市民の力で屋内ファーマーズー・マーケットを！

いつも利用している自然食品店からりんごが段々消えていると思ったら、もう4月。4月第一土曜だった今日、今年度のサタデー・マーケットが開幕しました。春ですね～。11月中旬に昨年度の開催が終了して、もう4ヵ月半たったんですね。



写真上は、今日サタデー・マーケットで食した玄米ドリア？これで4ドル。軟らかくて、病み上がりのときに食べたいと思いました。幸か不幸か、体調はもうバッチリなんですよね。

サタデー・マーケットの隣にはファーマーズ・マーケットが併設されていますが、まだ作物が豊富にないからなのか、あまり店が出ていませんでした。

　　

この町では現在、1年中オープンする屋内ファーマーズ・マーケットを設置しよう、という声が出ています。屋内ファーマーズ・マーケットといえば、シアトルにあるPike Market（写真上左）や、ボストンにあるFaneuil Hall Marketplace（写真上右）などが有名ですね。この屋内ファーマーズ・マーケットを推進しているのが、Whole Foods Market反対派。屋内ファーマーズ・マーケットを設置し、ローカル農業＆ビジネス支援を継続していきたいようです。

地元の週刊情報誌も、屋内ファーマーズ・マーケット賛成派。その情報誌が言うには、この屋内マーケットが実現するかどうかは、市民の声次第。シアトルのPike Marketの場合は、（取り壊す案もあった？）マーケットの建物を維持するかどうかをめぐって、市民と、開発業者と癒着した（？）シアトル市との間でかなりの論争があったそうです。結局は市民の力が勝ったようで、その結果がPike Marketという、現在ではシアトル観光の目玉になっています。

つまり、政治家や開発業者などの「権力」に対抗するには、草の根レベルでの市民運動だ、ということ。権力を振りかざすエリートというのは、市民が見張っていないとロクナことをしない？「市民運動」などというと、「ウッ、おしゃれじゃなくてアブナそう」と思う日本人が多いようですが・・・。「市民運動のリーダーがおしゃれだったら、わたくし、その運動に参加してもよごザンス、オホホ！」って感じでしょうか？何はともあれ、この町に屋内ファーマーズ・マーケットが実現するのかどうか、注目です。ん、でも待てよ。Whole Foods Marketもできて屋内ファーマーズ・マーケットも？この町にそこまで需要があるのだろうか？