最後は、この東京国立近代美術館工芸館が所蔵されている陶芸作
品「練上嘯裂文茜手壺」(Large jar、red-and-white layer pattern,
neriage、1981)、松井康成さん(1927~2003)の“練上手”とい
う陶芸技法の焼き物。
練上とは色の異なった土材を重ね合わせて、練り合わせて文様の
ある素地土を成形する技法「同根異色」だ。そして、板土に刷毛や
櫛で傷のような模様をつけ、ロクロを回しながら円形に膨らませて
いく。するとその模様が大きく裂けて巧みな自然の文様になる。
この技法は陶器の表面も内側も、その文様は同じになるという。
素晴らしい作品で、もっと他の練上技法の作品を鑑賞したくなっ
た。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)
品「練上嘯裂文茜手壺」(Large jar、red-and-white layer pattern,
neriage、1981)、松井康成さん(1927~2003)の“練上手”とい
う陶芸技法の焼き物。
練上とは色の異なった土材を重ね合わせて、練り合わせて文様の
ある素地土を成形する技法「同根異色」だ。そして、板土に刷毛や
櫛で傷のような模様をつけ、ロクロを回しながら円形に膨らませて
いく。するとその模様が大きく裂けて巧みな自然の文様になる。
この技法は陶器の表面も内側も、その文様は同じになるという。
素晴らしい作品で、もっと他の練上技法の作品を鑑賞したくなっ
た。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)