コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

単位について

2009年06月01日 | 提案 その他
物を測る単位にはいろいろなものがあります。
エアーコンプレッサなどで以前(今も)使われている単位についてです。

モーターコンプレッサの出力については、最近は聞く事も少なくなってきましたが、
馬力が使われています。
1馬力が約0.75kWで計算します。つまり50馬力なら37kWとなります。
逆に22kWならば30馬力です(1kWが約1.33馬力)。
馬力の方が自動車にも使われていますので一般には判り易いかもしれませんが、
コンプレッサについては馬力という単位は正式には使用できません。

また、私の実感ではまだまだ一般的な圧力の単位kg/cm2です。1kg/cm2が
0.098MPaになります。
もう10年以上前になりますが、MPaに変更になりました。圧力計の表示もそこ
からkg/cm2表示のものはなくなっています。逆にkg/cm2表示の圧力計が付いて
いる機器がありましたら、それは10年以上前のものといえるでしょう。

温度なども日本では摂氏℃が当たり前ですが、アメリカ製品などでは、華氏゜Fが
使われている場合があります。

余談ですが、摂氏、華氏とも考案者の名前に由来しているという事を私は先日初め
て知りました。


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(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

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