リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

ニートの発芽と成長

2006年02月05日 18時17分45秒 | 大学受験
生物の勉強中、発芽の仕組みが出てきた。

発芽まで休眠している種子は、何千年も休眠できるものもある。
休眠条件は、環境による。

よい環境なのに休眠して発芽しない種子はまあダメな種子だけど、環境が悪いのに発芽する種子も結局枯れるわけで、ダメな種子。

現在、ニートが社会問題になっているけど、この種子と似たようなもの。
環境が悪いのに社会に飛び出て枯れてしまう人間よりかは、環境がよくなるまで待っているニートの方が賢明。

人間は植物とは違って動くことができるので、自分にとっていい環境のところに行くことが最も賢明だけど、現在そんな都合のいい環境はそれほど多くはない。

社会がニートの発芽に適した環境を整えることと、ニートが自分の能力を磨き、情報を集めて発芽に適した環境をどうにか見つけることの両方が必要。

また自分を含めた一般の人にとっては、ニートを対岸の火事のように思わずに、自分を取り巻く社会の生み出した人間の最適行動のひとつととらえることが必要。