石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

小室哲哉、逮捕を誘った浪費ぶり

2008-11-05 11:33:59 | メディア
「小室哲哉」逮捕を、各局ニュースとワイドショーが、飽きずに取り上げている。アメリカ大統領選挙が投票開始されても、コムロの方がずっとずっと大事なニュースなのだろうか?

日本経済とも関係ない、誰にも、何にも関係ないのに、この執拗さは何だ?
興味の焦点は、どうも、小室のバブリーな「浪費ぶり」である。

年収20億円、納税額10億円の1998年当時、ロサンジェルス・ハワイ・バリ島に録音スタジオ付きの広大な別荘をもっていた。

移動は「小室ファミリー」と呼ばれる集団で、まず飛行機のファーストクラスを全部押さえてしまう旅行だった。同伴女性の「縫いぐるみ」にもファーストクラスの座席が用意されたという。

案外、こういった「信じがたい浪費」が、カップ麺をすすって飢えをしのいでいる広範な大衆に、ニュースとして受けているのである。逮捕前でも月280万円の家賃の家に住んでいた・・

アメリカ大統領はどっちがなっても「順当」だが、小室に関して、大衆は「ありえねー物語」を見たいのだ。頂点からの墜落ぶりを、何度も確認したいのである。

確認して、何となく「堅実な」オレの暮しでも「ま、いーか」と落としどころを見つけたいのである。逮捕されそうもないしィ・・・