まさやす日記

長野県議会議員。
宮田村の議員(議長も)していました。
問合せ先:m.m.s@tea.ocn.ne.jp

長期子どもポジション・キープ

2020-04-13 | 偉人・一言・備忘録

友人が紹介していた本で面白そうだったので買った本。

データ、情報って、解釈で大きく意味が変わると思っていますが、一つの視点として政治活動に活かせれるだろう、、、と思って読み始めました。
読み終わっての感想は、そういった面でも大いに学びになりましたが、子を持つ親としてもとても参考になりました。

・少子化に深刻な影響を与える急速な未婚化
・結婚願望はあっても、、、
・自分と同年齢ぐらいの人と結婚したい人の割合が半数以上で一番多い
・年の差婚は少ない
・理想の結婚年齢に結婚するには、その前に交際している必要がある
・二本の若年層の非交際率(未婚男女の男性7割、女性6割)
 →海外から大きな注目
・長期子どもポジションキープ
・子ども部屋おじさん
 →経済的にも生活的にも居心地がよく、生活が変わることに対する面倒さ
・子どもが社会人になっても近くにいて欲しいと思う親は6割弱いる
・かわいい子には旅をさせろ

もちろんデータなので、これが全てではありません。
しかし、地域に子どもたちが残って貰えるように、、、といった考えがありますが、だからといって社会人になってもずっと同居は、将来的に課題があると感じました。

「子どもたちが自立できるように」

といいますが、経済的な事だけでなく、生活力、社会力もしっかりとつけていくことが大切、、、と。

こんな時だからこそ、読書量を増やしたいと思います。


本日の一言

2012-12-30 | 偉人・一言・備忘録

陰山英男さんのツイッターより。
今の日本は、日本人同士、首を絞め合っているように思える。
どっちを見ても、何をされない時にも、批判、非難、否定ばかり。
ならば責任から逃れるのが、一番賢いとなる。

・・・

そんな雰囲気を何とかしたいです。


日本の偉人

2012-10-04 | 偉人・一言・備忘録
政経倶楽部連合会の朝例会に出席。今朝は、前神奈川県知事の松沢氏による二宮尊徳の話。
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メモより・・・

三年前に二宮尊徳の破天荒力という本を出した。
各地で尊徳の講演会の依頼が増えた。
中国からもあったが、、、キャンセルになった。

中世の農村~幕府まで、人生を通して様々な改革を試みた人。
偉大な日本人だが、学校では教えて貰えない。

教育は、まず親から教えて貰うこと。
例えば、酒匂川の堤防にある松並木を訪れ、これは二宮尊徳が植えた松。洪水被害を防ぐために、13歳の時に子守の駄賃でもらった二百文のお金で、売れ残っていた松の苗を譲ってもらい、堤防へ植えた。これらの松苗は堤防に根を張って、堤防そのものが丈夫になった、、、というように。

政治家は、実践者でなければいけない。とにかく現地現場だ!と松下幸之助翁は言っていた。

「日本人は勤勉だ!」と言われるが、いつからか?と考えると、
特に二宮尊徳からではないか?
・・・中世は、ヨーロッパなどでもそうだが、税を納めるために働いた。
尊徳は、同じ働くでも目標を変えようとした。
みんなが働けば、みんながHappyになる。働けば働くほど工夫をするので知恵を得ることができ、みんなが楽しくなる。
と。
税率を固定し、稼げば稼ぐほどその人の稼ぎになるようにする。
開墾した土地は、税率が低い、、、などがあったので、開墾を奨励した。

至誠・・・真心を尽くすこと
勤労・・・物事をよくよく観察・認識し、それを元に知恵を磨きながら働くこと
分度・・・自分の置かれた状況や立場をわきまえ、それに相応しい生活をすること
推譲・・・勤労を尽くし、分度を守った結果として生じた果実の余剰分を子孫や社会の為に譲ること
積小為大・・・小さな努力や工夫の積み重ねが大きな収穫や発展につながるということ
一円融合・・・全てのものはお互いに作用し合い、一体となって結果をもたらすという世界観
道徳経済一元論・・・儒教や武士道などの道徳だけでは経済は成り立たないが、道徳のない経済もまだ罪悪である。つまり道徳と経済という一見、相反するものを融合させることが大切ということ

真心を込めて働けば、目標よりも大きく得ることができる。
自譲:将来のために
他譲:他人のために
企業とすれば、CSRなど社会のために、、、なども
⇒⇒偉大な経営者は、みんなやっている!

尊徳は、働くことによって様々な価値観を生み出した。
○大きなことを行うのに、小さなことを疎かにしない
○洪水で田畑を手放す事になったが、農地を耕しながら薪を売った(山で拾えるものだが、町では売れた)

尊徳は、農家の生まれだったが、父親が四書五経を持っていた。
で、学問にも興味をもった。
親戚の家で暮らしていた時も、寝る間も惜しんで読書をした。油代がもったいないと叔父に指摘されると、荒地に菜種をまいて収穫した種を菜種油と交換し、勉学を続けた

天動人動論・・・人間社会は、自然をバランスよく制御してきた。(が、制御できないと原発事故のようなことが起きる)

一円融合・・・最初は敵対していても。。。
○神奈川県の受動喫煙防止条例
様々な業界から強く反対された。が徹底して議論した。
こういったものは、敵対している団体を押し切って行ってもダメ。
⇒知事を辞めた時に戻されてしまう。敵を抹殺するというやり方は、「絶対につぶしてやる!」という反感を買う。(例:小泉郵政改革)
⇒⇒⇒二元論で押し切っては、長い目で見て改革にならない。

二宮尊徳は、一面としてものすごい改革者
・補助金は絶対にダメ(もっと欲しい、隣の町よりも欲しい、、、となってしまい、補助金目当てになって、本業が伸びない)
・融資であるべき(が、軌道にのったら返す)
⇒経済の発展は、経済的な自立をすることにある

二宮尊徳は、信用金庫みたいな事業も行った。
徳目によってお金を貸し出した。
借りた人は、自分を信用して貸してくれたことに感謝し、そのお礼として金利相当の額を払う、、、というカタチ。

報徳思想、影響を受けた人々に、
渋沢栄一氏(論語とそろばん)、安田善次郎氏(銀行、けちと倹約は異なる)、御木本幸吉氏、後藤新平氏、豊田佐吉氏、松下幸之助氏、、、らがいる。

松下幸之助氏は、
二人の若者が江戸に来たら、水売りがいた。
一人は、「水を買わなきゃいけない町か!?こんなところには住めない!!」と。
もう一人は、「水を売って商売になるのならば、何か成功する可能性があるんじゃないか!!」と。

なぜ、実業家が尊徳を尊んだか?
○道徳経済・・・日本的な思想・価値観を大事にしていた
○天道人道論・・・これまでの自然を壊してまで進むのか!?と
○実践主義者・・・学者や坊主が嫌いだった。人は何のために学ぶのか?人のため、世のために学ぶ!

GHQは、戦前戦中のことを全てダメ!という考え方。

・・・
日本人としての思想・価値観を今一度認識し、道徳経済一元論を説いていきたいと感じました。
特に偉人の話を子供達にすることで、世のため人のために生きることが素晴らしいことであることを知って育って欲しいと思います。

女性天皇と女系天皇の違い・・・日本という国について

2011-11-29 | 偉人・一言・備忘録

神話の時代から継承されるチスジ。どう守られてきたかについて、師である林英臣先生のメルマガよりご紹介します。

『林英臣の元氣メール 第612号』より転載・・・

◆緊急提言!! 日本の国体を守ろう! 女系天皇を認めることの危険性◆

「女性宮家」を創設しようという意見が、宮内庁から出てきた。小泉政権のときにも皇室典範を変えようという議論が起こされたが、悠仁親王殿下のご誕生で国会提出が見送られた経緯がある。

女性皇族は結婚すると皇族の身分から離れることになっており、皇族は少なくなる一方。このまま推移すると、皇族の仕事や活動が“人手不足”になりかねない。皇族減少という危機に対して、女性皇族が結婚後も皇族にとどまれるようにすることで対応したい、というのが今回の問題提起だ。

それはよく分かるものの、この検討が「女系天皇」容認につながることの無きようクギをさしておかねばならない。男系男子による皇位継承の意義を、再確認せよということだ。

そもそもチスヂにおいて、男子は「種」、女子は「畑」の役割を担っている。男系による継承とは即ち、「種」の系統を連続させていくことに他ならない。

今上天皇で125代目となるが、いまだかつて男系を外れたことは一度もない。天皇の子である女性が、一時的に天皇に即位することはあったが、必ず男系に復帰している。この場合は「女性天皇」と呼び、歴史上10代8名の女性天皇が存在した。

◇女性天皇と女系天皇は違う◇

この女性天皇と「女系天皇」の違いを知らない者が多い。国会議員でも分かっていない者だらけで、本当に議論不足と言わざるを得ない。

女系天皇とは、女性天皇とその配偶者(民間男子)の間に生まれた子が、天皇になった場合に呼ぶ言い方だ。はっきり言えば、民間男子の「種」の系統で、“新王朝”が誕生したという事態である。事の重大さを、どこまで理解しているのだろうか。

これが女系天皇であり、男女は関係ない。女性天皇によって次の代に生まれた、別系統の天皇ということから女系天皇と呼んでいるのである。

早い話、皇太子殿下の子である愛子内親王殿下が、もし皇位に就けば女性天皇となる。その愛子さまと、民間出身の配偶者から生まれた子が次の天皇になれば、その子が男子であれ女子であれ、女系天皇ということになるのだ。

◇蘇我王朝や藤原王朝が誕生しなかった理由◇

男系男子による皇位継承システムは、無用の権力闘争に歯止めをかけ、和の国日本の基盤をなしてきた。歴史で言うなら、蘇我氏や藤原氏がいくら野望を抱いても、出せるのは「畑」、つまり皇后までで、自分の「種」で
新しい王朝を開くことは望ませなかったのだ。

これがもし、女系天皇容認ということになれば、女性皇族と蘇我氏や藤原氏の男子が結ばれ、その子が天皇となることで、蘇我王朝や藤原王朝が成立する道筋を開くことになってしまう。

いくら権力や財力を持っていても、それ以上を望ませないシステムが男系男子の継承であった。皇室からすれば、実力者の支援は受けるものの、取って代わらせることはないという安全装置だったのだ。これによって、日本のタテイトが維持されてきたのだ。

女系天皇を認めてしまったら、成り上がり者の野心を止められなくなるだろう。地位も権力も金も、欲しいものは何でも手に入れた。あとは自分の種による天皇を誕生させることのみ、となったときに誰も阻止出来なくなる。

◇他民族の王朝が日本に成立するかも知れない◇

もっと心配なことは、密かに他民族の血を引く男子が送り込まれて皇族女子と結婚し、その子が皇位に就いてしまうという事態だ。これはもう、他民族王朝の成立を意味することになる。神武天皇以来のタテイトがそこで終わるばかりでなく、日本民族の「扇の要」が消滅してしまう。これは国体崩壊以外の何ものでもない。

では、どうするか。終戦まで存在した旧宮家を復活させるか、旧宮家の男子が「跡継ぎのいない宮家」の養子に入るなど、考えられる方法はちゃんとある。
旧宮家の男子と皇族女子がご一緒になられるなら、なおよろこばしいことである。

とにかく、十分な議論がないまま、焦って女系天皇登場を導いてしまうような愚策を避けねばならない。このままでは、吉田松陰先生がきつく塾生に教えた「君臣の義」が失われてしまう。

野田首相よ、決してこれを受け入れることなかれ。
国体(国柄)破壊という、これ以上ない汚名を残してはならない。

・・・
世界各地に神話はあります。
しかし、ギリシャ神話のように今につながるものはないのが現実。
日本は、神話の時代から綿々と続く歴史を持っていることを自覚しなければいけません。

今は行き過ぎた報道などもありますし、こんなご時世に大きな使命を背負っている皇族の方々には、敬意を感じるばかりです。