「街の仲間たち」小金井市議会議員 清水学

令和3年3月の小金井市議会議員選挙にて2期目当選。議会活動や地域での活動をお伝えします!

職員さんと議員有志で視察

2022-03-25 16:05:00 | 清水がくの活動報告
先週ご報告致しましたが、西岡真一郎市長より、新庁舎福祉会館建設計画について「設計や着工時期の大胆な見直すことも含め市議会と協議の場を持ちたい」という旨の方針転換の説明があった件について、市長が議会と協議の場を持ちたいとも発言がありました。
今週は更に動きがあり、市長からは協議の場の内容についても市議会の意向を尊重するという旨のペーパーが配布されました。
私はこんなことでいいのかなと思ってしまいました。もちろん、膠着してしまっている状況を打破するために議会も汗をかく必要があります、その一方で、私たち議会がどの状態まで検討するのかも市長からは示されておりません。そこは市長に明示してもらわなければなりません。


今日は杉並区主催のグリーンスローモビリティ試乗会に参加しました。小金井市の交通対策課長さんと職員さん、そして、遠藤ゆりこ市議、宮下まこと市議、沖浦あつし市議の議員有志で見学をさせていただきました。この件では杉並区議の矢口やすゆき区議にもお世話になりました。
グリーンスローモビリティとは時速20km未満で公道を走ることができる電気自動車を活用した小さな移動サービスのことです。高齢化が進行し公共交通がある地域であっても、そこまでの移動を不便と感じる等の課題があり、電車やバス、タクシーといった既存公共交通に新たな交通手段も含めて地域公共交通計画を考えていく必要があると考え、今回は杉並区さんの試乗会に参加させていただきました。
小金井市においても今後計画を策定していく中で、交通不便地域を中心にモデル地区として実証実験も行っていければと考えています。そして、ゆくゆくは運転手さんや運営もその地域にお任せをして持続可能な新たな移動サービスとして、地域公共交通として根付いていけばいいなとも考えています。
また荻外荘公園会場では次世代電動車いすの試乗会も行われており、試乗していただきました。歩道を走行できる最高時速6kmを上限とした電動車いすで、実際に乗ってみると操縦もしやすく、安全機能も担保されており、どのように小金井でも活用できるか検討してみます。
いずれにしても、誰もが移動しやすく利便性の高い地域公共交通、そして地域で考え育んでいく地域公共交通、環境負荷の小さいエコな移動の推進など、次世代の交通体系を早々に考えていく必要性を強く感じる試乗会でした。





今朝は和田政宗参議院議員勉強会「 日本の明日を切り拓く会 」に参加しました。我が母校緑中学校の先輩でもある和田先生からはウクライナ侵略の情勢報告がありました。ウクライナ侵略を続けるロシアに領土を不法占拠されているのはウクライナと、北方領土を不法占拠されている我が日本。日本は安倍政権、菅政権で築き上げた外交を用いてイニシアチブを握っていくべきと話がありました。
そして講師は臼福本店社長の臼井壯太朗先生。遠洋かつおまぐろ漁業をされており、印象に残ったのは「日本の国土の形はみんなが知っていても、日本の国境な形を思い浮かべられる人は少ない」という言葉でした。



今週は初めて東京電力管内において電力需給ひっ迫警報が出されました。小金井市議会でも節電に努め、必要最低限の照明と暖房設定温度を19℃とし委員会中もダウンを羽織いながら行いました。



10回目の「あおぞら好日市」でした。とわ樹さんの店内で好日ワークショップの木の皮を用いたネックレス作りに挑戦。四苦八苦しながらも先生やとわ樹の貞方さんからアドバイスをいただき、素敵な作品が完成!!
また、岡空さんお手製の爽やかなミントの香りを楽しむためのマスクグッズを購入しました。モヤモヤした気持ちもミントの香りで和らぎました。




▼わくわく都民農園小金井で農作業



 小金井 宮地楽器ホール開館10周年イベント「写真で振り返る交流センター10年のあゆみ」




〈がくのひと言〉
3月24日に閉会する予定でした令和4年第1回定例会の会期延長が決まり、28日までの40日間の会期となりました。この間の市長の混乱が招いた会期延長です。

「わくわく都民農園小金井」開園!

2022-03-18 16:58:00 | 清水がくの活動報告
先日の基本構想審査特別委員会において西岡真一郎市長より、新庁舎福祉会館建設計画について「設計や着工時期の大胆な見直すことも含め市議会と協議の場を持ちたい」という旨の方針転換の説明がありました。
私たち会派は庁舎建設計画の設計変更は求めてはきませんでした。総工費およそ90億円で、財源は庁舎建設基金からおよそ23億円を持ち出し、市債など起債してでおよそ66億円を捻出する計画に対し、市民生活に影響がない今後の財政計画を求めていただけに、求めていたものが市長から出されてきたので驚きを隠せません。
しかし、設計の大幅変更を求める会派と、この間まとまる範囲(財源が示されるまでは建築確認申請は認めない)の中で動いてきたことも事実であり、こうなった原因が私たちにないとは言うつもりは全くありません。
しかし、中々オモテには出にくいことなのですが、市長と担当部課長とのすきま風は強く感じており、この体制で100億円規模の大事業が成し遂げられるのか大きな不安があるのも事実です。
また、庁舎建設は歴代市長が解決できなかった小金井市の長年の問題であり、私にとっても最優先で解決すべき課題であります。市長が打開策を見つけられず議会と一緒に検討したいとのことなので、今後のなんらかの協議の場で庁舎等建設計画をテーブルの上に戻せるよう努めます。


小金井市本町二丁目に「わくわく都民農園小金井」がオープンしました。「高齢者活躍に向けたセミナー農園整備事業」において整備したもので、東京都が主体となり生産緑地の貸借制度を活用した都内第一号の事業であります。施設内には市内の野菜や美味しいランチプレートを出すカフェ「プラム」などが併設されてます。
お昼休み会派こそ違いますが先輩市議の沖浦あつし市議とランチに行ってきました。快晴で窓からは中央線と畑と青空が一望でき、駅から徒歩3分とは思えない環境です。
ランチはNPO法人ぶどうの木さんが担当されており美味しいランチプレートでした。コーヒーもいただけて、のんびりしたい時は中央線を眺めながらここに来ようと思います。お隣にはセミナー農園が広がりこれからの変化が楽しみでもあります。




私は社会人の時2016年から2年間産業能率大学大学院へ通いMBA経営学修士を取得しました。
今日はその時に組織行動論などの授業で大変お世話になった城戸康彰教授が今年度で引退されることから、城戸先生が歩まれた研究活動の軌跡についてオンラインで講義を拝聴しました。城戸先生らしい物腰の柔らかな口調でお話をされ、当時の受講中の気持ちを思い出しながら拝聴しました。そして、ゼミでお世話になった齊藤弘通先生からもお言葉があり、大学院の頃に戻りたいなと少し思いました。城戸先生、お疲れ様でした。



東北復興応援「夜明け市場」の販売を担当しました。東日本大地震が発生してから毎年行われている夜明け市場。コロナ禍のため規模を縮小して開催されていますが、朝届いた久慈市の新鮮野菜や東北産品も売れ行き好調で、「つまめし」さんと「rasHika」さんのおよそ100個のお弁当はお昼には完売でした。それだけ多くの皆さんが小金井から東北復興の応援をしてくださっています。今月末には東北復興応援ツアーが予定されております。もちろん私も参加します。



早いもので、皆様から大変お世話になった市議選から1年が経ちました。ちょうど昨年の3月14日告示され、昨年の今頃は選挙戦真っ只中です。ここで立ち止まり、皆様からお支えいただいていることに感謝すると共に、まだまだご期待にお応えできていないことがたくさんありますので、引き続き小金井のために邁進してまいります。




〈がくのひと言〉
いよいよ会期末が見えてきました。しかし会期延長という声も聞こえてきています。本来は3月24日が最終日ですが、28日になりそうです。来年度予算にだけは反対の立場を取りたくありません。市長の丁寧な対応を求めるばかりです。

東日本大震災から11年

2022-03-11 18:10:00 | 清水がくの活動報告
東日本大震災が発生して今日で11年を迎えました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。そして、被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
11年経過した現在もなお3万8000人以上の皆様が避難生活を送られています。この現実を重く受け止め、東日本大震災は終わったことではなく、今もなお続いている状態であるということを認識しなければなりません。
小金井市議会においても予算特別委員会が開かれておりますが、震災発生時刻の14時46分に、市長及び職員、議員で亡くなられた方々へ黙とうを捧げました。

東日本大地震が発生した14時46分、予算特別委員会を休憩して、小金井市議会においても職員と議員で犠牲になられた方々へ黙祷を捧げました。
そして、毎年恒例の東北応援夜明け市場が武蔵小金井駅南口にて今日と明日開催しています。いわき市、久慈市、気仙沼市からの春の食材、そして東北の食材を使った応援弁当を販売中です。東北の復興を応援するためにも明日まで開催しておりますので、ぜひお越しください!



当初予算(来年度予算)を審査する予算特別委員会が一昨日から始まりました。昨日は歳出第一区分、本日は歳出第二区分が行われ議会費、総務費、労働費、農林水産業費、商工費、消防費、民生費、衛生費の審査が行われました。
私からは主な質問として下記のことを質問しました。
①毎回の当初予算で質疑をしている職員研修について。最後にwell-beingを取り入れた研修を行うよう提案しました。
②要望していた市集会施設の和室への正座イス導入が実現したことについて。
③集会施設の畳を更新する時は市内畳屋さんにお願いすること!
④事業者支援について。実質無利子・無担保融資を受けていた事業者も返済が始まっている方もいて、市の無利子・無担保の小口資金事業融資を積極的に活用すること
⑤改選期につき消防団員確保の状況と提案。市内アーティスト支援と顔の見える消防団を目指して、団員が登場する募集動画の作成の提案
⑥防犯カメラの積極的展開策について
⑦福祉総合相談窓口について。相談件数の裏側にある声なき声にどう対応していくか
⑧大人の発達障害について
⑨職員さん発案の紙から石灰岩製の医療症について
⑩がん検診の受診率を高めるためにPFS(成果連動型民間委託契約方式)の研究をすることを求める




建設環境委員会が開かれました。私からは、市内に計画されている優先整備路線の3・4・1号線、3・4・11号線についての西岡市長の見解を厳しく問いました。
まずは私の立場を表明しますが、南北に通る3・4・11号線は「命を守る道路」として計画を進めるべきと考えます。東西を走る3・4・1号線については、代替措置の対応も含めて東京都に検討を求める立場です。
西岡市長は「市民が望まない道路は作らせない」と訴えて市長選を戦ってきました。そしてまた、当該道路建設については市民の理解が得られていないといい会でも答弁してきました。
その一方で、西岡市長は3・4・11号線の必要性は理解していると答弁。しかし、小金井市民に対し必要性の理解を促進させるのは東京都の役割と答弁し、市長が市民の命を守る道路の必要性を感じているのであれば西岡市長自らが市民に説明していくべきと考えます。
最後に、市長は作る作らないは都が決めることと答弁しているが、市長は市長選の際に「市民が望まない道路は作らせない」と訴えていました。市長選の時はどのような立場でそのような発言をしていたかと問うと、現職ではなく市長候補として発言しと詭弁を弄していました。
そして、もう一つ。東小金井駅北口のバスシェルターの一部に「多摩産材」が使われていることから、市民の皆さんに多摩産材を使用していることをアピールすべきと要望していたところ、多摩産材のプレート設置と横断幕を掲出すると要望を実現させる答弁をいただきました。



自民党三多摩支部連合会第50回青年部定期大会がオンラインにて開催されました。私は僭越ながら青梅の中野芳則さんと二人で議長を務めました。八王子の馬場貴大部長から国分寺の本橋巧新部長へバトンタッチされました。馬場部長には私が初当選してから、ずっと気にかけてくれ電話をしてくれたり相談に乗ってくれたりと頼りになる兄貴分でした。新幹事長は立川の江口元気市議になりました。そして私は選対副委員長を拝命しました。この新体制で各級選挙、夏の参院選に臨んでまいります。



名勝小金井桜の会の年度末例会 BBQでした。晴天の下、長島昭久代議士にもお声がけし、改めて名勝小金井桜の歴史と国の史跡の意義と課題を共有しました。小金井桜の大切さを皆さんからご教示いただき、国都市が連携して守っていくことを長島代議士は約束しました。そして私も党派を超えて、国の史跡を維持していくため取り組んでまいります。



▼朝のご挨拶活動



〈がくのひと言〉
予算特別委員会が来週も続きます。小金井市議会は議員1人あたりの発言時間に制限はありません。質問は3回までと決められてますが時間に制限はなく、、。今日も何時に終わるのか、、

市議会総意でロシア政府へ抗議

2022-03-04 18:18:00 | 清水がくの活動報告
小金井市議会では全会一致(全議員賛成)で「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対し断固抗議し、平和的解決を求める意見書」を採択しました。
現在も止むことなく攻撃を行なっている、ロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナの主権及び領土の一体性を侵害するものであり、ルールに基づく国際秩序への深刻な挑戦とも考えます。力による一方的な現状変更は断じて認められるものではなく、ロシア政府に対し強く非難し、断固抗議するものであります。
今回は会派を代表して、意見書文案検討会に参加いたしました。参加会派の要望を突き合わせて文案を完成させ、会派を代表し提案議員として署名をしました。正直、どんな効力があるのかと聞かれれば回答に窮するところもありますが、議会の総意として発信していくことは極めて重要と考えます。




昨日は基本構想審査特別委員会でした。私は副委員長をさせていただいておりますが、市長からの明解な答弁を議会の16名が昨年から求めておりますが、昨日の委員会でも「お時間をいただきたい」と変わらぬ答弁で議会が紛糾し、調整のため休憩となりました。その際に、委員長と共にはじめて、市長、関係部課長と議会が正常に戻るため要望や提案、意見をいたしました。これが今の市の意思決定過程なのかと落胆するところもありました。また今定例会中の議会日程について8者協議に参加をしました。これは正副議長、正副議会運営委員長、正副基本構想審査特別委員長、正副予算特別委員長が構成メンバーです。本来は4者協議で正副議長と正副議運委員長で行われますが、関連委員会も参加対象となり、議会日程について検討いたしました。これもはじめての経験をさせていただきました。この結論は今会期中に何らかの機会で引き続き協議されることとなりました。




一般質問に立ちました。今回ははじめての取組みとしてタブレットを用いて質問しました。関係資料も全てデータ化しペーパーレスで行いました。今までは原稿や関連資料など質問者席が書類だらけでしたがスッキリしたテーブルで行えました。正直紙の方がやりやすいなと思いつつ、タブレットを使い続けることで慣れてくると便利と思うはず! 議会では行政に対しDXの推進を強く求めていることから「先ず隗より始めよ」自分にできることから始めていきます。質問の詳細については改めてご報告させていただきます。





昨晩は小金井市商工会主催、植松努さんの「思うは招く」に参加しました。議会日程で1時間ほどしかお話はお伺いできませんでしたが、ご講演全体が現代を生きる子どもたちへのメッセージでした。人口が増え続けてきた150年間はよかった生き方が人口減少によってガラッと価値観が変わり、生きづらくなってしまった世の中。声を出さない我慢ではなく、声を出して共感できる人と考えて自分と共に生きていく。
私も昔、萩生田光一代議士に「夢は声を出さないと実現しない。声を出すのが恥ずかしい夢はその程度のものだ」と言われたのを思い出しました。



▼小平市写真連盟写真展にて市内で活躍する伊丹さんと


▼小金井市教育長と張江さん


▼東小金井駅構内のボードに中央線201系を書いてみました


〈がくのひと言〉
ここ数日は暖かい陽気で春を感じる機会が少しずつ増えてきました。市内でも梅や桜の花もちらほら見かけるようになってけました。写真は武蔵小金井駅南口の河津桜です。春に向けて気持ちよく動き出せるよう今から準備をしておきます!