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EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

コンサート6月

2013年07月14日 | 演奏会





Toursでのコンサート写真






こちらはガブリエリの24声シンフォニー。リコーダーを演奏。何種類の楽器で何名で演奏したのか、、数えれば良かった。

こんなのはなかなか体験できませんね。私も写真の中にいます。アジア人は私だけでしたが、お客さんの中に、二人日本人が!Toursで初めて会った日本人!感動しました!


会場の市庁舎。素晴らしい建物で演奏できる機会は本当に夢のよう。


フランスのパリから一時間ほど、ロワール川が流れるToursは、中世の町並みが残る、とても美しいロマンチックな街です。










entre ciel et taire

2013年06月20日 | 演奏会

土曜日に行ったコンサートの会場。
お客様にも恵まれ無事終了。



コンサートの写真や報告が溜まって来ました。ありがたやありがたや、、、

詳しくはまた次回に!

日曜日は、イタリアコメディオペラ公演です!フランスまで行ってきます。

コンサート情報

2013年06月10日 | 演奏会
6月15日(土曜日)15時~ ブリュッセルにて



2013年6月15日土曜日 15時~16時
「Entre Ciel et Terre リコーダーとチェンバロコンサート」
ジャック・ウィルマンス ・ チェンバロ
白木絵美 ・ リコーダー、ハープ
ラッシェル・イーマンス リコーダー、バロックオーボエ

バッハ、ヴィヴァルディ 等
入場無料 / St.Henri 教会 L'Eglise St Henri 1200 Woluwe St Lambert
W.St.Lambert地区、St.Henri 教会 協賛
*お子様もご入場いただけます。

親愛なる皆様、


何とも晴れの日のブリュッセルは美しいのでしょうか!待ちに待った夏がようやく訪れましたが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

来る、15日土曜日15時より、モンゴメリーちかくの教会 ( l'église Saint Henri )
にて、リコーダー2本とクラブサンによるコンサートを行います。
このグループでは、楽器のオリジナル作品という枠にはこだわらず、主にグランドオルガン作品、ルネサンス期の多声音楽などを、中世、ルネサンス、バロック時期の作品を中心に、リコーダー2本とクラブサンに楽器にアレンジし、私たちのサウンドを求めてプログラム作りをしています。

入場無料の気軽なコンサートになりますので、是非まだ土曜日のご予定がお決まりでない方が居ましたら、お足を運んで頂ければ幸いです。またコンサートの後には、お茶コーナーを設けています。

それでは、会場でお会いできるのを楽しみにしております。

白木絵美 リコーダー


Chers amis,


Au cas où vous n'avez encore aucun plan pour l'après-midi printanier et ensoleillé du 15 juin à 15.00, je vous invite à un concert à l'église Saint Henri (voir affiche en pièce jointe). L'entrée est libre et vous aurez l'occasion de participer à une collecte :-)


Nous aurons le plaisir d'y interpréter des transcriptions originales du répertoire pour orgue, balayant l'histoire, du Moyen-Âge au milieu du 18e siècle. Nous y expérimenterons de nouvelles couleurs et mélanges de timbres.


Cela nous réjouirait énormément de pouvoir vous y voir!
Je vous embrasse fort :-)

Rachel et Emi

リコーダー試験

2013年05月29日 | 演奏会
昨日は教えてるアカデミーのリコーダークラスの試験があり、この一年の進歩を披露し合いました。

ベルギーは市ごとに、王立芸術アカデミーがあり、
音楽から写真や、演劇、ダンスや、陶芸など、いろいろな授業を誰でも受ける事ができる専門学校が設置されていて、
国が運営しており、たいていのアカデミーは、子供は無料です。


私の務めるSPA市は、お水メーカーで有名で、とてもバブルな地域で、カジノがあり、
その中の絢爛豪華なコンサートホールでは十何年前から古楽フェスティバルが行われています。
すごく田舎ですが、外国からの有名な古楽奏者を招いての演奏会も開かれています。
私も音楽院の学生だった時から毎年出演させてもらっていました。


そんな古楽も盛んなSPA市なのにアカデミーには、リコーダー科がありませんでした。
そこで、リコーダークラスを設けたいという事で、2年前に私の所にひょっこり話が来たのでした。


去年は本当に手探り状態で、教頭先生に助けてもらいながら、試験や試験官、授業プログラムや、通知表など、
公けのフランス語なんぞわからぬ私も何とか一年務め、二年目の今年は、リコーダーアンサンブルクラスまで開講することができました。私のフランス語レベルでいつクビになるか、内心びくびくですが、、


二年目は、新しい生徒も増えて、昨日は、リコーダー科の試験が行われました。
今年一年、オープンキャンパスや、4月にコンサートも開いたおかげで、子供も大人の生徒も、
皆人前で演奏することを、自分を表現する場にして、その場を自分なりに楽しんでいて、
その姿に、私も励まされ凄く嬉しく、リコーダー指導は私には本当に天職だなと思いました。

それぞれが、自分自身の演奏にプライドを持って、それを人前で提示した喜びを感じていたようにおもいました。


いわゆる学校の学芸会のような即席音楽ではなく、
プロのオルガンやリュート奏者に伴奏をサポート(大きな大きな!)してもらい、大きな教会と大きなパイプオルガンで
練習したり演奏する機会があります。アカデミーの方針で、

「生徒自身が、演奏者。」


ただの習い事ではなく、演奏者として舞台に経つことが出来たという事が、この結果を導いてくれたのかなと思います。


そういう輝いたみんなの姿を見る事が、教師として、何よりの喜びです。
私は事あるごとに、生徒さんに演奏の場を与えようとします。(すごく拒否される事はしばしば・・・)
実は、輝いたみんなの姿を見たいからでもあります。



小さいころからリコーダー少女だったのですが、
幼いころから人前で演奏する機会が沢山あり、いつも緊張して失敗も沢山しましたが、
毎回良い経験や泣いたり笑ったりのドラマがあり、
それを人と共有したり、それを表(コンサート)に出す事は、本当に素晴らしい事だと改めて思います。




そして、今改めて思う事は、そういう事を、できるだけ私は、私の生徒さんとは一緒に共有したい、
きちんと整った環境で、演奏者として色々感じてもらいたいと思うのです。




毎日毎日、プロになるわけじゃないのに
何でエチュードしてるんだろうと、疑問に思う、、、専門的なトリルの指使いなんか知って何になるのか、

と、モチベーションのすごく高い生徒さんたちが、私に悩みを打ち明けてきたことが、しばしばあります。
日本人も、ベルギー人も。音楽だけにかかわらず、言わば、方向性を見失う時期が誰にも来るものです。


私はそれにどうやって答えたらいいのか、私自身日々勉強しているので、分かりませんでした。

でも、今言うとしたら、月並みですが、、、


「リコーダーで、音楽で、素晴らしい経験をする為。」


綺麗な物を見る、聴く喜び、それは、生活を豊かにして、人生を豊かにしてくれます。
それを、人と共有する為。


そのために、私はやっぱりどの生徒さんにも、それを一緒に共有できる環境を出来るだけ作りたいと
思っています。音楽を愛する心を、表現する事ができるなんて、なんと素敵な喜びでしょう。
例えば、愛する人に、毎日ラブレターを書いて、感情をこめて読めますか?





リコーダー試験の後、パーカッションの試験の試験官もしました。なんとも始めての世界。
ドラムの試験は、楽譜のリズム、複雑で正直ついていけませんでした。
あんな複雑なリズム、ちびっこたちに、どうやってレッスンして仕上げるんだろう。。。
アカデミーに来ているちびっこの中には既に、未来を予想させる音楽家がいて、レベルも高いです。
日本にもそういう学校があれば、、、。



私は古楽ハープをアカデミーで勉強していますが、学校に楽器があり、
プロフェッショナルの先生とまずは楽器に、触れてみて、弾いてみて、試してみて、
というところから始めました。


日本の音楽環境は、大抵十分に整っており、裕福で贅沢。

なのに、少しずれていると、私は思います。



vivaldi concert演奏してきました。

2013年05月25日 | 演奏会

Vivaldi concert 、片田舎の教会にもかかわらず、満員御礼で無事終了しました。テレビ局のカメラも来ていて、放送されるそうです。わお!私たちは、今日しらされました。リコーダーで演奏会のコンチェルトのソリストで呼んでもらえるのは、本当に有難い、また素晴らしい音楽家たちに囲まれて、また一つ、素敵な思い出が出来、沢山の拍手とスタンディングオヴェーションを頂き、本当に幸せな気分です。

演奏会後のお茶会で、次の話も??

リコーダー奏者として人生で何度コンチェルトを演奏出きる機会があるんだろう、、とふと思うと、やっぱり日々いつかの機会にレパートリーを蓄えておかなければ、と思いました。

今まで自分でコンサートをマネージメントする事を避けてきたところが実はあるのですが、そろそろ自分でベルギーでもやってみようかな、と思えるような、ミュージシャンからたくさんの刺激的をもらえました。

一つ一つの経験が財産ですね。

24日(金)20時~ VIVALDIコンサートお知らせ

2013年05月20日 | 演奏会
5月24日(金)20時より、
Sauvenière Gembloux という町の教会でコンサートに出演します。
全曲VIVALDIのコンサート。

VIVALDIの華やかな歌曲、モテット他、リコーダーコンチェルト「夜」も演奏させていただきます。
この曲の中には、「おばけ」と題された水の都ヴェニスの美しく静かで少しミステリアスな風景を思い起こすような作品です。
素晴らしい音楽家と共演できる事にうれしくアナンスさせてもらいます。

ブリュッセルとナミュールの間くらいの場所ですが、
もしお時間があえば是非いらしてください。

白木絵美
Réservez dès maintenant vos places pour venir nous écouter le 24 Mai à 20h à l'église de Sauvenière (Gembloux).
Nous interpréterons toutes des oeuvres de A.Vivaldi :
- "In furore Iustissimae irae"
- "Laudate Pueri"
- "Nulla in mundo pax sincera"
- "La notte" - concerto pour flute

Les musiciens sont :
Aurélie Moreels - Soprano
Emi Shiraki - Flute
Madoka Nakamaru - Violon
Rafael Nùñez Velazquez - Violon
Karina Staripolsky - Alto
Marian Minnen - Violoncelle
Sanne Deprettere - Contrebasse
Wouter Dekoninck - Clavecin

Nous cherchons également à rejouer ce concert ailleurs. Si vous connaissez des gens intéressés, n'hésitez pas à les mettre en contact avec nous, ou à les inviter au concert. Merci!

NB. PAF 15 euro. Réservations souhaitées par mail : au.moreels@gmail.com ou par sms:0495208139

図書館コンサートホール

2013年05月11日 | 演奏会



アールヌーボーの図書館。今はコンサートなどに使われたりしているようです。ブリュッセルの公園の中にあって素敵で豪華な建物内でリハーサル。

図書館の空気や匂い大好きです!こんな美しい図書館があるなんて、、、

ブリュッセルは建築物も興味深いものが沢山あり、オルタのデザインした家や、アールヌーボーの家がたくさん街の中にも見られます。この図書館の近くには、歴史美術館、凱旋門もあります。

六年近く住んでますが、まだまだ行っていない場所も沢山あります。公園も沢山あり、森もあります。今日はリラの花が辺り一面香っていて幸せな気分にしてくれました。何と上品な香り。これが、リラなのか!
友達に教わりました。
自然と歴史建造物、美術、芸術にあふれたブリュッセルは本当に美しい街です。


オマケ、、、
友達にもらった種。芽がでました^o^
紫蘇ちゃん。夏に食べられるかなあ。。楽しみ~!



スパリコーダーコンサート

2013年05月08日 | 演奏会

先週、教えている音楽学校のリコーダークラスでコンサートをしました。

グランドオルガン、リュート、ギター、サックブット(ルネサンストロンボーン)を伴奏に迎え、かなりよいプログラムが出来ました。
久しぶりに演奏しながら、感動して泣いてしまいました。もちろん堪えましたが、生徒も同じ感動を感じていて、素晴らしい達成感があったようです。

しばらく休みたいくらいヘトヘトのまま、フランスに行って友達の試験のお手伝いでハープひいてきました。
電車からお花畑の黄色いカーペットがいたるところに見えて、町もお花の香りが広がっていました。ヨーロッパの春の匂い。やっと冬が終わりました。


オルガン

2013年05月08日 | 演奏会


オルガンを習い始めました。練習する時間が全然ないので、上達はしてませんが、一応ペダルも習っています。若い優秀なオルガニストの先生は、パリから毎週通って教えに来てくれていますが、全然練習してこない私を5歳の子を教えるように、耐えてくれてまふ(~_~;) 。

今はクープランのミサ曲を。
先日は、教会のグランドオルガンでレッスンがありました。

三度や五度を重ねて、音に厚みを加えるレバーがあり、クープランはそれを想定して作曲していました。
要するに、ドを弾くと、ミや、ソがなるのです。
鍵盤ごとに音色や、オクターブを重ねることにより、楽譜には書かれていない音楽が1人で奏でられる、私にはその魅力がオルガンを演奏する愉しみなのです。特にグランドオルガンは、果てしない可能性があります。こんな楽器に触れられるなんて、贅沢な一時ですよね。

まさか鍵盤楽器を弾く事になるなんて、ピアノを習っていた子供の頃は想像もしませんでした。ピアノは好きになれなくて、鍵盤は苦手意識が常にありましたが、やっていなければ、今日は無かったんだろな、と思います。

音楽は、五歳の時にエレクトーンから始めたのですが、オルガンを始めたのは、少しその影響があるのかな、、、。