風邪のおかげで、まとめて本を読む時間が取れています。まだ頭痛がひどく、
娘の相手もしなければならないので(娘もまだ治ってないのですが、何事も
無いかのように朝から遊んでいます。)、そんなにたくさんは読めませんが。
読んだ中に『子どもと昔話』という雑誌があります。この本の最新号から、
「うさぎ!」という物語の連載が始まりました。作者はなんと、小沢健二。
新潟大学の教授をはじめ、同姓同名が多い名前ですが、雑誌の編集長が
父親の小澤俊夫氏であり、何よりタイトルからして「あの」小沢健二に間違い
無いだろう、とファンの間では噂になってました。
1話目は導入の説明文といった感じで、読んで聞かせる話ではなさそうです
が、「貧しい銅山の国」と「豊かな国」、そして「大きなお金の塊」の中に住んで
いてその塊を大きくすることだけを考えてる「灰色」と、ファンタジーの基本は
ちゃんと押さえてあって、今後の展開が楽しみです。
アルバム「LIFE」のような「オザケンワールド」を期待していた人は、一見普通
の文体にがっかりするかも知れませんが、斜に構えたような視点で世の中を
皮肉って見せる、知性の光る表現は、小沢健二ならではです。
かつて「音楽ドロボウ」と罵られたこともありますが、作詞に関しては人並み
外れたセンスの持ち主だった彼の才能は、長いブランクの間にも錆びついては
いなかったようです。
もう歌わないのなら、作家に転身すればいいのに。表舞台に出るのが嫌なの
かな? 案外、締め切りに追われるのが嫌なだけだったりして。発売延期や
中止はしょっちゅうでしたしね。
ちなみに『子どもと昔話』は季刊なので、次号は3カ月後です。これなら休載は
無いだろうと信じていますが・・・
娘の相手もしなければならないので(娘もまだ治ってないのですが、何事も
無いかのように朝から遊んでいます。)、そんなにたくさんは読めませんが。
読んだ中に『子どもと昔話』という雑誌があります。この本の最新号から、
「うさぎ!」という物語の連載が始まりました。作者はなんと、小沢健二。
新潟大学の教授をはじめ、同姓同名が多い名前ですが、雑誌の編集長が
父親の小澤俊夫氏であり、何よりタイトルからして「あの」小沢健二に間違い
無いだろう、とファンの間では噂になってました。
1話目は導入の説明文といった感じで、読んで聞かせる話ではなさそうです
が、「貧しい銅山の国」と「豊かな国」、そして「大きなお金の塊」の中に住んで
いてその塊を大きくすることだけを考えてる「灰色」と、ファンタジーの基本は
ちゃんと押さえてあって、今後の展開が楽しみです。
アルバム「LIFE」のような「オザケンワールド」を期待していた人は、一見普通
の文体にがっかりするかも知れませんが、斜に構えたような視点で世の中を
皮肉って見せる、知性の光る表現は、小沢健二ならではです。
かつて「音楽ドロボウ」と罵られたこともありますが、作詞に関しては人並み
外れたセンスの持ち主だった彼の才能は、長いブランクの間にも錆びついては
いなかったようです。
もう歌わないのなら、作家に転身すればいいのに。表舞台に出るのが嫌なの
かな? 案外、締め切りに追われるのが嫌なだけだったりして。発売延期や
中止はしょっちゅうでしたしね。
ちなみに『子どもと昔話』は季刊なので、次号は3カ月後です。これなら休載は
無いだろうと信じていますが・・・