☆私はペンケースに右側のを使おうと思っています。娘たちはもう持ち歩いているそうです。裏地は汚れのわかりにくい濃い色を付けてます。
☆命理
こんばんは!!
今日は、午前中は生徒さんでした。午後から添付のようなポーチを縫っていました。一つはビンテージっぽいリネン、もう一方は花柄のリバティの残り布です。ちょっとした小さい端切れももったいないので置いてあるのですがポーチや巾着なら消費できます。巾着もいいですが今回はポーチにハマってます。もう7~8個は縫ったと思います(笑)。
さて、本日は丙午日。
壬寅
甲辰(土)
丙午
乙未
としましょう。
日干丙火は辰月土用に生まれた食神格の命です。穀雨も過ぎて土用はどんどん火勢が上がっています。辰中戊土も強さを増します。燥湿からは辰土は燥土で乙木も蔵しますので甲寅と乙は団結して日干を生じます。日干丙火は午に坐しますので辰土は燥土化しますが年干の壬によって何とか湿感を得て日干を洩らす食神となります。時干支も乙未ですから生火と未中丁に微根となります。これは微根というよりもっと強さを感じますし、未中己土は燥土化が増して日干の洩はほとんどないでしょう。八字は金の五行が欠けており食傷のみで無財です。
本命は年干に壬がありますがこれは寅や甲に化殺されて剋の意は全くありません。結果、丙火は洩身もほとんどなく八字は燥に傾くところを年干の壬が救っているかと推します。この時期、調候は不要ですが木火強で火燥土になるところを壬水が燥湿バランスをとるという配合です。
よって喜忌は・・
格 食神格
日干 強
用神 やむなく壬
喜神 湿土金
忌神 木火
閑神 燥土 水
調候 不要
本命は木火強となりますが土も燥土ばかりで洩身はほんのわずかです。日干強なのですから丙火に壬官殺が好ましいのですが天干に甲乙が透っていますから運歳干支の壬や癸水は余ほど強くないと化殺されてしまいます。しかし八字内の燥土は湿土化しますから日干丙火は洩身できるという配合ではあります。そのような観点からも年干の壬は八字内では最喜神です。
調候というのは太陽の位置から考えるように習ってきました。しかしそういった意味での調候でなくても八字の燥湿も水火のバランスですから調候という言葉にがんじがらめにならずに壬や丙を柔軟にとらえたらよいのです。調候不要と言ってもどうしても丙火や壬水が必要な八字があります。
本日命、壬水は化殺されても最喜神ですというお話でした。