まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
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田原市議会来村①

2009-07-16 | 議会

村と友好都市提携を結んで頂いている愛知県田原市の議会議員の皆さんが、

友好都市提携10周年記念として来村。

本日は、

記念セレモニーとしてふれあい広場に“かつら”の木を記念植樹。

かつらの木は、葉がハート型です。ふれあい広場に遊びにきた子供たちが喜ぶかな~と期待。

20090716_2

その後、役場にて二分科会(産業観光、福祉)に分かれての意見交換会。

僕は産業観光分科会にて観光振興策について発表しました。

いろいろ言いましたが、

「自治体として観光振興策を具体的に、主導的に行うことは今の世の中難しい。民間のリーダーシップに期待するところが大きい。民間を巻き込み、民間を支援し、協力していくことが必要。また、訪れた人が『また来たい』と思うようなおもてなしの心が大切。。。」

・・・要約するとそんな事を発言しました。

田原市さんの話では、

「高速道路など、交通の便が“不便”」

「高速道路休日1,000円で、田原市ではなく別の地(高速道路沿線)へ行ってしまう傾向がある」

「伊良湖の観光客は年々減少傾向にあるが、菜の花畑が成功しいくらか盛り返した」

「市内22店舗で行っている“渥美半島どんぶり街道”イベント(H21.1~H22.12)が反響を呼んでいる。飲食店それぞれでオリジナルの丼なので、店舗によって様々な味が楽しめる。」

「上記のイベントなどが地方紙に掲載され、名古屋などからの日帰り観光客が増えた。マスコミの影響は大きい。」

「地元のホテルでは、一人でも地元の人がいれば、そのグループは一人一泊5,000円というプランもある。」

「観光地には温泉が不可欠だが、田原にはない。宮田にはあり羨ましい。」

産業観光分科会ではその他に、遊休農地対策、産業振興、地域間特産品の橋渡し、、、などについて意見交換をしました。

「宮田村では、現在はほとんど遊休農地がないが、担い手の高齢化により5年後、10年後は不安」

「田原市は574haの遊休農地があるが、約100haは原野化して非農地となっている。すぐに使える農地にするにはお金がかかる。」

「とにかく農業が儲からないと、担い手、後継者が増えない。」

「宮田村 工業出荷額(約525億円) 農業出荷額(約11億円:JAを通した分)」

「田原市 工業出荷額(約2兆円)  農業出荷額(約700億円)」

「田原市は農産物に関しては、ほぼ特産化されている。」

「サーフィンの国際的な大会も開催される。」

「早朝から昼まで漁業、昼過ぎからサーフィンといった形で、漁業に就職している若者が出てきた。」

・・・といった話が印象的でした。

その後、それぞれの分科会のまとめ(?)発表があり、観光ホテルでバーベキューをして懇親を行いました。


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