EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

アントワープ印刷美術館

2012年07月23日 | 日記
先日、アントワープの印刷美術館に行ってきました。
16世紀に世界で初めてできた印刷工場。16世紀の印刷機がたくさん並んでいて、
すごく綺麗な状態で保存されていました。たくさんの本や、手紙、器具や、ハンコも。
そして、当時出版された楽譜も。

楽譜、めっちゃ大きかったです。びっくり・・・・。想像よりも大きいです。
写真撮りました。また是非後日掲載したいとおもいます。


そして昨日は、ベルギー建国記念日で、町はパレードやらなんやらで盛り上がっていました。
私はコピーが必要でコピー屋さんに出かけるは、店は全部閉まっていて、今日は日曜。
連休なのにスーパーにも行けず、いつも祝日がわからないで行ってみては店が閉まっている、、、
山ほどちらばった机の上の楽譜とにらめっこ中に、夜に花火が上がるらしいと友達から誘いをうけて、
全部ほっぽって、花火を観に。
こんなにまじかで花火を見たのは初めてでした。上がった後の火花が降りてくるような位置で
ちょっと怖かった・・・・。寒いなか夏の風物詩を体験。

ちょっと浴衣着てたこ焼き食べながら観る花火大会が恋しくなります。
ベルギーは屋台のにおいじゃなくて、ビールのにおいでした・・・・。


、、、、、、
ベルギーの夏はもう終わりか、、、と思っていたら、今日なんか温かい一日。久しぶりに太陽さん
私は今日は教会にこもってリハーサル。
日本のリハーサルとは違って、みんな意見炸裂なので、
正直、進まないときは進まないし、、、今日は大変でした。
まとまりそうにないので、途中切り上げ・・・・。
疲れ果てて、なんだか風邪をひきそうで、帰ってすぐに寝たので
せっかくの太陽を浴びれず・・・・ビタミン補給を逃す・・・


でも、今週からお天気で温かい日が続くようなので、お花の植木を一つ買ってかえりました。
とても小さい愛らしい植木。友達にもらった小さなガラスの器にいれて、洗面所に飾りました。
お花がここはとても安いので、たまにこうしてふと買ってみては、鉢に入れ替え、窓際に置く、、、という小さな幸せ。

気温が上がるなんて、とてもうれしいニュースなのです。
ほとんど今年は着れなかったので、もう衣替えも始めていたのですが、
まだ夏ワンピ着れるかも~









ブリュッセル 二ヴェールの教会でコンサート

2012年07月21日 | 演奏会
8月3日金曜日 19時からブリュッセル
8月5日日曜日 17時からニーヴェルでコンサートをします。

リコーダーとオルガンによるコンサート「天と地のあいだで」


是非ベルギーにお住まいの方はお越しください!

二ヴェールはまだ行ったことがない町ですが、すごく素敵な教会らしいです
ブリュッセルのシャペルロワイヤルも、素晴らしいです。響きも、オルガンもマニフィック




発表会INブリュッセル!

2012年07月21日 | 演奏会
バカンスにはいぅて、みんな外にではじめたので、少し時差で写真を頂きました。
とーっても素敵な写真ばかりなので、ぜひ掲載していきたいとおもいます。



9月から、ブリュッセルのエピファニー教会で、月一回アンサンブルレッスンを開くことになりました★
素敵なパイプオルガンと一緒に練習します★まずは、クリスマスに病院慰問コンサートなどを、、、

コンサート ブリュッセル & ニヴェル

2012年07月14日 | 演奏会
ベルギー、ブリュッセルとニヴェルでのコンサートのお知らせです。


Concert de Flûtes à bec et Orgue

Entre ciel et terre

Emi Shiraki, flûtes à bec  
Rachel Heymans, flûtes à bec
Jacques Willemyns, orgue

Une promenade musicale à travers le temps et l’espace
Transcriptions originales pour orgue et deux flûtes à bec

Codex Faenza
Ph. Van Wichel : Sonata
G.B. Riccio : Canzon ‘’La ROSIGNOLA’’ in Ecco a 4
J.S. Bach : Concerto BWV593 (après A.Vivaldi RV522)….

■ Le vendredi 3 août à 19h00 ■ le dimanche 5 août à 17h00
Chapelle royale Protestante   Collégiale de Nivelles
Place du Musée, 2   Place Lambert Schifffelers
1000 Bruxelles 1400 Nivelles


Entrée: 10 Euros / 5 Euros (Etudiants, Chômeurs, personnes âgées)
Réservation et Info : 0486/ 62 06 17 / e-mail : rrdcr@hotmail.com

ペンキ塗り

2012年07月11日 | 日記
私の住むアパートは、音楽家ばかり住むアパートなのですが、ボロボロです。
階段の手すりももたれたら軽い女性でも転落するだろうグラグラ、壁も穴があいていたり、
階段自体古くて、かなり足音がうるさくて、その階段を挟んで私の部屋とキッチンがあるのです。
(ようするに共同階段は、私の家の中央に位置するという、かなり意味不明な作り。)

実際家の中も問題だらけなので、工事する予定が一年経過。

そんな中、階段の壁のペンキ塗りが行われました。

そんなの、どうでもいいから、、、、他に必要な電気とか、、、(暗闇を通らなければならないゾーンがあり、
歳のいったベルギー女性の生徒さんは、いつもぶーぶー言っている。)



ところで、最近、気晴らしにアクセサリー作りをしはじめたら、また思いのほかはまってしまい、
アクセサリーのキットや石など売っている店がこれまたアパートの近くにあって、石だけかいに~、
丸い輪っかを買いに~とかで、机に向かって、ちびちび作って1時間、2時間経過したりしています。

夏用ピアスを作ったんだけど、夏は今年はほとんどありませんねえ~。もう夏日も来ないかもなああ・・・・。


マレツゥ修道院

2012年07月07日 | 演奏会
今日は朝からベルギーは、マレツゥという小さな町の修道院の大オルガンとリハーサルをしてきました。
ここの教会は3つオルガンがあり、全然違うタイプの2つのオルガンと練習ができました。

めちゃくちゃ綺麗な町で、ド田舎なのですが、町から森の中、修道院何処をみても、美しい事。

此処は、ここマレツゥ修道院ビールとチーズがとても有名で観光客も多い場所。
(実は、この修道院で実際は作られていないらしい。)

という事で、リハーサルの合間にビール、終わってからビール☆3種類の地ビールと、特産チーズを頂いてしまいました。
ああ、なんていうリハーサル。飲んだ後にリハーサルなんて、本気でやる気分にならない~ということで、
せっかく遥々来たけれど、実際、きちんとリハーサルが出来たか、かなり???
上機嫌でブリュッセルに帰りました。

こんなリハーサルだったら、遠くても行きたいです~。あまりにも景色が綺麗で、
天気も良く、大自然の中で飲む地ビール。。。。。ああ、楽園。始まったばかりのバカンスをさっそく満喫☆

リュート奏者

2012年07月03日 | 演奏会
音楽院のホールで毎日夏の間お昼のコンサートがあります。とてもいいプログラムで、古楽もたくさんあるので
今年は行けるだけ行こう思ってます。

今日は、リュート奏者のリサイタルで、
もう少年のころから有名な古楽グループで弾いていて、古楽ファンならおなじみのトーマス君ですが、
若干22歳の青年のコンサートでした。始めて生で見たら、思っていたよりももう大人の風貌で、
演奏は言うまでもなく、、、、そしてとにかく美しい。。。。
リュート始めたの9歳だってさあ。環境が違うよな~と思うけど、
やっぱり、すごい。才能がある人って、本当に居るよなあ、と音楽からひしひしといろんな事を感じさせる。
そして美青年で、音も本当に美しくて、まさに天に昇って行く。
よくリュートと天使の絵があるけど、それが現実に生身のままで目の前にあるような感じ。音楽と共に。

良いコンサートは、此処はどこなのか、何時なのか、関係なくなり、日常を飛び越えて、時空を飛び越えて
別の次元に連れてってくれる。

発表会INブリュッセル!

2012年07月02日 | 演奏会
言葉にならない嬉しい気持ちは、音楽で、

レベルや、うまい下手なんて、そういう事は、音楽で飛び越えるものがありますね。。。




去年から始めたリコーダー教室、半年くらい前に発表会をしようかな、、とみんなに相談して始めた企画でしたが、
すごくいいコンサートとして形にできたと思います。異国の地で、まだ早いかな、、、とおうちを借りたサロンコンサートで、
小さなコンサートにしよう、、と思いましたが、思いの他、いいコンサートになりました。
殆どの人が初心者だったのに、、、特にこの1か月の間の生徒さん方の進歩、、、。


本当に今思い返しても、皆さんのソロ演奏、、、
本当に脱帽。言葉になりませんし、私の方が、思い知らされる。
人の持つエネルギー、実際年齢や、時間という個人的な問題って、言い訳?


リコーダーを始めて1年の人が、コレッリのソナタを、自身のディミニューションを付けて、立派に演奏しました。
私は正直、そこいらへんの日本で自称プロと名乗っている人よりも、お金をもらえる質だとおもいます。
(そして、そういうのは、きっと、8/10 の確率。((でも、、、世の中色々あるから、、、、、))


今日一日、私の心から愛する生徒さんと接して、心から学んだことは、、、、


「人は、いつまでたっても、本気を出せば、成し遂げられる!」




生徒さん、だれ一人言い訳をしなかった。それだけの演奏が、本番でもできて、
皆さん、十分に満足できたのだとおもいます。それは、きっと努力のおかげ。日々の練習量のおかげ。



本当に脱帽・・・。



異国の地で、発表会なんて、私にはまだ早すぎるし、無力すぎるかな、、とかなり躊躇していましたが、
本当に、やってよかった。。。すごくたくさんの仕事がありましたが、それだけ、すごく感慨深いものが
きっと、みなさん、きっと皆さん、何かの度に、思い出すそんな機会になったのかも。



生徒さんの演奏に涙している人がいました。


結局プロ、アマなんて、なんなんでしょうか?と、私は言いたいです。
すごく上手なプロより、涙誘う初心者の人の演奏、、、
同じく、自分が恥ずかしくも思います。


人の心を揺さぶる演奏をできるなんて、、、、


神は人知を超える?私も同意します。でも、、、

人知は時に、神をやっぱり超える時もあるのではないでしょうか?!
素晴らしい瞬間を体験できて、本当に感無量。

本当に音楽って、素晴らしい!