まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
問合せ先:m.m.s@tea.ocn.ne.jp

令和3年 2月定例会 委員会審査③

2021-03-10 | 議会

委員会審査三日目。

午前中は引き続き産業労働部・労働委員会の審査。

共田副委員長の発言(質問)。
その後、本郷議員から退職される職員さんに対し、
振り返りと後輩に対するメッセージを求められ、
三名の職員さんが発言。

お話を聞いていて、
県のため、地域のため、そして県民のために責任感をもって働かれた姿が重なり、
とても頼もしく感じました。

・素晴らしい仕事に就くことができた
・地域のため未来のために
・若い時のHOTな気持ちを忘れず
・誰かどこかの真似で満足して終わりではなく、常にクオリティを高く
・仕事を通じて人生を豊かに
・県のため、県民のために働けたと誇りを持っている
・責任とやりがいを持ってできた
・価値観の多様性、正解がない、、、ということがあるが、正解がたくさんあると思う
・信念をもって仕事をして欲しい
・長野県は精密工業に大きなポテンシャルがある
・コロナの前から水面下にあったものが、コロナで加速度的に表面化した
・高い付加価値があるものを

そんな話が印象的でした。
約40年、皆さん、本当にお疲れさまでした。

午後は、観光部の説明を受け、その後、本郷議員と宮本議員が発言(質問)

Q.gotoトラベルの見通しと県の観光をどう進めるか?
A.再開までは県民割やバスタクシーへの支援を続け、感染が拡大していない近隣へ広げる
A.再開されれば、連泊や小規模宿への補助、または癒しなどで他県との差別化を図り、誘客を行う

Q.インバウンドについて?
A.「安全」「安心」が選ばれ、情報発信も重要
A.今はオンラインに軸足を置きながらリアルの対応ができるようにしたい

Q.アフターコロナの観光地づくりをどう進めるか?
A.首都圏からちかいというアドバンテージを活かすが、それだけではダメ
A.自然だけでなく歴史なども併せ、ブラッシュアップしていく
A.例えば、花火を見るだけでなく一緒につくる、、、などし、そういった企画を広域的につなげる
A.エリア全体での観光消費額を増やすことを目指す

Q.足腰の強い観光地づくり、中長期的な視点は?
A.今は、感染拡大、縮小、、、を繰り返し、細かい対応が求められている。が、その中で、それぞれの業種の方々と度々話し合っている。これは大きな財産。コロナ以前からの課題が顕在化して加速しているが、逆にチャンスと捉える。
A.稼ぐところはどこか、エリア連携で顧客データを有効に活用しながら明確にしていきたい

Q.意見交換、陳情や要望からこれからのヒントは?
A.リフト無料などをしているスキー場があるが、無料になったお金をどこかで使って貰う仕組みが必要→街中の商店と連携など
O.アドバイスをしてあげて欲しい。

Q.アドベンチャーツーリズムについて?
A.欧米では人気。滞在時間と消費を見込める。トレッキングだけでなく県ならではの体験や歴史文化を組み合わせる。お客の琴線に触れるメニュー、コースを考えたい

Q.コロナで観光は変わると考えるか?
A.生活と観光の境目がなくなると感じる。自分にとって居心地の良い場所・人、なども観光となるだろう

・・・

そんなやりとりが印象的でした。
個人的に、、、非日常を求める観光もあるだろうし、生活と境目のない観光もあるだろう、、、と思う。
訪れる人が何を求めてくるのか。
ふらっと訪れる人の琴線に触れるメニュー、がっつり体験や観光をしたい人の琴線に触れるメニュー、または若者、壮年、年配の方などがそれぞれ期待するメニュー、、、

価値観の多様性との話が午前中にありましたが、多様性に対応するには様々なメニューが必要。

でも、、、そんなに多くは難しい、、、

何を用意し、何を切り捨てるか、、、信州らしさを活かし、そしてデータを活用し、
持続可能なメニュー、観光産業が興るようにしたい、、、と感じました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿