EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

フランダースの犬

2008年02月23日 | 日記
最近鼻の調子が悪く鼻血が出ます。。。

まだまだ旅行日記は続きます。。。。


今日はフランダースの犬の舞台、アントワープ。


列車を間違えて、鈍行に飛び乗ってしまい、
非常にのんびりした列車の旅が始まりました。
通常3、40分くらいでつくはずが、
1時間過ぎても着かないので、ようやくこの列車は鈍行なのだと
気づきました。
お陰で、観光は急ぎ足気味。
またゆっくりいつの日か、、、


まずは、ルーベンスが亡くなる前まで25年くらい住んでいた
「ルーベンスの家」へ。

バロック風の大邸宅。
お庭も綺麗で、其処には1本大きな木が立っていました。
当時から立っていたのかなあ。。。
お庭は冬なので、とても寂しい色でしたが、、、

中はルーベンスと同年代の画家達の作品が飾られた美術館になっています。
しばし絵画鑑賞したら、メインの教会に行く時間が!!!
ダッシュで、フランダースの犬の舞台へ!!



日本でだけはアントワープといえば、フランダースの犬。

そんな日本人のために、ネロ君の銅像までたったようですが、
そのお目当てのノートルダム大聖堂にお買い物に時間をとった私達は、
走ってむかう。教会が閉まる30分前に到着。
ほとんど人も居なくて、静まり返った大聖堂で
時間を忘れて見学する事ができました。

この教会170年くらいの歳月をかけ建てられたものだそうで、
その厚い信仰心には完敗です。

すごく大きな教会です。
ネロ君が最後に見たルーベンスのキリスト磔刑図。
サイズ一杯に描かれた人物像がすばらしい迫力で描かれていました。
少しくらいけど、フランドル絵画の落ち着いた色彩と
際立った表現方法は、静かなひと時を与えてくれ、
とても好きです。

その横には、
聖母マリアを称えた小さな礼拝堂がありました。





このマリア礼拝堂が10世紀に建てられたそうです。
それから1000年近く、教会は幾度となく形を変え、
火事で大部分が焼失したり、偶像破壊活動に略奪など。

今では、フランダースの犬の影響で、日本人も多く訪問するのか、
日本語の解説も置いてあります。。。

マリア礼拝堂で熱心にお祈りする人が数人いました。
この聖母マリア像は、1000年以上にもわたり、
アントワープの守護聖人として、
人々の悲しみを拭い癒す大切な存在だったのだと感じました。
ヨーロッパの大聖堂は、すばらしい芸術作品の宝庫ですが、
それだけではないのですね。


甘き日々

2008年02月23日 | 日記
今日友達から、お花柄の可愛いティーポットとカップを頂きました

嬉しくなり、早速音楽院のすぐ近くにある、Le palais des Thes紅茶専門店へ。

フレーバーティーや日本茶など種類も豊富で、
良心的な価格が嬉しい。

30分くらい全種類におって、うん、これがいいかな、
あれがいいかな、と試飲などもして、
そうとう集中して吟味していたのか、
若干気分が悪くなりました。は、、、繊細。。。。

アールグレイにブルーのお花が入った、少し香るフレーバーティーをチョイス。
たまに紅茶に混じってるこのブルーのお花。
色が綺麗で、すごく好きです。
これはなんのお花なんでしょう。


やっぱり美味しいお茶って、大切ですね。

ほっこり~~



それから、最近はまっているものをちょっと紹介。


一押しなのが
ベルギーの友達に教えてもらった、マロンのペーストにプレーンのヨーグルト。

これは、本当にお勧めです!
マロンの甘みとヨーグルトの酸味がとっても合います。

日本であんまりこういう缶詰見たことなかったのですが、
是非お試しあれ!!

ジャム。
日本に居るときは、ジャムなんてほとんど食べなかったけど、
ビンも可愛いし、スーパーにずらっと並んでいると、
なんだか集めたい衝動に。。。
これは日本でもおなじみだとはおもうのですが、
Bonne Mamanのジャム。

毎朝の私の定番です。


それから、スプレー式のホイップクリーム。
これは、まさにデブの素!!
コーヒーの上にのっけると簡単に
カプチーノもどきが出来きちゃいます。

たまに学校が大変で、ストレスが溜まると、
無意識に冷蔵庫を開けて、
生クリームだけ食べたる 生クリーム病 が発生したり、、、、、
夜中に。。。。

恐ろしい生クリーム。


それから、それから、洋ナシ君にかなりお世話になってます。
本当に美味しいし、安い。
(と東京都知事に言いたい。。。)

ライムでレモンティーでなくライムティーとか。
香りがよくて結構はまっています。
濃い目の紅茶に、沢山砂糖をいれて、
たっぷりライムを絞ります。


それから、やっぱりチョコレート。
たまにワッフル。
ワッフルはスーパーで10個1ユーロ弱で買えちゃいます。。。

完全に糖分危険信号です。

女性のツボをつきまくる美食の国ベルギー。

フランス観光地ぐるり旅

2008年02月20日 | 日記
まずは、やっぱりヴェルサイユ宮殿。
鏡の間で一枚。

なんとも残念な事に、宮殿の正面は大工事中で写真は今回取りませんでした。
ヨーロッパ、歴史が古い分、いたるところ、工事中。

今回、人物入りの写真ばかりをとってしまい、ブログに載せるために、
もう少しきちんと取るべきだった~
ちょっと恥ずかしいのですが、
まあ、少しでも雰囲気が伝わればいいなと思って紹介します。

といっても、今日は有名どころばかりですが、
フランスのゴージャスどころの写真を紹介して、
パリ旅行を終わりたいと思います。

上から、ノートルダム寺院。
バラのステンドグラス。

前回訪れたときは、丁度ミサ中。たしか夕方だったけど、
沢山の人がお祈りに来ていました。
オルガンの音も、オルガニストも素晴らしかった。

それから、サントシャペル。
ここも一部工事中でした。。。

一面ステンドグラスに囲まれていますが、
今回、夕方に訪れて、日があまり差し込んでいなくて、
暗く、ちょっと残念でした。午前中がいいんだったかな。
ここは、本当にお勧めの場所です。
まばゆい宝石箱みたい。

一面のステンドグラスには、聖書のお話が描かれていて、
現地には、日本語の解説ボードも置いてあります。
それを見ながら、一つずつ、ステンドグラス鑑賞を、、、と思いましたが、
全然上の方とか見えない。。。
ここに訪れるだけで、素敵な気分を味わえます。

地面や壁にステンドグラスの反射が映るのを見るのが凄く好きです。

最後の写真はクープランが弾いたオルガンのある教会。

この3つとも歩いていける距離にあります。
丁度、オルガニストが練習中で、音を聴くことができました。
何度も同じフレーズで、色んなストップで音色を選んでいたようで、
なんだか得した気分になりました。
そんな機会に出会えて感謝しました。


つきなみですが、教会が本当にいたるところにあり、
鐘がなると、未だに、ああ、ここはヨーロッパなのだなあと
実感します。


フランスでは、学生旅行なので、レストランにはほとんど入らずに、
街角でクレープを買って食べたり、フランス名物の豆コロッケが挟んだピタなどの食べ歩きでしたが、それもまた気軽で楽しかったですよ。

日本のクレープはフルーツや生クリームがたっぷり
豪華で美味しいなあと思いますが、
こちらのバターを溶かして、砂糖をまぶしただけの熱々のクレープが
気に入りました。とても素朴で好きです。
家に帰ってきてからもはまってしまい、
よく日曜日の朝食に食べています。


春に大きな古楽器展示会があるらしく、新しいリコーダーを探しに、
また行ってみようかなあと思っています。







ルーブル美術館

2008年02月19日 | 日記
未だパリの事を書いていますが、
今は、ブリュッセルに居ます。。。。

今日はルーブル美術館のお話。

私は小さいときから、凄く絵を書くのが大好きでした。

よく母親と2人で公園に絵をスケッチしに行き、
私は絵を描くために生まれてきたのだ!!
と幼稚園だか小学校の時思っていました。
美術の方が、音楽よりも得意だったような、、、、。

そう、私の名前は、絵美なのだ!!

もちろん今はへたくそで、もっぱら見るほう専門。

話はさておき、
ルーブル美術館は、大きすぎ!!

感想は、大きすぎ!!
未だ、彫刻の展示には行ったことがありません。

今回は友達も一緒だったので、有名どころと、
もっぱら、笛や古楽器の絵探し。
まさにオタクさ満載。

絵画は全然詳しくないのですが、
今回は、時代、背景事に分かれている見やすい画集があったので購入しました。


夜寝る前に何ページづつか見て、寝ていたのですが、
14、15世紀ごろは、宗教画や神話題材のものが沢山あり、
やはり、悪魔やサタンの絵、
聖ヨハネの首だけの絵などを見てから眠りにつくもんだから、
夢に、誰かの足がリアルにちぎれていたり、
誰かが無残に死んでる悪夢ばかり毎日見るので、しばらくして
寝る前に読むのは、止めました・・・・。
怖いったらありゃしない。。。。





何気なく大きな絵を見ていたら、絵の中央部分遠くのほうに、
ダフネが描かれていました。
丁度ダフネのレッスンを受ける前だったので、
なんだか嬉しくて、パシャリと。。。。

家に帰ってもう一度歌詞を読み直してみたら、
なんだか泣けてきました。。。



ダフネの旋律も凄く好きなのですが、歌詞が凄く好きです。

ダフネの懇願がなんとも清らかで、
しかし、自分の命と引き換えにしてしまうなんて、
すごく悲しくなってしまいます。


哀しい恋の歌。。。
      
    長いから省略して、、、



ダフネに恋をしてしまった神アポロ。

お願いだ、おお、ダフネ、お願いだ、
お願いだ、おお、ダフネ、お願いだから。

愛しい人、戻っておいで、そして、赤い唇を合わせよう。

ヴィーナスの鳩のように、彼女は逃げ去り、
赤い血が彼女の長靴を流れ落ちた。

彼の哀しげな求愛を彼女はなおも拒み、

助けて、ダイアナ、私の名誉を守って。
みだらな欲望がそばいいるわ。
静寂で清純なダイアナよ、助けて!

大地が私を清らかなままにしておくか、
すぐに私を呑み込むかさせてください。


ダイアナは彼女の願いをきき、
彼女を月桂樹に変えた。


ダフネが願いどおりに変えられたのをみて、
アポロは驚いて立ち尽くした。


一生あなたを愛しますと、
アポロは、月桂樹の枝を切り、冠とした。

 愛するダフネよ、私はお前の事を忘れない。
その証にこうして、冠を作り、いつまでも私のそばにおいておこう。
そればかりでない。

戦場で、あるいは球戯場で、すばらしい勲しを立てた若者には
きっとお前の枝を与えて頭を飾らせよう。




古代オリンピックから勝者の頭に月桂樹の冠、の由来はここから来ているそうです。


有名な歌の歌詩は、さらば!不実なダフネよ、、

とアポロの嘆きで終わっています。
ダフネが愛を知っていれば、、、

ダフネの結末か、アポロの結末か。
どっちも悲しいです。。。。


が、

最近読んだ神話の面白話みたいな本に書いてあったのですが、、、
実は神話はこんな落ち。


もともと、ダフネは、清いからだのままでいます、
と女神に誓いをたてていました。

そして、アポロはというと、、、、


永遠に年をとらない、幼子エロス。
無邪気なこの神のもつ金の矢に当たれば、たちまち恋に焦がれ、
鉛の矢にあたった相手は、どう愛されても一向に好きになれないという。
アポロが、金の矢。ダフネが鉛の矢。

というのも、アポロが、エロス君を少しからかった罰だったようです。

もともと叶わぬ恋だったみたい。

落ちといえば、浪漫がないので、
運命には逆らえない、、、という事、、、なのでしょうか。。。。

モンマルトルと白

2008年02月16日 | 日記
パリで特にお気に入りは、モンマルトル。

色彩がとても可愛い映画「アメリ」の舞台となった場所で、
私の大好きな場所の一つ。


冬の枯れ木とモンマルトルも素敵だけど、
やっぱり青い空に、白い建物が映えるので、
上の写真は、一昨年の夏の写真をひっぱってきました。

モンマルトルの安宿にその時は滞在したのですが、夜、花火大会があるという事で、モンマルトルの丘に登り、見学しました。
何で、花火があがったんだろう・・・忘れてしまいました。

夜にパリを一望するのも素敵だったけど、
ここは、昼間が素敵な場所だなあと思います。



モンマルトルの丘。
パリで一番高いところに位置する小高い丘になっており、
頂上に、サクレ・クール寺院が建てられています。


向かって左側の界隈がとても雰囲気があり、凄く好き。

白を基調とした建物が並んでいて、冬といえども家々には
可愛いお花が育てられていました。

少し下のほうに下ると、パリの下町情緒が垣間見れ、
パリ中心地の絢爛豪華な歴史建造物達とはまた違った顔を覗かせてくれます。



多くの画家に愛され、皆絵にした場所。
ユトリロやピカソが生活し、モディリアーニは自殺、その妻はすぐに後追い自殺した場所、ロートレックやルノワールもこの場所を絵にし、
エリック・サティーの家もある。沢山のドラマがあった場所なのだと思います。


日本で布教活動した、フランシスコ・ザビエルがイエズ会を誕生させたのも
ここモンマルトルらしいです。

大変由緒ある土地のようですが、
丘を下れば、結構ゴミゴミしていて、土産屋さんが立ち並び、
観光スポット!!って感じです。
私はまだ言った事がないけど、ムーランルージュが近くにある。

少し裏道を入れば、危ない場所のようで、友達は、中学生連中に
喝あげされそうになった場所でもありますが。。。


とりあえず、詩的感覚を養えそうな、モンマルトルの丘。
のんびり歩いて、クレープを丘で食べて、ゆったりした時間を過ごしました。

 テクテク テクテク




パリ あこがれ

2008年02月15日 | 日記
パリの夕焼け。セーヌ川、ルーブル美術館の帰り道の一枚。

滞在中は毎日とても寒かったのですが、お天気には恵まれ、
こんなに美しい夕焼けがみれました。
これだけで、来て良かったと思った。

ブリュッセルから1時間20分ほどで、パリに着きます。
電車で大阪から京都に行くような感覚。

2週間以上前にフランスの国鉄サイトで予約すれば、
ブリュッセルーパリ間のタリス(新幹線)の往復券も
正規の片道券よりもずいぶん安い。


本当は、パリに行きたいと思っていたのです。

パリはやっぱり華やかで、皆が言うように
なにか町からエネルギーをもらえる気がします。

ただ単に好きというだけなのかもしれませんが、
やっぱりキラキラしていてあこがれる。


絵になる場所が至る所にあり、凄く刺激的なのかもしれません。

まさに芸術の都パリ。

憧れは大切な宝物のようにたまにで良いのかもしれません。
なので、住む場所をブリュッセルに選んでよかったなあと思っています。
ブリュッセルのほうがのんびりと、随分気ままで、私には
合っているかな。。。。
こっちに居る間に何度パリに遊びに行けるでしょうか。
出来るだけ足を運べたら幸せだなあ。


メトロのLouvre-Rivoli(ルーブル・リヴォリ)駅。
ルーブル美術館の近くの駅。
ルーブル美術作品のレプリカがいくつも飾られ、
照明も工夫されていて、なんとも言えない雰囲気のある美術館駅でした。

パリのメトロ、一つ一つ変化に富んでいて
美へのこだわりが素晴らしいなあと思いました。
もう少しお掃除したらいいのになあ。。。
日本は地下鉄も清潔だなあと感じます。ただ面白くない。


穴あいた

2008年02月11日 | 日記
アパートの壁に穴があいてしまいました。。。

前の住人が壁に棚をつけていたので
そこにわんさか考えずに楽譜を積み上げていたら、
重さに耐えれなくなった棚は見事に落下。
壁は穴ぼこ、砂まみれ。。。

その日は、室内楽の試験で、体調もよくなく、
昼と夕方に、リコーダーDUOと
リコーダーコンソートを演奏しました。

なんか最悪な出来で、落ち込み、、、、

そういえば点数も評価も聞かずに帰ってきてしまいました。
明日学校に張り出されているのかな。。。


前日に友達が日本から遊びに来てくれていて、
室内楽の試験が終わって大急ぎで家に帰宅し、
パーティーを開きました。

棚がズレ落ちた壁を急いで応急処置して、
その友達をコキ使って大急ぎで料理して、
みんなを待つ。

色んな手土産を持って来てくれて、
お好み焼きでも作ろうかと思っていたけど、
前菜でおなか一杯に。

試験の事はすっかり忘れて、みんなで飲んで食べて
話して。

音楽学生や、楽器を売ってる友達が
自分のヴィオラ・ダ・ガンバをもって来てくれて、
ガンバの学生に手ほどきを受けたり。




その友達が帰る前に、
ベルギーの友達がおうちで
パーティーを開いてくれました。




旦那さんがユダヤ人で、ユダヤ料理を沢山作ってもてなしてくれました。




別の友達もベルギーの家庭料理を作ってきてくれて。
集まった人みんな音楽家。


写真大きすぎるかな。
ブログを始めてようやく、大きな写真を載せるやり方がわかりました。。。
重くなるので、もう少し次から小さくしましょ。。。


先日そのお友達を空港に送りにいきました。
見送る方が数倍悲しい。

自分がベルギーに発つときも見送ってもらって、
お昼のメロドラマばりに泣いて感動の別れを悲劇のヒロインのように
味わいましたが、ベルギー生活の不安も助けてか
その悲しみは自然に無くなり、電気が止まるは、引越し先探すはの
怒涛の日々が始まるわけですが、
今回の見送りで、初めて日本に帰りたい衝動に駆られた。
ホームシックってやつなのでしょうか。
今までも言葉が通じない疎外感から孤独を感じる事は
日々ありましたが、それとはまた別の、
ぽっつーーーんという孤独感。

なぜかうどんが食べたくなり、
ここ4日間、昼、夜全部うどんを食べています。
どんだけ、うどん子やねん・・・・


そんな心とはうらはらに、ベルギーはここ数日、何ヶ月も見た事ない
晴天続き。

お天気にずいぶん助けられて、今日でバカンスも終わり、
音楽院が明日から始まります。

明日はまたフランスから、初期イタリアンの即興装飾の先生が来てくださり、
レッスンとレクチャー、バイオリンの先生のレクチャーも明日あるようで。
なんだか始まる前から胸焼けしそうです。。。。


ところで、ガボっとあいた穴、どうしましょ。。。。



愛着わいてきた、この可愛いアパート。
実は9月でさようなら、なりそうな事が今日分かりました。
ううう。また引越し先を探さなければなりません。

のだめ in BRUXELLES

2008年02月10日 | 演奏会
ブリュッセルにはおしゃれなアールヌーボー建築の楽器博物館があります。
もちろんリコーダーや古楽器をはじめ、様々な時代国の楽器を所蔵しています。

毎月第一水曜の午後は無料の日という事で行ってきました。

楽器には触るべからず!!
こんなんしてたら怒られますよ・・・

たまたま、アイリッシュをはじめヨーロッパ民謡を演奏するグループの
生演奏がありました。


みんなベンチや階段に座ってしばし耳を傾けていましたら、すぐに閉館になってしまいました。。。。あらま。

また来月行ってみようかな。

知り合いがずいぶん昔訪れた際に、チェンバロを触らせてもらえたそうです。
今は無理なのかな。
オリジナルリコーダー、吹いてみたいなあ。
ここには、ルネサンスコンソートセットも所蔵されており、
渋いたたずまいでガラスケースに収められています。
どんな音がするんだろう。。。。。

ここの博物館には、楽器別に収められ、
ヘッドホンでその楽器の音色を音楽で聞くことができます。

ちょっとユニークなのが、楽器展示階とは別階の
少し大きなスペースに、
古楽器がオーケストラ配置で並べられており、
ヘッドホンからこれらの楽器で演奏されていましたと
モンテベルディーのオルフェオが流れます。
沢山の楽器を所有しているからこそできるんでしょね。
しかしちょっとマニアックで、好きです。


ベルギー旅行

2008年02月09日 | 日記
ベルギー旅行。
まずは、私が住んでいるブリュッセルの観光地をご紹介いたします。

グランプラスの夜。
少し前にクリスマスのグランプラスをご紹介いたしました。
写真のバックは、ブリュッセル市庁舎。

後期フランス・ゴシック建築15世紀半ばに立てられ、17世紀には
ルイ14世の攻撃の被害にあったものの、
5年後にはもとの姿に再築されたそうです。

中世の石畳の上に荘厳に立てられたこの建物は、
夜、その石畳に光が反射して、とても美しいです。
夜の見学がお勧め。

グランプラスを取り囲んで、この市庁舎やブラバン公爵の館、
ギルドハウスに、ビール工場(つまらないらしい。ビールは試飲できるらしい)
ミュゼなどが立ち並び、やりすぎー、、、というくらいの迫力です。


文豪ビクトル・ユーゴが「世界で最も美しい広場」と賞賛した
ここグランプラスは夏場やクリスマス時期はイルミネーションも工夫され、
ブリュッセルのおなじみ観光地の一つ。



ここから少し歩いたところに、



ジュリアン君。

世界3大がっかり名所のひとつとか言われているらしいです。
初めて連れて行ってもらったとき、

は、これ・・・・・・ちっちゃっ、、、

という感想しかありませんが、
ジュリアン君の周りにはいつも観光客が溢れ、
町の人気者。
1619年生まれの
「最も年をとったブリュッセル市民」と愛されているらしい。


この小さなジョーク、ベルギー人ぽいなあーと感じます。
なぜなら、ベルギー人は小さい小さいジョークがすごく好きな気がするので。
まあ、大阪のお笑いはわかるまい。。。。
いつの日かフランス語で対決できるだろうか。
まず、のり突っ込みを伝授?そんなの面倒すぎますが。。。


脱線しましたが、

このおなじみ小便小僧。今日は裸ん坊。

ここから少し坂を上がったところに音楽院の別館があるので、
たまに彼に会いに行くのですが、私が行くときは大抵裸ン坊。

面白い服を着ていたらまた写真をUPしたいとおもいます。

彼の衣装コレクションの美術館まである。

お洋服を着始めたきっかけは、ルイ15世が金の上着をプレゼントして以来。
彼の軍人がジュリアン君を盗み捨てちゃった事件をわびて飛び切りのプレゼントをして以来、世界各国から彼のお洋服がプレゼントされているらしい。

面白いのが、たまにおしっこならず、ビールを放つ日があるらしい。


ちなみに私はまだ見た事ないけど、少女バージョン(トリビアでもやっていたらしい)もあるらしいです。写真はみたけど、なかなか衝撃的映像でした。。。



この辺りは大変ゴミゴミしているけど、
いつも活気があって、私は結構好きです。

音楽院の別館がこの近くにあるので、
帰り道、グランプラスを抜けて、しばらく歩くと、大きな中華スーパーがあり、
お米や日本食などを買いこんで、また石畳の歩きにくい道を帰宅したり。

フランス オランダ ベルギー旅行

2008年02月08日 | 日記
試験が終わり日本から遊びに来てくれた友達と2週間毎日いろんなところを旅してきました。ベルギーはゲント アントワープに、パリ、ヴェルサイユ、
アムステルダム。沢山の人に出会い、語り、沢山の芸術に触れた2週間でした。
徐々に写真をUPしようと思います。

とりあえず感想はこんな感じ。