まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
問合せ先:m.m.s@tea.ocn.ne.jp

有効活用で・・・

2017-09-28 | 環境・エネルギー

将来へ負担を残さないようにするのが、今を生きる我々の最低限の責務であると考えます。

様々な視点はありますが、エネルギーについては、
資源が乏しい国なので原子力発電の優位性、また化石燃料の枯渇をさせないために原子力、、、といった考え方も否定はしません。
しかし放射性廃棄物は、将来へ大きく負担を残すと考えるので、原子力発電所は縮小し、いずれは廃炉にすべきと考えています。

代わりに、新エネルギー、再生可能エネルギーなどは進化して欲しい!と願っています。

そんな中、地元地区でとある企業の事業説明会があり、行ってきました。
内容は、
廃食用油の燃料化、いわゆるBDF化事業の拡大の話。今まで一般家庭、行政関係の廃食用油のみの受け入れでしたが、飲食店からの油(産業廃棄物扱い)も受け入れる、、、との話でした。
また、洗浄装置も新しくすることで、外への排水も大幅に減らせる、、とのこと。

(前段の大きな話からすると、小さなことかもしれませんが、個人的にちょっといい話と思ったので。。。)

一日最大180リットルということで、それほど大きな施設ではありませんが、こういった技術は応援したいと思っています。
できた油は、今はこの企業の車両などに使っているということですが、燃焼カロリーが高いということで、暖房にも適している(また、凝固点が高いので、冬場は車両には適していない)との話もあり、地域で安価で利用できる術もありそうで、、、そんな部分でもちょっと期待します。

今もこれからも家庭で使った食用廃油は、受け入れてくれます。
ペットボトルなどへ入れて、いくらか溜まったらこちらの企業((株)イナックさん)の営業時間に持ち込めば、Tポイントもくれます。ぜひ、持ち込みをしてみてください。


太田切川・黒川分水運営委員会

2016-12-07 | 環境・エネルギー

宮田村議会からは産業文教委員長と議長が出ることになっている昭和34年に規約が施行された委員会。
僕は初めて出席。
中部電力㈱の新太田切発電所の分水に関して、太田切川と黒川の灌漑水利に万全を期することを目的にしています。
まずは、分水施設の視察と説明。
一番古い(長く)委員となっている駒ヶ根の杉本市長曰く、初めてということですが、今年は施設のメンテナンスのため水が抜いてありました。

3つの門の内、二つが太田切川、一つが黒川へ水を戻す、、、とのこと。
取水も 太田切川:黒川=2:1 戻すのも2:1 となるよう調整。
(上写真は上流側、下写真は下流側)

で、、、今回、この太田切川へ戻す水(した写真)を利用してさらに発電(小型?だが)をしたい、、、とのこと。

まだまだ計画段階とのことですが、再生可能エネルギーとして応援します。

その後、委員会をすずらん荘にて。
中部電力㈱さんから事業報告などがあり、
4月~10月の降水量と渇水や増水の月別特徴を見ると、改めて降水量が少ない6~8月(8月は後半雨アリ)だったと思いました。
「使った水がきちんと返されているかをチェックする会」
との話がありましたが、
個人的には、可能ならしっかりと水を再利用して欲しいと思います。
(あまり大きい設備ではないらしいですが、計画している新しい水力発電施設などは支持します)

社内カンパニー制となった中部電力さんでは担当が異なる、、、ということですが、
完全移行はまだ先、、、ということで、
太田切川周辺の送電線の地中化やさらに環境に配慮した電線などをお願いしました。


地域に開かれた・・・

2016-11-05 | 環境・エネルギー

地元区と公害協定を結んでいる某企業では、何か新しい事業をする時、または新しい事業がない時も年に一度、現地査察を受け入れてくれます。昼前に現地調査。


騒音、臭いなど付近住民から声が上がると、何かしら対応もしてくれています。

今回は特段要望はありませんでしたが、現状の話など聞けました。
やはり個人的に聞きたいことも若干聞けましたし、、、対話の場は必要ですね。

昼過ぎ、商工会青年部の上伊那地区の交流会。
今年は宮田村が当番会場で、フットサルを行いました。

後の予定があって一試合だけの出場でしたが、、、楽しくできました。


駒ヶ根 水と命を守る会 との懇談

2016-06-21 | 環境・エネルギー

駒ヶ根の水と命を守る会の組織が再編された、、、ということで、宮田の環境を守る会で、懇談をしました。

・これからの進め方について
・上伊那の県議会議員の方々と、両会で懇談を持とう
・末端まで共有できる反対理由について
・様々な組織で、意見書などを出すようにしたらどうか?

などの話がありました。
事務局的には、1時間ほどだろう、、、と思っていたのですが、意見交換はとても盛り上がり、二時間近くかかりました。

これからの運動については、協力していく予定です。


宮田の環境を守る会 学習会H28.06.19

2016-06-19 | 環境・エネルギー

操法・ラッパ水槽大会の後、宮田の環境を守る会主催の勉強会。

元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏より
「福島原発事故と特措法」
と題しご講演頂きました。

事故当時発令された原子力緊急事態宣言は、現在も解除されていない、、、ということで、今なお緊急事態であるという話があった。
完全に終結するまで宣言は解除しない方向なのかわからないが、客観的に「まだ緊急事態中」と感じる人が多いだろうな、、、と。
やっぱり心配にはなる。

福島原発事故で影響を受けなかった宮田村(この地域)に、基準値以下とはいえ放射性物質を含む廃棄物を持ち込むことは断固として反対である。
地下水位の高い大きな河川の合流地点付近は、適地ではない。

そんなことをあらためて感じました。