リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

数学は考え方を先に見るべきか

2009年05月04日 01時52分09秒 | 大学受験
数学を効率的に勉強するためには、目の前の問題の解き方、考え方を自分が知っているかどうかを判断する必要がある。

解き方を知らない問題を30分考えてもわかるわけがない。
数学のセンスがある人は、自分なりの解き方で解ける場合もある。
しかし、大学受験数学ではそのセンスは正直必要ない。

必要なのは、解き方のパターンをひたすら覚えて、時間内に解くこと。
IQとか、数学的センスとか、あるにことしたことはないけど、ないならないなりに何とかする方法がある。

たとえば、27×33=?
の計算。

時間をかければ、小学3年生ぐらいから解ける。

しかし、時間内、たとえば5秒で解くためには、解くための方法を知っていないといけない。

その方法は、
(30-3)×(30+3)=900-9=891
と、因数分解を用いて解く方法。

これはごく簡単な例だけど、数学のすべての問題で、このような「最も効率のいい解き方」を知っているかいないかの判断を、まず行う必要がある。

数学の問題とは、すべてにおいて「解けますか?」ではなく、「解き方を知っていますか?」という問いなのだから。

本番の試験で、解き方を知らない問題に出くわしたら、その問題はとばす!しかない。
特にセンター試験はこの傾向が顕著。
考える時間なんて、ない。
あるのは思い出す時間と、計算する時間だけ。