まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
問合せ先:m.m.s@tea.ocn.ne.jp

入学式①②

2021-04-06 | 教育・出産・育児

長男が高校に進学となり、入学式に出席。
家族は一人まで、、、との縛りにより、妻も行きたいと言っていたのですが、、、一人で出席させて貰いました。

一生に一度のイベントなので、ちょっと寂しい感じです。
とはいえ、昨年のことを考えると、卒業式などを含め、まだマシなので、愚痴ってはダメ!と自分には言い聞かせて。。。

嫌がる息子を無理やりパシャリ。

午後は、次男の中学校入学式に夫婦で。
長男を3年間担任してくれたK先生が担任ということで、夫婦でニヤニヤ。
説明など内容は懐かしいのですが、話し方などは心地よい感じでした。

新しい門出ですが、次や先のステージに向かって、メリハリのある生活をしながら楽しんで欲しい!と思います。


卒業式③

2021-03-20 | 教育・出産・育児

伊那市にある「NPO法人 山の遊び舎はらぺこ」さんの卒園式にお呼び頂き、出席してきました。

自然などの体験活動を通して「生きる力」を育む自然保育の実践園として、かなりの注目を集めている当園。
来賓には、地元の皆さん、伊那市議会議員の方々に加え、衆議院議員の宮下一郎代議士、務台俊介代議士も来られていました。

本年は3人が卒園。
先生、理事長、保護者代表から授与された巻物状の卒園証書は、その子の日ごろの活動の様子が記された内容。

卒園児技披露では、

くるみ割り

はやぶさ2を木材で作る

ホットケーキを作る

を披露してくれました。
とても和やかで温かい卒園式でした。
多くからこちらの園に通う子がいるのも頷けます。

小学校へ行っても、逞しく、そして自己肯定感をもって、また、想像力豊かに成長して欲しいです!

・・・・・

所要を済ませて久しぶりの中央グランドへ。

所属するサッカーチーム主催で行っていた6年生のプチ大会を観戦。

六年生最後の大会としては、高遠大会という大会がずっと前からあったのですが、今年も開催しない、、、ということで、子どもたちの思い出に、、、と急遽開催。

冬期はずっと体育館など屋内施設で練習していた子供たちが多いので、広いグランドは予想以上に疲れますが、一緒に練習してきた仲間との最後の試合をどの子も楽しんでいるように見えました。(保護者も)

新型コロナウイルス感染症で、
これまで当然のように行っていたことが中止になったり、変更したりした一年でした。

小学校生活最後の試合を観戦しながら、
まだまだ予断は許せませんが、
子どもたちの貴重な時間を少しでも有意義にしたいと改めて感じました。


卒業式②

2021-03-19 | 教育・出産・育児

朝、長男と高校受験の合格発表を見に行き、そのまま伊那養護学校へ。

卒業証書授与式。

席と席を離したり、省略したりで工夫されて行われました。

来賓としてお呼び頂き、佐々木県議、酒井県議と出席。

高等部22名、小学部9名、中学部14名の皆さんがご卒業。

コロナコロナの一年でしたが、一人ひとり、
また時には仲間と一緒に、
できることを楽しんだということが伝わってきました。

「皆さんが幸せな分だけ、保護者も先生も幸せになる」
「皆さんには困難にも立ち向かう力がある」

そんな言葉が印象的でした。

それぞれの力を発揮できるように、個性や特性を温かく支える社会にしたいですね。


赤穂高校同窓会

2021-03-10 | 教育・出産・育児

今月末には県立高校の再編整備計画の2次案が示されることになっていますが、同窓会としてきちんと態度を示しておくべき、、、とのことで、赤穂高校の同窓会の役員さんらが県の教育委員会と議会へ要望書を持ってこられました。

委員会終了後、向山県議、佐々木県議と共に出席。

・総合学科への移行となった際には積極的に受け止める。が、地域資源を活かした多様な選択肢を確保するために一学年の生徒数や教職員数をしっかりと確保すること

・校舎は築後56年も経つことから、新たな学びを実現するために相応しい学習空間を一体的に図ること

・定時制を継続させること

といった内容の要望。

同窓会主宰で4回の勉強会や集会、
役員さんらで先進校の視察なども行い、
少子化対応ということではなく、
これからの子どもたちのために、、、ということで出した方向、要望です。
心から敬意を表します。

「子どもたちのために」
実現できるよう支援していきます。


第3回伊那新校再編実施計画懇話会

2021-02-16 | 教育・出産・育児

夜、伊那新校の懇話会を傍聴。

冒頭、前回の懇話会で質問のあった件について県教委から説明
その後、懇話会の前段で開催した校地検討委員会の報告。今回は部会長の選出などについて。

で、本題。
本日は、まずは伊那北高校と伊那弥生ヶ丘高校の生徒から学校紹介や新校に期待することなどを発表。

〇伊那北

1,2年生にアンケート調査、200人の回答

回答は資料の通りですが、発表時に口頭説明があった点を何点かメモより

現在の取組み
・SDGsと地域の身近なことを結び付けている

新校に期待すること
・卒業後の進路などに結び付けた授業を
・勉強に関係しない部活動にも理解を
・人数が増えても授業の質が保たれるような仕組みを考えてほしい
・部活は、おのおのの伝統を言うとまとまらない
・改めて詳しく説明して欲しい
・学力の幅が広がり授業内容が心配

〇伊那弥生ヶ丘高校

学校紹介
・35の部活があり、器楽部とダンス部は全国出場

アンケートより新校に期待することなど
・冷暖房の改善
・WIFI環境の整備
・弥生は元々女子高なので、男子トイレが少ない
・制服は止めて欲しい
・制服は体温調整が難しい
・暑さ寒さ対策
・学習、これからにネットワーク
・生徒一人ひとりにあった指導を
・進路で関係ない人は模試は必要ない
・伊那北と弥生の両校のよいところをとって
・郷土愛や地域との連携、グローバルな学び、
・部活動、、、安易な統合は疑問
・文化祭や百人一首の大会などは残すべき

休憩後意見交換

澤井座長より
「どんなこともで良いので、どなたか?」
と広く意見を求められましたが、どなたも発言がなく、

「卒業後に期待することは?受け手の大学としてはどんな子を期待?」
ということで澤井座長より大学の先生などへ質問。

A.大学の立場、各学校でポリシーが違うので異なるだろう。大学に入るため、学ぶためには、基礎学力がまず大事。最近の学生は素直な子が多い。昔はもっと「なんでそうなるの?」という学生がいた。講義内容をうのみしてしまう子が多い。「なぜ?」という探究心をもっと持って。不思議?という気持ちも。
指導要領が大きく変わる、例えば近代史だけになる、、、とか聞くが、地元の歴史、産業などを学ぶことも良いと思う。
基礎学力考える力を今、大学が求めているというイメージ。

A.プレゼン能力探究心を更に。社会に出ると、多様な価値観の人を受け入れながら仕事をする。高校生の時から多様な人とかかわって欲しい。今の子は、お年寄りなどを含め、様々な人とかかわることが少なくなっているので。

A.医療の立場としては、新しい高校に医師を育てて欲しいと思っている。基礎学力はもちろん、医師を目指すように。長野県は10医療圏あり、上伊那は下から3番目の人口に対する医師数の少なさ。コロナのワクチンも始まるが、マンパワーが少ない。医師を目指して欲しい。いろいろな知識を獲得して欲しい。

「今、突っ走りたい夢があるか?」

A.夢を職業で終わりにしたくない。JICAでも話した。夢はとにかくいろんな人と関わりたい。そのために今できることを考え行動している。

A.音楽家になりたい。音楽が大好き。その音楽を使って、人を楽しく、しあわせにしたい。コロナで音楽家は大変だが、社会に役立つような音楽家になりたい。

A.松尾さん:小さいころから好きなこと、音楽関係。それをずっとやっていきたい。仕事とプライベートと分けると、どちらかを我慢しなければになってしまうので、自分のやりたいことを続けるために、様々なことにチャレンジしていきたい。

A.はっきりした夢はないが、小さい時から有名になりたい。洋服が好きだったので、そういった方向、ブランドを立ち上げてグローバルに活躍したい。

O.進学校はどこそこの大学に入る、、、が目的になってしまっている。進学校の役割としてより高い学力をつけるため、、、もあるだろうが、それだけでなく多様な人と結び付けれるようにすべき。大学の三回生の娘は、コロナでオンライン授業を地元で受けている。

座長:
大学進学を目指す子が多い高校になるだろうが、大学側からは基礎学力、プレゼン能力、人とのかかわり、、なども大切との話があった。
地域としては、医師にも目を向けて欲しい。
高校生の皆さんは、自分を活かしたい、、、という話。自己満足で終わるのではなく。何ができるようになるのか?を。

「保護者の立場では?」

A.高1の子がいる。前回の話を聞いて、表現する力を身に付けることができるように。どう表現しどう伝えるか。まだよくわからない生徒へも先生方が教えてくれればありがたい。
高校時代は、一番いろいろなことを感じる時。その後の人生をどうするか?に結び付けてステップアップの場となれば。

A.子どもたちは、夢とか職業など決まっていない子が多い。中学ぐらいだと、自分の将来についてあまり考えられない状態。新校に入ってすぐには難しいのでは?高校に入る時にはまだ自分の特性も分かっていない。多様なことが学べる場であってほしい。

A.うちの子はどうか?と考えると、受け身である気がする。将来の夢などもハッキリしない。まだ迷っている。多様な人に会って、いろんな話を聞いて、自分で考えていくことが大切と感じた。
自分も、昔は受け身の学習だったと振り返る。自分から考えてということは、社会へ出ると大事なこと。探究的な時間など大切。

A.高2でこれからの夢があるというのは素晴らしい。自分も高校生の頃は夢があった。今は毎日の生活がどうしても惰性になってしまっている。いくつになっても夢を、、、と思った。新校、総合的な学び、基礎学力、部活動は両校の伝統を活かしていって欲しい。

O:中学の時から受け身ではなく能動的な活動ができる人材、夢を追い求めれる力を、多様な力を付けて欲しい。

O:四人の生徒の発表を聞いて嬉しく思った。母校が無くなって嫌だ、、、という気持ちや何万人の同窓生を思うと苦しい。でも、、、一番大事なことはこれからの子どもたちのこと。今、学びが変わる、産業も変わっている。
新校は、偏差値の幅が生まれると思う。医師を目指すクラス、偏差値のちょっと低いクラスがあっても良いと思うし、偏差値だけではないと思う。新しい学校、モデルとなる学校にして欲しい。全ての人たちの力で。総合技術や総合学科なども含め、上伊那からの流出を止めれるような取組みにして欲しい。

O.これからは国際化、これからの子どもたちには世界を見て欲しい。そうすると日本や地元の良いところも分かる。そして帰ってきてくれれば。

座長.今日はどういう進路?などの話だった。次からは学科、学び、部活、生活、、、などの話をしたい。

「地域で盛り上げてという意見があったが?」

A.地域の課題を解決するためには、考える力、判断力、、、などが重要。「なぜ?」という疑問を持つことが大事。地域を支える子がこの地域に戻ってきて欲しい!という気持ちもある。医師が足りない、産業界でも研究者が戻ってきて欲しい、そういう人材が欲しい。地域の拠点となる普通科高校を。グローバル化など社会を取り巻く環境に対応できるようにすることが重要。

座長.今、高校などでどんな探究的な学びをしているのか?そういった事例を次回、示して欲しい。学校生活でどういったことを考えるか?なども。
新校に対する期待という視点で進めていきたい。

・・・・・・

といった内容でした(僕のメモからなので、正式には後日事務局より出される懇話会まとめをご覧ください。)

これからの子どもたちのために、、、前向きな意見交換が行われていました。

現役生にとっては、楽しい高校生活を送っている中、酷な話のような気もしますが、、、だからこその改善点などがあると良いな、、、とも思いました。

「夢」
その時点で持っていてもいなくても、意識するタイミングは幼少期からもっとあるべきでは?と感じました。