「街の仲間たち」小金井市議会議員 清水学

令和3年3月の小金井市議会議員選挙にて2期目当選。議会活動や地域での活動をお伝えします!

議員報酬、7月分を2割削減

2020-06-24 18:47:00 | 清水がくの活動報告
第2回定例会の会期末を迎えました。昨日の本会議では、定例会冒頭に即決した第2回補正予算以降の新型コロナウイルス感染症対策で組まれた第3回、第4回補正予算や議員案や陳情等を含む議案全33件について審議、採決が行われ、補正予算が可決し、今年度予算総額が574億212万9千円となり、閉会しました。


議案33件の中には、市民の方から提出された「小金井市議会の議員定数削減を求める請願書」も含まれておりました。これは、市議会議員定数24を2議席減らし22とするものです。所管する議会運営委員会にて審査が行われ、賛成は私どもの会派自民党・信頼の小金井と公明党のみで、反対多数で不採択という結果でした。本日の本会議においても、反対多数で不採択となりました。



また、新型コロナによる市民生活への影響を考慮し、私たちの7月分議員報酬を2割削減することが賛成多数で採択されました。本来であればこのような内容は全会一致で可決したかったですが説明不足なところもあったのか残念でもありました。また、私たち議会の動きに合わせる形で市長、副市長、教育長3名の7月分給料を2割削減する議案が提出され、賛成多数で可決されました。議会と行政が一体となって財源を捻出し、新型コロナ対応に取り組んでまいります。
 
そして、今定例会では市民の方からの陳情が多く新たに28件提出され、前回から審議が継続されている議案も含め各委員会で審議され、昨日の本会議にて採決が行われました。その中には、私が所属する総務企画委員会で審議された、コロナ禍で苦境のアーティスト支援への陳情や飲食店等への追加支援(委員長発言で「飲食店に限定することなく」を追加)への陳情も含まれており、議会からだけではなく市民の皆さんからの支援を継続する旨の声が採択されました。
 今定例会が閉会されると、次回第3回定例会は9月1日(火)から開催される予定で、8月は各委員会が閉会中審査が行われます。


〈がくの一言〉
定例会最終日は、本会議が開催された後に会派代表者会議が行われ議会運営委員会が開催される運びでしたが、各会派からの意見書の文書チェックや資料準備等で時間を要し、朝10時に本会議が開会し1時間ほどで終了しましたが、その後の会派代表者会議が開催されたのは15時半頃でした、、、。全ての日程が終了したのは23時。
効率的な議会運営を行うために、選挙戦では効率的な議論を行うべきと訴えてきましたが、
事務作業の効率化も必要という事を改めて痛感しました。  


 市役所第二庁舎入口で新庁舎完成予想模型が展示されています。

「小金井モデル」としての支援策を!

2020-06-19 17:53:00 | 清水がくの活動報告
6月1日から始まった第2回定例会も審議の場が本会議から委員会に移りました。6月の2週目以降は議会運営委員会、厚生文教委員会、建設環境委員会が行われ、今週は私が所属する総務企画委員会、行財政改革推進調査特別委員会、そして今年度3回目の補正予算を審議する予算特別委員会等が開催されました。




総務企画委員会では17件の陳情を審査しました。その中で、「コロナ禍で苦境のアーティスト支援を求める陳情書」について、陳情にも書かれていますが、アーティストの皆さんにとっては活躍の場がなくなることは、生活が苦しくなることは言うまでもなく、その他にも活動していくことへのモチベーション低下につながってしまう旨を発言しました。
お金をかけるだけが支援ではなく、小金井市として、まさに「小金井モデル」として、アーティストの皆さんへの出演機会を用意するべきではないか、それがアーティスト支援に繋がると市に強く要望しました。

また、新庁舎・福祉会館建設に関する全員協議会では、昨年末の選挙戦でも訴えており、今まで中々表の場面で説明がなされてこなかった、新庁舎内設置予定の災害対策本部機能を設ける準備をしているのかを質問しました。部局の答弁では新庁舎5階の会議室が情報収集室として、庁議室が災害対策本部機能を持たせる準備が進められている旨の答弁をいただきました。


今日は予備日として日程が用意され、各委員会で残った案件を審議する日です。


また、本日開かれた今年度4回目となる補正予算委員会では、新型コロナ関連の支援策として2億518万9千円の予算が追加され、令和2年度予算総額が574億212万9千円が市から示されました。主な支援策としては、「市民交流センター利用者への補償金事業」「障害福祉・介護事業所等運営補助事業、従事者への慰労品支給」「学生支援自転車駐輪場定期利用料補助事業」等が審議され、6/23最終日の本会議で可決される見込みです。




また、委員会終盤では意見要望として市長に、地元の声として、今後第2波、第3波が来るかもしれない状況の中で、第1波は何とか耐えることができたが、次また自粛のような状況となれば持ちこたえられないという声を聴く、小金井市はこのような事業者さんを助けてあげられる市であってほしい、限られた財政の中で優先順位を決めて支援策を決めて欲しいと要望しました。

来週の6/22(月)は整理日として議会事務局が最終本会議に向けて準備する日に充てられており、6/23(火)が第2回定例会最終日となります。

〈がくの一言〉
昨晩は用があり錦糸町の「キッチン浜家」さんで食事をとりました。マスターや奥さんと小金井のこと、国や都の支援メニューについてお話しをしました。その事を議会の中でもお話しさせていただきました。
キッチン浜家さんはとても美味しかったです!

清水がく

2度目の一般質問!

2020-06-06 15:27:00 | 清水がくの活動報告
昨日は当選して2度目の一般質問で一時間の質問時間をいただきました。小金井市議会では会派代表質問はなく年に4回の定例会で議員一人ひとりに1時間ずつ、部局の答弁時間を含めて1時間を毎回質問の機会をいただきます。私は一般質問では私が取り組んでいる取組みと、地元から何とかしてほしいとご相談を受けている案件について取り入れるようにしています。
今回は、新型コロナ感染防止の観点から、いつもとは異なり着座のままで質問をしました。




昨日の質問では、すべて新型コロナウイルス感染症関連として、
1.市内事業者の影響について
(1)市内事業者へ本当に必要な支援を。
(2)三密を防ぐため、市が規制緩和を行い店舗前の歩道の一部にテーブルやいす設置を可能とする道路空間の利活用
(3)各種申請時に専門家に相談する際への市の補助を。
2.市内商店会について
(1)東京都商店街チャレンジ戦略支援事業補助金について
3.介護者支援について
(1)「小金井モデル」提案
(2)介護者手帳の更なる活用
(3)介護者家族やヤングケアラーへの理解促進のための冊子検討
以上、大きく3点について質問をしました。



市が規制緩和をしてオープンカフェ等の道路空間の利活用については、質問をする前日(6/4)読売新聞に「テラス営業、道路基準緩和。国交省、自治体へ要請方針」という記事が掲載され詳細を都議会自民党の小松大祐都議と伊藤祥広都議に確認したところ、今回の都議会第2回定例会で都議会自民党の宇田川さとし議員が本件について大規模な規制緩和を求めたところ、小池都知事が国に求めると答弁した経緯があったとの事でした。


ケアラー、ヤングケアラーについては、全国で初めてケアラー支援条例を制定した埼玉県議会で発案者でもある吉良英敏県議会議員にいただいた啓発冊子を提示し、小金井市でも作成の検討を求めました。
ケアラーやヤングケアラーが地域で孤立せず、誰もが置き去りにならない地域にするためにも、より多くの方に存在を知っていただくのに有用と訴えました。
引続き、この件については議会で取り上げていきたいと思います。


今回の質問作成においては、部局からの質問についてのヒアリングで主に課長さんと打ち合わせをするのですが、その中で事実確認や今後の方向性を確認した上で追加質問を考え、また国や東京都の動きを把握するために都議会議員の皆さんのお力をお借りし完成しました。部局の職員の皆さん、そして議員の先輩方といったこういうつながりも大切にしていきたいと思います。



特に、伊藤祥広都議は私が大学生、祥広都議が八王子前市長の秘書さんをしていた頃からお世話になっており、今も尚お世話になっています。
小金井市議会は、来週火曜まで一般質問が続き、その後は各種委員会、そして第三回補正予算が審議される予算特別委員会が行われます。私も予算特別委員に選ばれ、審議に加わります。
 
〈がくの一言〉
本会議場は三密を防ぐために窓を開けて会議が行われています。風が強い時はマイクが風の音を拾い、机上の資料は飛ばされ、ブラインドはガシャガシャ音を立てるなど騒がしい環境のなかで行われています。
そして今回は着座のままでの質問。これに慣れてしまうと、次回以降もこのままでいいのではないかなとも思ってしまう。これも新しい議会様式なのかな、、、。

新型コロナ対策の補正予算可決!

2020-06-02 19:58:00 | 清水がくの活動報告
昨日から始まりました小金井市議会6月定例会。この議会では主に新型コロナウイルス対応の補正予算審議がメインとなり、また影響のある方々へすぐ助成金や支援が届くように議会冒頭での採決とするため、初日から補正予算審議が行われました。
そして本日新型コロナ対策に充てられる、総額は10億6326万円の補正予算が賛成22、反対1の賛成多数で可決、成立しました!


内容はもちろんのことスピード重視の各種施策です、あとは職員の皆さんにご準備いただき改めて広報することとなります。

【主な施策】
①「事業継続支援給付金」
令和2年2月から5月の任意月の売上高が前年同月比15%以上減少で事業用に建物を賃借する市内の事業所、20万円/事業所を支給
②「児童扶養手当受給者支援給付金」
児童扶養手当の受給者、令和2年7月支給分(5月・6月分)と同額を給付
③「高齢者世帯冷房器購入費等助成金」
小金井市に住民登録があり、高齢者65歳以上のみの世帯、自宅にエアコンが設置されていない世帯。上限5万円、1回/世帯のみ。
対象購入期間 6/1〜7/31
④「小金井GIGAスクール構想」
生徒1人に端末1台を完備。令和2年8月下旬に設置完了予定。
⑤「図書消毒機購入」
2機、利用者が自ら操作でき、図書内部まで消毒可能。

可決されてよかったこれらの議案ですが、私としては6月よりも前にもっと早く臨時議会を市長が招集し新型コロナ対策の対応や支援策を審議するべきだったということを市長に意見しました。そうすれば今回よりも早く困っておられる市民はの支援が早く行えたはずです。


また今回の議会では三密を防ぐ観点から、議場の窓は開け、議場においては議長席と市長席には飛沫防止シートが設置され、質問をする際は立つことなく着座で行うこととなりました。


そして議員と答弁者についても密にならないよう議場に入る人数を減らし、議員は採決時を除き定足数を満たすように半分が議席へ、半分は自室にて発言を聞くという形式が議会運営委員会で決まりました。


明日は休会で、明後日から4日間は一般質問が行われます。私は6/5(金)午後の質問となります。内容はコロナ対策で困っておられる市内事業者さん、商店会、家族介護者に焦点を絞り質問いたします。

〈がくの一言〉
議員は議場への入室を半分にし質問や議案説明や受けました。そして採決する際は議員全員が入室する対応を取るため、自室で議会の流れを確認しながら、採決時は議場へ向かうというバタバタした対応でした。
バタバタしてるため息が切れ、余計に心配になる場面も多々ありました。