正太 「こんなふうに、地上人生には「魂の修行」という明確な「目的」があるんだね。さっき、君が言っていたように「何のために生きているのかわからない」という人が現代ではとても多いんだけど、この世に生まれてくるにはこういうはっきりした目的があるんだよ。つまり「心を磨き、高め、鍛え、光らせるため」「魂を向上させるため」なんだ」。
勇二 「そうか。じゃあ「何のために生きているのか、わかんなーい」なんて言っている人には、「心を磨き、高め、鍛え、光らせるために生きているんだよ。魂の向上のために生きているんだよ」と教えてあげればいいんだ」
正太 「そうなんだよ」
勇二 「「どうせ、人生この世限り。死ねば全部おしまい」と思っているから「生きる目的がわからない。目的なんかない」って、なっちゃうんだろうな。命が生き通しだということには、そういう意味があるんだな。どんなに辛いこと厳しいことがあっても、魂を磨いて、高めて、あの世に「お持ち帰り」するために生きているわけだ」
正太 「うん。だから年頃の若い子とかが、よく「自分が頼んで生まれてきたんじゃない。親が勝手に生んだんだ」なんて言うんだけど、環境も両親も、実は自分が選んで生まれてきているんだね。「今回の人生では自分の魂のこの点を修正しよう、このカルマを刈り取ろう」と自分で決めて、魂修行にとって最適の環境を選んで生まれてきているんだよ」
勇二 「へーえ、僕の親父なんかあんなに頑固で融通がきかないけど、これもひたすら「修行だ、勉強になる」と思って「親子の約束」をしたわけか」
正太 「本人にとって必ずしもベストだと思えるような環境でなくても、上位の指導霊、つまりその人の先生にあたる人たちと相談して「君は今回はこういう両親、こういう環境へ出たほうが魂の修行になるよ」というアドバイスを受け入れて出てきているんだよ」
勇二 「まあ、自分で選んでおいて「産んでくれと頼んだ覚えは無い」なんて愚痴っても様にならないわけだな」
正太 「それと地上に生まれてくるには「目的」の他に、もう一つ「使命」というものがあるんだ」
勇二 「ほお、「使命」。それはどんな?」
正太 「これは「ユートピア建設」なんだね。昔から仏教では「仏国土」建設、キリスト教では「神の国」実現と表現されてきたけど、要するに、物質界というこの不自由な環境を克服して、あの世の高級霊界、つまり天使、菩薩が住んでいるような理想社会を、この世にも実現するために努力すること、尽力することなんだ。「世の中を素晴らしくしよう、理想社会の建設に貢献しよう」、全ての人がこうした聖なる使命を胸に刻んで、この世に生まれてきているんだよ」
勇二 「そうか。じゃあ「何のために生きているのか、わかんなーい」なんて言っている人には、「心を磨き、高め、鍛え、光らせるために生きているんだよ。魂の向上のために生きているんだよ」と教えてあげればいいんだ」
正太 「そうなんだよ」
勇二 「「どうせ、人生この世限り。死ねば全部おしまい」と思っているから「生きる目的がわからない。目的なんかない」って、なっちゃうんだろうな。命が生き通しだということには、そういう意味があるんだな。どんなに辛いこと厳しいことがあっても、魂を磨いて、高めて、あの世に「お持ち帰り」するために生きているわけだ」
正太 「うん。だから年頃の若い子とかが、よく「自分が頼んで生まれてきたんじゃない。親が勝手に生んだんだ」なんて言うんだけど、環境も両親も、実は自分が選んで生まれてきているんだね。「今回の人生では自分の魂のこの点を修正しよう、このカルマを刈り取ろう」と自分で決めて、魂修行にとって最適の環境を選んで生まれてきているんだよ」
勇二 「へーえ、僕の親父なんかあんなに頑固で融通がきかないけど、これもひたすら「修行だ、勉強になる」と思って「親子の約束」をしたわけか」
正太 「本人にとって必ずしもベストだと思えるような環境でなくても、上位の指導霊、つまりその人の先生にあたる人たちと相談して「君は今回はこういう両親、こういう環境へ出たほうが魂の修行になるよ」というアドバイスを受け入れて出てきているんだよ」
勇二 「まあ、自分で選んでおいて「産んでくれと頼んだ覚えは無い」なんて愚痴っても様にならないわけだな」
正太 「それと地上に生まれてくるには「目的」の他に、もう一つ「使命」というものがあるんだ」
勇二 「ほお、「使命」。それはどんな?」
正太 「これは「ユートピア建設」なんだね。昔から仏教では「仏国土」建設、キリスト教では「神の国」実現と表現されてきたけど、要するに、物質界というこの不自由な環境を克服して、あの世の高級霊界、つまり天使、菩薩が住んでいるような理想社会を、この世にも実現するために努力すること、尽力することなんだ。「世の中を素晴らしくしよう、理想社会の建設に貢献しよう」、全ての人がこうした聖なる使命を胸に刻んで、この世に生まれてきているんだよ」