられないのですから、3つを憶えることは到底不可能です。だから、必携のねがう、こいねがうには( )を付けて、憶えないとしました。
「必携」には載っていて、「辞典」に載っていない訓は、過去は出ていましたが、SIMO様との遣り取りのとおり、14-3以降は読み問題では出題されていません。この点は、準1級や常用の表外音訓も同様だと思います。また、訓の書き取りについては、唯一呷るだけが親字欄の下に訓読みの記載がないのに出題されていますが、それ以外は出題されていません。
音読みについても、14-3以降調べた範囲では、「辞典」に載っている音読み以外は出題されていません。同じく、出題された四字熟語の読みは孰れも「辞典」の音に載っている読みです。従って、 「必携」に載っていても、「辞典」に載っていない音読みは学習しないとしています。
2,[辞典」に載っていても「見出し語」のない音訓は、過去問出題語以外は学習しない。
「辞典」の音訓にはあっても、「辞典」・「四字熟語」の見出し語からは解けない過去問については、まだ途中ですが別記事(音読み、訓読み、書き取り)に纏めています。毎回、出ているのですが、過去問出題語以外(即ち広義の三点セット以外)では、読み、書き取り併せて、1~13点です。 従って、これは全部出来なくても、他が出来れば十分合格点に達します。
なお、「辞典」に見出し語が全くない1級漢字でも、「辞典」の音を使った四字熟語の見出し語は、例えば12-1の濫竽充数(らんうじゅうすう)のように出題されると思います。
「辞典」「四字熟語」の見出し語、過去問という広義の三点セットを憶えるのも大変なことですから、過去問を除き、見出し語のない音訓は学習しなくても十分合格点に達します。 「本試験型」も見出し語のない音訓は間違っても構わないという方針でやってきました。
勿論、満点を狙われる方や、そんなせこい事を考えずに、問題集などで出てきたものはどんどん憶えるという方は、寧ろその方が常道だと思います。上記に述べたことはなかなか憶えられず、すぐ忘れてしまう人間の足掻きです。
尚、広義の三点セットを全て学習するのも大変ですから更に絞り込んで、「狭義の三点セット」としています。
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