FinePix F30の修理代（清掃・整備代）は13,125円

高感度撮影と撮影可能枚数で、FinePix F30（或いはF31fd）を超えるコンパクトデジカメがない事から、今まで使って来たFinePix F30を修理（見積もり依頼）に出した。しかしこの修理に関する補償とその値段でソフマップに寄った事から、FinePix F30の中古品を5,980円で購入する事になった。

昨日自宅の留守電にカメラのキタムラ（の修理業者）からこの修理に出したFinePix F30の修理代の見積もり連絡が入っていた。

消費代込みで13,125円。ウーン・・・
※この中古を最初にソフマップで購入した時の値段は14,800円（2007年10月購入）

これはこれで、大変わかりやすいし判断しやすい。そう速攻で、「修理代が高い為（新品が買えてしまう為）、修理をしません（そのまま店に返して下さい）」と言う電話を入れた。これが、５千円前後の見積もりなら、悩むが修理を依頼し、７～８千円なら一番悩んで、結局却下だっただろう。FinePix F30の中古品を5,980円で購入していなければだが・・・。既に中古をこの価格で購入していた事で、速攻で判断できる事になり、本当にこの一日違いのFinePix F30のゲットは紙一重だった。なかなか今回はついていたと思う。

さて、このデジカメの修理に関しては、以前でも掲載したが、製品内のゴミ（レンズ内も同じだろうが・・・）は、故障ではなく、清掃・整備となったようだ。従って、ソフマップの補償の範疇でも同じ様な回答となったと思う。従ってこの料金自体にはそれほど違和感はない。当然専門の方が時間をかけて整備すれば、当たり前の対価となろう。

しかし、この事はデジカメでさえも既に、消耗品的に扱われ、リサイクルやリユース等より買い替えを行う事が当然の仕組みとなっている事を意味する。販売店での対応からして、新品を購入する事を進めているし・・・。そう言えば、家電量販のヤマダでも以前はPCや周辺機器の中古販売を手がけていたが、今ではやっていない。どちらも既にそのニーズがないとの事らしいが、これなども寂しいと思う。

まだまだPC業界の製品を手に入れる選択肢として中古製品市場はあって欲しいと切に望んでいる。この業界の老舗としてソフマップやカメラ専門店のキタムラには今後も中古製品の販売を継続して欲しいと思う。家電量販店では所詮値引きの対象しかならないし整備も技術的な説明のできないので、中古をあつかっても無理だと思われる。売れなければ、直ぐ止めてしまうので、逆にそこで購入した方が不幸になるので最初から扱わないでもらいたい。

しかし、今回は偶然が重なったが、中古でFinePix30を手に入れる事ができて、幸運だった。