青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

ヒトラーの亡霊

2022年02月26日 | ニュース
ロシアが、プーチン大統領の指示でウグライアに侵攻した。
これはヒトラーの亡霊が、プーチンに乗り移った明かしといえる。だがこのことは、身を亡ぼす元になる。
プーチンが言う言い分は、そのまま相手に言質を摂られる。それによってロシアは、国連軍の四方からの総攻撃を受けることになる。
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初め一より

2022年02月07日 | ニュース
初め一より

この「慈しみの心」に述べられているように、「一」からこの世は始まっている。正確に言えば「ゼロから」である。
「ゼロ」から始まり「一」となり、それが万倍に増えていく。
しかしこれは上辺のもので、我々にとっては負の面も持っている。
今日我々の社会や生活を脅かしている「新型コロナウイルス」とて、最初は「ゼロ(無)」であったものが、全世界に広がった。それは突然変異の繰り返しの連続によるといえるだろう。
このことを仏教では「因果律」という。「因果律」は一時的なものではなく、無限大的に行われていく。
また並行して、今のコロナウイルスを例にとれば、そこには我々の生活態度が関連している。
我々は豊かで便利な生活を追い求めている。この豊かさと便利さをあくなきままに求めて、そのために必要な資源を採集するが、この時地中に埋もれていた病原菌も、同時に採集されることになる。
初期の頃は人力での作業だから多くはなく、ために外界の環境に馴染めずすぐに死滅して行ったのではないか。しかし産業革命によって大量生産が行われるようになると、生き残ったものが増殖を重ね繰り返していく。
その上に絶えること無い戦争。砲弾や爆弾で地中深くで眠る、微生物や病原菌の眠り、冬眠を目覚まししていった。あまつさえ原水爆弾まで駆使して。宇宙空間まで脅かしている。
これらは人類の飽くなき豊かさと便利さを追い求めるという欲望が故である。
これは経済指向、資本主義指向が故と言わなければならない。
今日、豊かさと便利さを謳歌する一方、その敗残は山となってチリ積もっている。
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信心

2022年02月01日 | 宗教観
新聞に「歎異抄をひらく」という本の広告がよく出ているので図書館で借りてきて読んだ。
この本は、知っての通り親鸞聖人の言葉、浄土真宗の要の言葉を記してある。それだけに親鸞聖人の想いになって受けとらないと、問題がややこしくなってくる。
だが要の一つを押さえてしまえば、「ああ、そうだったのか」と合点がいく。
歎異抄のかなめ、それは親鸞聖人の教えの要は、「信心を以ってホンとす」と述べている。この「信心」を了解すべきことが大切になる。
しかしそうは言っても、それが簡単ではない。「信心」ということを、「自力」で受け止めるのが我々だからだ。親鸞聖人の教えの「他力」とは、私は「任せる、委ねる」ことと思っている。
「何事も佛に任せる」ことだと。
しかしかといって、したいようにして後は任せればいいものではない。
結果がどうなろうと、「浄く正しく美しく」努め励み生きながら、その結果はお任せしたいものだ

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