リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

記憶と忘却の仕組み

2008年09月22日 00時45分41秒 | 大学受験
覚えたことを忘れないようにするためにはどうすればいいか?
長年研究されてきているけど、俺なりの仮説と実践方法。

記憶システムは、「これは絶対忘れちゃダメ!」と思おうが自分の意志がどうであろうがアクセスのない情報は脳が勝手に忘れてくれる。
忘却機能が働く。

なので、忘れないようにするためには、つまり記憶を保持しておくためにはその情報に頻繁にアクセスして「この情報は忘れちゃダメなんだからね!」って具合に頭の中の「記憶の座」に働きかける必要がある。
これは、脳の「意識の座」と「記憶の座」が別のところにあって(具体的にはそれぞれ前頭葉と海馬)、記憶の座は意識にかかわらず働いていることからもあり得る仮説。

なので実践として、俺は一日に一回でも5分でも数学、化学の内容を想起して「これは俺にとって大切な情報だから忘れないように!」と記憶の座に「覚え込ませて」いる。
すべての記憶事項を想起するのは不可能だけど、化学の内容の一部を想起することでそれに関連している内容も連鎖的に強化されるんじゃないかな?
ほんのちょっとの心がけだけど、大きな意味があると思う。