EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

写真撮影

2013年04月29日 | 日記

春になるとこの大きな木の大きな花を目にします。マロニエの種類で、、、なんて名前かいつも覚えられない。。。いま満開中。春は来たけどまだまだ寒い。。。

今日は写真展示会のモデルになり、写真を撮られました。楽器と一緒に。いざ、とってもらうと、恥ずかしくて笑えないし、Emi今日はスターだよ!とかおだてられても、楽器が古楽器なので、ふむ。。。冷めてる自分。。。朝からハープを運んで、雨は降るし、化粧もちゃんと出来ないし、鏡も見てないまま、撮影。。。出来上がりを見るのがかなり、恐いです。どうやら、展示されるらしい。。。こんな事なら、日頃から美容と体型気にしてたら、よかった。。。。とほほ。


明日はアカデミーのリコーダークラスのコンサートです。


いいオルガンがあって、伴奏はプロのオルガニストとリューティスト。
恵まれた環境だなあと思います。
しかもみんな歌も上手いので、ダウランドの歌もプログラムにいれました。
明日の為に、泣いたり笑ったり、、、こんな大舞台で演奏出来るなら、みんなも頑張りますよね!

何でもそうだけど、目標が無いと、前には進めない。この数ヶ月の自分の進歩を自分で感じてもらえたらいいなと思います。それは、今後の大いなる励みになりますから!


中世音楽セミナー

2013年04月25日 | 日記
ゲントで12.13世紀中世ヨーロッパ専門の音楽学者が講義、マスタークラスが開講されました。私は、最近14世紀の音楽を演奏する機会も多いのですが、今日は、もう一つ前の時代。
グレゴリアンからすこし進んだ音楽です。

午前中は、どのように楽器を復元するか、絵画や石碑から読み取れる内容など、楽器の構造やら、今殆ど演奏されなくなった楽器や、楽器の素材など。

美術館に残る、絵画、楽器は、後の時代に、時に別の国に持ち込まれ、ビジネスの為に別のスタイルに改造されたものが山ほどあるので、やはり、今よく耳にする音楽とは少しまた研究の仕方が変わります。

しかし楽器の音があって、始めて楽譜が音になる。響きが変わります。どの楽器を組み合わせるのか、羊の腸でつくられた弦なのか、スチール弦なのか。10世紀の書物にはすでに、
スチール弦のはられたプサルテリヨンが、、、

とあります。ハープもイングランド附近はスチールでした。

私の中世ハープは15世紀のモデルですが、まったく歴史に忠実にはつくられていません。製作者と演奏家と学者の中で解釈、選択意見が異なり、最終的に、音楽を演奏されるための楽器。
演奏家として何を選ぶか、今日は考えさせられました。

午後からは、12.13世紀の音楽の演奏実践。装飾法と、インプロビゼーションなど。
14世紀の音楽を演奏したことはあるでしょうか?

すごく知的で驚くほど技巧的で、それは現代曲と私の中で通じるものがあるほど、複雑極まりなく、それでいて美しい。12.13世紀の音楽はたくさんの装飾でかざられた音楽で、14世紀はそれに二重にも三重にも増して装飾でちりばめられた音楽です。

今日は夕方レッスンがあり、今ブリュッセルに戻る電車の中です。途中で退出しなければならなかったのが凄く悔やまれます。

(upするの忘れてました。数日前の日記より)





ベルギーの春

2013年04月22日 | 日記

ブリュッセルにも桜がちらほら、、、今満開です。桜並木にお花見、夜桜鑑賞はやっぱり恋しいですが、ヨーロッパもお花がちらほら、春がやってきました。

昨日は何年かぶりに昔住んでいたアパートを訪問。携帯の番号が全部消えてしまい、突撃訪問でしたが、昔の同居人は今尚健在でした。

私の部屋はイタリア人カップルが住んでいるそうです。大きなサロンには、アンティークのイスやピアノ、絵が飾られ、かわいいバルコニーがあって、晴れの日はそこで、お茶やお酒を飲んで、話の内容は、いつも恋愛話か、人生不平等だ、、っという具合。昨日も変わらず。

あの頃は、リコーダーマスターを卒業する留学二年目だったので、殆どの時間は部屋にこもって練習、勉強していて同居人との時間や、異文化コミュニケーションができず、大げんかして、私は家出して、引っ越ししたのでした。もう、四年も経つ話。

あの頃は、自分の思う事をフランス語で全然言えなくて、コミュニケーションを自分から絶っていました。

二年で帰るつもりで、その最後の時期でした。それから色々あり、ベルギーで暮らす事になって、5年半。

昨日は同居人だった彼女と、短い間でしたが、色々人生話なんかして、10ヶ月という短い同居生活で、ケンカもたくさんしたけど、今、私には、よい相談者のような、少し家族のようなそんな関係。

都会育ちの日本人同士には無い、ベルギー人特有の、、、田舎だからなのか、少し大阪の人情味にも似
た、、、、そんな何かを感じた、晴れの日の大好きだったベランダでのひと時。

去年彼女に会った時は、引っ越すような事をいってたけど、家も目の前の公園も、話す内容も、何も変わっていなくて、そういう全てが、愛おしくなる、それが私にとってのベルギーなのかな、、、。

tours

2013年04月17日 | 日記
今年からToursという中世の街並みがのこるフランスの音楽院にハープとルネサンスリコーダーの勉強で月一通っています。

ブリュッセルからハープを持って半日かけての移動は大変ですが、とても先生に恵まれ、私はいつの間にやら、ハープ奏者の仲間入りもしてしまいました。

もうすぐ、スペクタクルコンサートがあり、毎回熱の入った演出家と講師群に囲まれ、リハーサル。

通奏低音で参加します。
バンキエリのオペラ、"Barca"
ルネサンスダンス科も二曲ほど、コラボ。大掛かりなプロジェクトで、すごく勉強になります。演出がはいると、一気に作品が息を吹き返す感じ。




美しい街並みTours

ホームステイ先の一家。毎回フランスのおもてなしをしてくれます。

パリ2

2013年04月17日 | 日記

ショッピング






アクセサリー作りが趣味なのですが、ココは何度も来たい!



同じ物作りました。


フランスと言えば、ワインとチーズ

フランスってチーズ350種類くらいあるみたい。ヤギのチーズは苦手でしたが、黒カビのチーズは、このワインにとてもあって美味しかった。同じ地域の食べ物とワインを合わすのが醍醐味らしいです。
最近フランスによくいくので、その度に新しいチーズやお酒をみんなが振る舞ってくれます。

パリ❶

2013年04月17日 | 演奏会
本文
先週は春休みでしたので、パリ観光してきました。3日間ブラブラ気のむくままに散歩したり、買い物したり。

オートクチュールドレス展示会



シャガール展覧会。素晴らしい。シャガール大好きです。何枚も心に残る絵に出会え、感動しっぱなし。


ギャラリーが並ぶ通りを歩くと、カルバナレ美術館が、


ブルジョワ生活が垣間見れる無料美術館。オススメです。



モリエールもこんなところに!



春やすみ

2013年04月04日 | 日記

白アスパラの茹で汁はピラフにしました。めっちゃ美味しくできました。白アスパラはベルギーの春の特産物。白アスパラのスープも絶品です。粉末カップスープや瓶や缶のスープもスーパーで売られていてこちらではお馴染みです。

2013年04月02日 | 日記
春がまだ来ないベルギー。今週の天気予報に雪マークも、、、
昨日は教会でリハーサルがありましたが、コート、手袋、カイロでめ凍えるので早めに切り上げました。。

しかし、春はすぐそこ、、、食材は白アスパラがならんでいます。
束一ユーロだったので、今日のお昼に。
湯で汁を夜はリゾットにしてみようと思います。
塩の効いたバターだけで食べるのが大好きです。ほのかにサツマイモに似た甘みのある白アスパラ。今日はレッスンの時に生徒さんからイースターのチョコも貰い、春気分になりました。

毎日太陽がでて晴れているのですが、まだまだ冬。