月曜日に、約束通り、娘と一緒に『アンパンマン』を観て来ました。
祝日&雨のせいか、ソレイユのバルト11が超満員で2時間待ちだった
ため、東広島まで車を走らせての鑑賞となりました。
『コキンちゃんとあおいなみだ』
あらすじ
宇宙からやって来た、ふしぎなタマゴ。アンパンマンが捕まえようと
すると、中からコキンちゃんが飛び出します。「おなかがすいた」と
泣くコキンちゃんの涙で顔を濡らされ、さらにパクパクと食べられた
アンパンマンは、力が出なくなって墜落したところを危うく食パンマン
に助けられました。
一方のコキンちゃんは、バイキンマンのUFOを勝手に乗り回して崖に
激突。そこへドキンちゃんがやってきます。実はコキンちゃんはドキン
ちゃんの妹だったのです。早速バイキン城で歓迎パーティーが開か
れますが、いたずら好きで嘘泣きの名人のコキンちゃんに、バイキン
マンたちは振り回されっぱなし。ドキンちゃんのUFOで再び逃走した
コキンちゃんは、目に入ると悲しくもないのに泣いてしまう涙を振りま
いて、街中を混乱に陥れます。
ところが、誤ってブラックバード?(名前をちゃんと覚えてません)の
巣に落ちてしまったコキンちゃん、雛を泣かせたために親鳥の怒りを
買ってしまい・・・。
中盤以降、原作とは違った展開となりますが、それなりに楽しめまし
た。バイキンマンが悪役でないのも、たまにはいいです。
コキンちゃん役の乙葉は、「萌え系アイドル」という感じの声&歌で、
ターゲット間違ってない?という気もしましたが、子どもはそんなこと
気にしないですかね。
'70年代テイストの主題歌は、結構お気に入りです。乙葉ではなく、
往年の高田みずえ辺りの声で聴いてみたいですね。
『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』
あらすじ
ある日、アンパンマンは海に漂っていた人形のドーリィを見つけて
パン工場に連れて帰ります。
その夜、いのちの星が降り注ぎ、ドーリィにも命が与えられます。
大喜びのドーリィ。しかし、勝手気ままなドーリィの行動は、みんな
を困らせてしまいます。
「自分のしたいことを好きなだけすればいい」 そう言うドーリィは、
実は、前の持ち主から乱暴に扱われた挙句、捨てられてしまった
悲しい過去を持っていました。
しかし、いくらやりたいことをやっても、心は満たされません。そして
いのちの星が次第に輝きを失い始め、ドーリィを不安に陥れます。
「何のために生まれて、何をして生きるのか」
悩み、苦しむドーリィ。けれど素直になれず、ジャムおじさんたちの
好意を受け入れることができません。街のみんなは、ドーリィの
わがままに辟易していたので、誰も相手にしてくれません。
そんなドーリィを、自分のものにしようとドキンちゃんがさらいます
が、お互いのわがままがぶつかり合い、大ゲンカに。
ところが、バイキンマンたちも巻き込んでの大騒動は、バイキン星
のカミナリを呼んでしまい、バイキンマンが造った新型ロボット
スーパーカビダンダンに強力なパワーを与えてしまいます。
かろうじてバイキン城を逃げ出したものの、失意のうちに波間に
飲まれそうになるドーリィ。間一髪、アンパンマンが救います。
しかしその時、星祭りの最中の街に、スーパーカビダンダンが。
アンパンマン・食パンマン・カレーパンマンの「トリプルパンチ」も
通じないスーパーカビダンダンの圧倒的なパワーの前に、街の
みんなも、アンパンマン号までも、次々と「カビの塔」に変えられ
てしまいます。そして、ドーリィを助けようとしたアンパンマンも
かびだらけに・・・。
こちらは一転、テーマも重く、クライマックスが非常に暗い作品です。
娘が「面白くなかった」と言うのも無理は無いと思いました。
派手な演出や本筋と無関係なエピソードで魅せるわけではない、
ストレートな作風のアンパンマンだけに、対象とする子どもにはちと
受け止めがたい出来になってしまったのではないでしょうか。一緒
に観ている親御さん向けかも知れません。
カビだらけになって、いのちの星が消えてしまうアンパンマン。その
姿を見て、自分のいのちの星をアンパンマンに差し出すドーリィ。
「私はあなたの心の中で永遠に生きる」って、ちょっと危ないなぁ。
最後に、みんながドーリィの死を悼んでいると、再びいのちの星が
降って来て、ドーリィが甦るオチ。せっかく説いた「いのちの大切さ」
が台無しじゃないですか。やなせたかしよ、おまえもか、って感じ。
クライマックスで流れる、バリトンのコーラスによる「アンパンマンの
マーチ」といい、どことなく『ゴジラ対ヘドラ』を連想させたし。
娘の劇場デビュー作品としては、失敗だったかも。
祝日&雨のせいか、ソレイユのバルト11が超満員で2時間待ちだった
ため、東広島まで車を走らせての鑑賞となりました。
『コキンちゃんとあおいなみだ』
あらすじ
宇宙からやって来た、ふしぎなタマゴ。アンパンマンが捕まえようと
すると、中からコキンちゃんが飛び出します。「おなかがすいた」と
泣くコキンちゃんの涙で顔を濡らされ、さらにパクパクと食べられた
アンパンマンは、力が出なくなって墜落したところを危うく食パンマン
に助けられました。
一方のコキンちゃんは、バイキンマンのUFOを勝手に乗り回して崖に
激突。そこへドキンちゃんがやってきます。実はコキンちゃんはドキン
ちゃんの妹だったのです。早速バイキン城で歓迎パーティーが開か
れますが、いたずら好きで嘘泣きの名人のコキンちゃんに、バイキン
マンたちは振り回されっぱなし。ドキンちゃんのUFOで再び逃走した
コキンちゃんは、目に入ると悲しくもないのに泣いてしまう涙を振りま
いて、街中を混乱に陥れます。
ところが、誤ってブラックバード?(名前をちゃんと覚えてません)の
巣に落ちてしまったコキンちゃん、雛を泣かせたために親鳥の怒りを
買ってしまい・・・。
中盤以降、原作とは違った展開となりますが、それなりに楽しめまし
た。バイキンマンが悪役でないのも、たまにはいいです。
コキンちゃん役の乙葉は、「萌え系アイドル」という感じの声&歌で、
ターゲット間違ってない?という気もしましたが、子どもはそんなこと
気にしないですかね。
'70年代テイストの主題歌は、結構お気に入りです。乙葉ではなく、
往年の高田みずえ辺りの声で聴いてみたいですね。
『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』
あらすじ
ある日、アンパンマンは海に漂っていた人形のドーリィを見つけて
パン工場に連れて帰ります。
その夜、いのちの星が降り注ぎ、ドーリィにも命が与えられます。
大喜びのドーリィ。しかし、勝手気ままなドーリィの行動は、みんな
を困らせてしまいます。
「自分のしたいことを好きなだけすればいい」 そう言うドーリィは、
実は、前の持ち主から乱暴に扱われた挙句、捨てられてしまった
悲しい過去を持っていました。
しかし、いくらやりたいことをやっても、心は満たされません。そして
いのちの星が次第に輝きを失い始め、ドーリィを不安に陥れます。
「何のために生まれて、何をして生きるのか」
悩み、苦しむドーリィ。けれど素直になれず、ジャムおじさんたちの
好意を受け入れることができません。街のみんなは、ドーリィの
わがままに辟易していたので、誰も相手にしてくれません。
そんなドーリィを、自分のものにしようとドキンちゃんがさらいます
が、お互いのわがままがぶつかり合い、大ゲンカに。
ところが、バイキンマンたちも巻き込んでの大騒動は、バイキン星
のカミナリを呼んでしまい、バイキンマンが造った新型ロボット
スーパーカビダンダンに強力なパワーを与えてしまいます。
かろうじてバイキン城を逃げ出したものの、失意のうちに波間に
飲まれそうになるドーリィ。間一髪、アンパンマンが救います。
しかしその時、星祭りの最中の街に、スーパーカビダンダンが。
アンパンマン・食パンマン・カレーパンマンの「トリプルパンチ」も
通じないスーパーカビダンダンの圧倒的なパワーの前に、街の
みんなも、アンパンマン号までも、次々と「カビの塔」に変えられ
てしまいます。そして、ドーリィを助けようとしたアンパンマンも
かびだらけに・・・。
こちらは一転、テーマも重く、クライマックスが非常に暗い作品です。
娘が「面白くなかった」と言うのも無理は無いと思いました。
派手な演出や本筋と無関係なエピソードで魅せるわけではない、
ストレートな作風のアンパンマンだけに、対象とする子どもにはちと
受け止めがたい出来になってしまったのではないでしょうか。一緒
に観ている親御さん向けかも知れません。
カビだらけになって、いのちの星が消えてしまうアンパンマン。その
姿を見て、自分のいのちの星をアンパンマンに差し出すドーリィ。
「私はあなたの心の中で永遠に生きる」って、ちょっと危ないなぁ。
最後に、みんながドーリィの死を悼んでいると、再びいのちの星が
降って来て、ドーリィが甦るオチ。せっかく説いた「いのちの大切さ」
が台無しじゃないですか。やなせたかしよ、おまえもか、って感じ。
クライマックスで流れる、バリトンのコーラスによる「アンパンマンの
マーチ」といい、どことなく『ゴジラ対ヘドラ』を連想させたし。
娘の劇場デビュー作品としては、失敗だったかも。
でも
バリトンのコーラスによる「アンパンマンの
マーチ」といい、どことなく『ゴジラ対ヘドラ』を連想させた
↑笑いました。
わたしもあれだけはちょっと・・と思いました。
コメントありがとうございました。
大人が見る分には何の問題も無いというか、十分鑑賞に堪える作品だと思います。
でも子ども連れだと、子どもの反応が気になって仕方がなかったです。うちの娘だけでなく、周りの子どもたちみんな、途中から黙ってしまいました。
「ヘドラ」で笑って頂けて嬉しいです。
身近に怪獣ネタが通じる人がほとんどいないので。