本日は、高遠高校、駒ヶ根工業高校、赤穂高校と訪問させて頂き、校長先生(高遠高校は教頭先生も)から各校の取組みや今後の学びについて、意見交換させて頂きました。
現在進行中の第二期となる高校改革について、また高校のデジタル化については、18日から始まる定例会の一般質問で質問したいと思っていますので、大変参考になりました。
本日は、高遠高校、駒ヶ根工業高校、赤穂高校と訪問させて頂き、校長先生(高遠高校は教頭先生も)から各校の取組みや今後の学びについて、意見交換させて頂きました。
現在進行中の第二期となる高校改革について、また高校のデジタル化については、18日から始まる定例会の一般質問で質問したいと思っていますので、大変参考になりました。
午後、上伊那農業高校へ。
駐車場で男子生徒に「事務室はどこ?」と聞いたら、玄関の中まで案内してくれました!
感謝!!
無事校長先生と会うことができ、懇談。
まずは最近できたというパンフレットを見ながら。
ホームページでご覧頂けます。
何というか、、、
写真の生徒たちの表情が明るいのはもちろん、それぞれの活動している状況がとても充実しているように見て取れます。
これを見た中学生は、「上農いいじゃん!」と思うのでは?と感じるとても良いパンフレット。
全く異なるエリア(都会など)の中学生にも見て貰いたいな、、、とも思いました。
本日行っていたアグリコースとフードコースの学習発表の様子も見学させて頂きました。
コロナ禍で保護者や地域の方が来づらい状況が3年生にとってはちょっと寂しいかも、、、と思いましたが、2年生から質問が幾つもあり、それに応える3年生といった積極的な雰囲気に関心しました。
以下、懇談などより・・・
・今年の3年生は4割が就職、例年37%前後が就職だったが今年はちょっと多い
・コロナで家庭の事情、、、ということはなく、元々就職志向の生徒が多かった。
・3年前に学科の再編を行い、今年の3年生から編成後の卒業生。
・学んだことで進路を変える生徒も一定数いる。
・半分くらいは入学時と異なる進路。
・その内7割が学校で学んで変わったとアンケート結果がある
・製造業への就職も多いが、企業から期待されている
・総合技術高校はまだ具体的に決まっていないが、機会機会で教職員、PTA、同窓会で状況説明や意見を伺っている
・意見はあまりないが、教職員には「早くすべき!」「農業高校として残して」といった双方の意見と、今後の状況を考えると子どもたちのためにやむを得ない、、、といった感じ
・ただし、改変するならば前向きに行うべきといった姿勢もある
・これからの時代を背負っていく子供たちのために取り組むべき
・学科改変で生徒たちも変わってきていると感じる
・昔は横のつながりは少なかったが、今は増えていると感じる
・総合技術、それぞれの学科の専門性を重視しつつ、他の学科との連携を発揮できれば
・地域の方とかかわるような取組みが増えてきているので、教職員の負担軽減にもなるので、コーディネーターを設置して欲しい。
・タブレット、電子黒板やっと入った
・タブレット端末、課題研究などではかなり使っているが、先生によって差がある。
・先生方が習得できていない、差がある
・デジタルの良いところを知ることから始める
・・・・・・
僕は、今回の再編整備で、子どもたちが偏差値などではなく、自ら学びたいことで学校を選ぶことが出来る、そんな土壌が上伊那にできることを期待しています。
なので、各校の魅力がもっともっと中学生に伝われば良いな、、、と思います。
上伊那農業高校は、3年前に学科を改変し、野菜コース、果樹コース、植物コース、動物コース、フードコース、アグリコース、里山コース、GLコースと8つのコースを設置しました。
高校独自の取組みではありましたが、いち早く探究的な学びを深めることになり、子どもたちにとって魅力ある環境になっていると感じました。
これまでの伝統を尊重しつつも、新しい時代に向けて、動きだしている学校が身近にあることに嬉しく思いました。
・・・・・
しかし、、、本当にどこの高校へ行っても、校舎・施設が古い!!
トイレも一部は新しくなった、、、とのことですが、まだまだ和式も多く残っています。
今回の再編整備計画で、対象校だけでなく、上伊那中の高校の状況を変えれるよう要望していきたいと思います。
空いている時間はあいさつ回りなどがメインの日が続きますが、本日は午後、上伊那郡内にあるとある高校再編に関係する高校の同窓会の会長さんらと意見交換。
・忸怩たる思いだが、これからの子どもたちの学びのためには、高校の再編統合はやむを得ない。
・だからこそ、様々な意見を交わし、より良い新校ができるようにしたい。
・しかし、、、現在の懇話会は一方的にも感じる。
・スケジュールありきではなく、懸念点などを率直に話すことが出来るようにして欲しい。
・県教委は、時間をかけて積み上げてきたのは分かるが、押しつけにならないようにして欲しい。
・新校の校地については、全く別の場所も含め、子どもたちの学びにとって客観的に判断すべき。
・どんな高校になるか、定員を含めてしっかりと議論しなければいけない。
そんな話が印象的。
続いて校長先生と意見交換をさせて頂きました。
・学校の活力は、様々な部活動を含め、人数に起因するところもある
・規模を活かした高校は必要
・職員会議で説明したが、異論は出なかった
・県の方向に「絶対反対!」という人は一部
・賛成の人は「従う」という人もいるかもしれないが、客観的に考えて、、、ではないかと推測する
・授業におけるデジタル化について、三人に一台のタブレット端末は、総合学習の時間などでは使うが・・・
・個人持ちの機器を利用すべき
・アプリなどは、学校ごとに異なって良いと思う
そんな話が印象的でした。
新校については、子どもたちのためにより良い検討ができるよう、また、感情的な対立が起きないよう要望したいと思いました。
高等学校のデジタル化については、タブレット端末の今後の利活用について、、、と、BYODについて調査しなければ、、、と感じました。
年末、年始にかけて、選挙区内の6町村役場を伺い、首長さんらと懇談させて頂きました。
どこもコロナ対応の話、次年度の予算の話を始め、地域の課題や明るい話題、、、などについて意見交換。
リニアの残土活用、流域治水、バイパス、企業誘致、国体、体育施設、税収減と交付税措置、過疎地域の小学校、高校改革、各種イベントの開催の可否、令和3年度予定される選挙、、、や坂戸橋の国の重要文化財、プロスポーツ選手誕生、、、などなど
年末年始のみならず、年に何度かお邪魔していますが、、、コロナで動きにくい一年だったな、、、と改めて振り返りました。
・・・昨日頂いたお話ですが、
「新型コロナウイルスのワクチン接種について、どう接種計画を立てるか?」
について
最初に入ってくるワクチンは3週間で二回の接種をしなければならず、医師などの協力の下、一日の接種能力(接種人数)を計算して計画を立てなければいけない、、、との話は、ワクチンの保管環境(冷凍庫を置く場所)も含めかなりの課題があり、町村レベルでは大きな負担であると感じました。