鑿壁偸光 漢字検定一級抔

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問題集を解き続ける  「本試験型」第7回

2007年02月10日 | 参考書・問題集

18-3は合格点に達しましたが、1級の学習は、5年以上継続しており、今や、私にとって牢固たる趣味になっていますので、学習は継続します。1級ブログを運営しているのに、学習を歇めてしまっては本末転倒=釈根灌枝です。

18-1(6月)から18-2(10月)にかけては、問題集は月1回しかしませんでした。得点は、170点144点へ、26点下がりました。18-2から18-3にかけては、問題集は週1~2回しました。得点は、31点上がりました。

必ずしも問題集を解く頻度だけで上下している訳ではないでしょうが、人は忘れる動物です。問題集を解いて、忘れたことを自覚し、復習していかないと実力の維持は覚束ないでしょう。また、更なる向上を目指すには、語彙力増強が必要です。19-1に向けては、帳面作りもしたいので、今のところ、週1回のペースで問題集を遣っていこうと思っています。

ということで、途中まで解いた「本試験型」の第7回を解きました。正答率79%。「三点セット」だけで高得点がとれることは今回も確認できましたので、第2回と同じ方法で、間違った問題について、「三点セット」以外の問題、その他出題可能性がないと思う問題を除外した修正正答率は84%でした。四字熟語、熟字訓、対義語・類義語、文章題書き取りが8割を切りました。

この第7回は、18-3よりも難しいと思います。随分昔、どこかのサイトで、「本試験型」は、本試験より難しい、140点くらい取れれば本試験の合格水準に達するというご意見を読んだ記憶があります。その後、本試験の問題も変化していますので、今でも140点程度でOKと言えるかどうかはよくわかりません。ただ、この問題集で合格点が取れれば、現在の本試験の合格水準に達しているとは言えるでしょう。

書き取りでは、相変わらず、以前は書けた熟語が書けない(ex,×苛積 ○呵責)とか、部首間違い病(ex.放射線被曝を、原爆被爆の爆と間違える、曝は準1級)とか、一部書き忘れ病(ex. 霓裳(羽衣)、倉廩の裳、廩の鍋蓋を忘れる、裳は準1級)とか、一部書き間違い病(ex.放埒の埒の寸を子にする)とかしています。賽の河原のようです。

熟字訓の読みも混乱しています。

鉄脚梨(ぼけ ×やつで(=金剛纂、八角金盤)
雎鳩(みさご ×みそさざい(=鷦鷯)
仙毛欅(いぬぶな ×ぶな(=山毛欅)
やご ×たがめ(=水爬虫) これは18-1で出題されて、そのときは読めたのだけど・・。

以前書いた復習方法や、学習遣り直しの範疇で書いた方法での復習も継続します。

 なお、この第7回に、18-3で出題された故事・諺【大行はさいきん(細謹)を顧みず】が載っています。これは、準1級の10-1で出題されたものです。今回も、準1級・常用漢字は相当数出ています。1級合格のためには、式神様のサイト「完全攻略 漢字検定 第五章」のとおり、準1級合格の実力を有することが前提と言えるでしょう。



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