EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

中世コンサート

2013年03月29日 | 演奏会
本文
中世音楽コンサートに出演しました。
中世音楽、本当に美しい曲ばかり。特に今日は改めてハープという楽器の美しさを自分自身で再確認し、中世ハープも面白くなってきました。
帰宅後、ルネサンスハープの弦の張り替え。

いまこんな事になってます。張り替えた後直ぐは、笑えるほど狂います。二日くらい度々調律すると安定します。
ブリュッセルは今日はまた雪が降りました。すごく乾燥しているので楽器にはよく無いけど、響きはよくなります。
有名なチェンバロ、オルガニストが、冬の教会で演奏すると音が格別に綺麗だと。

もうすぐ四月。パックの季節に雪なんて、、、

タブラチュア勉強

2013年03月23日 | 演奏会
タブラチュアから楽譜をおこしてます。左がバロックギター、右がリュート。ハープで歌の伴奏を弾く様に勉強中。いわゆるギターコードのスコア表です。初心者でも見たまま弾いたら音楽になるという原理。運指からアーティキュレーションもわかり、どういう伴奏を求められていたか分かり大変興味深いです。ハープではギターバージョンはベースを付けたし、リュートは音をたして弾きます。コーヒーとおやつと静かな空間が無いと無理。
リュート弾きにはこれが音符なのです。五線譜🎼に馴れ親しんだ人にはメロディーが頭に流れてきませんが、世の中に沢山のまだ出版されていないタブラチュアや、五線譜の楽譜が無くてもオリジナル楽譜で演奏出来るので今後必須作業。。古楽奏者は演奏するまでの道程は結構長いのです。

今朝は寒さと乾燥から弦が切れました。。。



スペインバロックコンサート

2013年03月23日 | 演奏会
歌とヴィオラ・ダ・ガンバコンサートの通奏低音で一昨日スペインバロックコンサートに出演しました。

プログラムはイベリア地方のルネサンス・バロック初期の作品と、イベリアの民謡を取りあげ、
控室には、10何台もヴィオラ・ダ・ガンバがありました。

スペインバロックは最近では大人気のサバールの影響もあり、耳にする機会も増えてきましたが、
日本ではあまり取り上げられていない気がします。

スペインは情熱的な音楽、ダンス曲は恐らくすぐに想像することができるとおもいますが、
スペインの宗教曲は、格別に神秘的で美しいのです。当時のピュアな信仰心が感じられます。
スペイン絵画も同じくですが、イタリアンバロックに近いのですが、スペイン独自の
温かなヒューマニズムも感じられ、とても親しみやすいと言えると思います。

スペインで生まれた、クロマティックハープという、弦がクロスに2本張られた特殊なハープがあります。
ヴィウエラという変わった形のギターもありますが、そうした楽器の為に書かれた曲があり、
これからヒストリカルハープをやるに当たり、勉強していこうと思っているところです。
そのうち、バロックのクロマティックハープもやりたいなと思っています。

アカデミーのトリプルハープを使って演奏しました。ヴィオラ・ダ・ガンバコンソートと歌とハープ、 とっても調和して
本当にきれいな音楽で満たされました。通奏低音を初めてまだ間もないのですが、いい機会を与えてもらえたことに感謝です。










蚤の市

2013年03月17日 | 日記
私の家の通りは、蚤の市が毎日ある公園と家具屋や古着屋が並んでいて、日曜日も開いてる、地元の人の散歩コースになってます。探し物で、ぶらり3時間。





お気に入りのアクセサリービーズ屋さん。雑貨や服もあって、日曜日もあいてます。



今週スペインバロックのコンサートがあって、衣装は黒に、赤か黄色のものをプラスしてと言われたので、スカーフ50セント、とハープを置く小さな台5ユーロを。お目当てが見つかりました。



春よ来い

2013年03月15日 | 演奏会



長い冬もそろそろ終わるかなあ。。。木も凍って真っ白。

昨日世界三大音楽コンクールが行なわれる音楽院のコンサートホールが雪のせいで、雨漏り、水浸しで使えなくなったそうです。。。。いつ復旧するんだろう、、、、

フランスに最近よく行ってるのですが、パンが美味しい。ブリュッセルでも美味しいパン屋を探すのが最近の私の流行りです。今日は久しぶりに美味しいパンに出会えました。明日の朝が楽しみ^_^

ざらめが乗った甘くてやわらかいブリオッシュというパン。八百屋のイチゴが安くなってきて、花屋もチューリップが。春はもうすぐかな。雪は随分と溶けました。

ノログ脱

2013年03月12日 | 日記
日本でIpodを買った来たのでこれからは簡単に投稿できそうです。



前から行きたかったパリの老舗文房具屋で、万年筆を衝動買い。楽譜を万年筆でかくのに憧れておりました。



お客は私だけでしたが、テレビ取材が来たので、10分でお店を後に。
一枚づつ売られた便箋や、一生大切に出来そうな日記帳とか。。






その向かいには、モダンな文房具屋。朝早かったのか、閉まってた。




KIMONOYAという日本雑貨屋。


ミニハープを担いでの移動の合間の15分。素敵な通りでした。。。


吹雪の一日

2013年03月12日 | 日記


フランスから帰ると、一気に冬に舞い戻り、2日前のこのフランスの写真とは、真逆の大雪のブリュッセル。。。

アカデミーに向かいましたが、途中足止めをくらい、休校にしてもらい、引き返してきました。戻れないかとヒヤヒヤしましたが、3時間かかって我が家に。。一日であんなに積った雪も、解け始めてきました。。ブリュッセルの春はいつ来るんだろう。。。