コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

Vベルトの張り調整

2013年10月26日 | 修理・メンテナンス
1か月以上、更新が開いてしまいました。
その1か月以上前の記事でも話題にしましたが、10月下旬になっても
まだ台風が日本列島を襲っています。
幸いな事に、ここ名古屋は台風が逸れて風雨も大人しいものでした。
ただ記録では11月下旬でも上陸した台風があったらしい(平成2年の事らしい
ですが全く記憶にありません…)ですので、今年はまだ気を緩めてはいけないかも
しれませんね。

今回の記事は、Vベルトの話です。
弊社のような仕事だと主にモーターと機械(プーリ)に掛け、動力を対象機械に
伝えるための部品としてよく使われています。

Vベルトを取り付ける時には、プーリ同士の芯が合っているか、張り強度は
適正かどうかを注意しなければなりません。
芯が合っていない(上から見て斜めに掛かっている)場合や、強度が適正でない
(ゆる過ぎたり、引っ張り過ぎたりしている)場合は、プーリの溝やベルトが
異常摩耗を起こしたりします。
特に張り強度が適正でない場合は、機械本体側に適正でない負荷が掛かってしまい、
故障を引き起こしてしまうので注意が必要です。

張り強度は、ほぼ必ず取扱説明書に記載してありますので、必ず適正な強度で
使用して下さい。素人判断でなんとなく緩い、きついと判断するのは間違いです。
ご不明な場合はメーカーに尋ねるのがよいでしょう。





よろしければ弊社ホームページもご覧ください。
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

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