コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

日立コンプレッサのメンテナンス

2009年04月17日 | 修理・メンテナンス


画像は、日立産機システム製エアーコンプレッサー OSP-37M6AR(オイル式スク
リュ)の定期メンテナンス部品の一部です。

それぞれの部品は右から吸込フィルタエレメント、セパレータエレメントカバー、
セパレータエレメント、オイルフィルタエレメント、ベルトです。あとは容量調節
装置のOリング、パッキンなどを取り替えます。

それぞれの部品の役割は下記の通りです。
・吸込フィルタ … 空気を吸い込む際のゴミ、ホコリを取る
・セパレータエレメント … 圧縮機本体により圧縮されたばかりの空気は油分が
混ざった状態のため、その油分と圧縮空気を分離させるエレメント
・オイルフィルタエレメント … オイル中の固形物を捕集する
・ベルト … モーターの回転を圧縮機本体に伝動する

定期点検は基本的に1年に1回行いますが、今回の整備は1~4年毎に行う整備
内容です(整備内容は総運転時間、年間の運転時間などにより変わります)。

故障を未然に防いだり、無駄な電力を消費しないためにも定期メンテナンスをご
検討されたらいかがでしょうか。


よろしければ弊社ホームページもご覧ください
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

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