青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

見返り根性の崩壊

2008年11月02日 | 人生設計
私達は、中々「あれをしたから、こうしたから」といって、それに対する「見返り」を求めたり期待する事から、抜けきれない。そういう「求め」たり「期待」しないまでにも、「誰かが何とかしてくれる」と言った思いでいる。
こういう「見返り」を求めたり期待していることから、世の中がおかしくなっている。

「道徳」や「教育」、あるいは「宗教」などで、「無私や無我になる」とか「供養、施す」とか言う、いわば「ボランティア精神」、あるいは「父性愛、母性愛」と言ったものを教え語りかけながら、悲しい事に、その裏では何らかの「見返り」を求め、期待している。
それが私達「人間」なのかも、知れない。

今、こうした「あれしたから、こうしたから」といって「見返り」を求め、期待するという事が、崩壊の憂き目にあっている。
「求め」に応じ、「期待」に応えるには、私達人間の「我侭」が大きくなっているからである。
私達が自分で出した、自分の我侭のために、自分が二進も三進も行かなくなりつつある。

ところが、そういうことにもまだ気が付かないのが、私達人間の中にいる。
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