先輩が一年早く当社を辞める？

埼玉の教員が100人以上も、退職金減額前に、駆け込み退職の話をランチを食べながら、会社の仲間としていたら、この話は埼玉だけの話では無い事、今年の３月だけの話では無い事に思い至った。

後輩の課長がふと言った。

「先輩が、来年の誕生日までは働くとの約束だったが、昨年末から今年で辞めると事ある事に話をされる」との事。この先輩は既に60の定年は過ぎ、再雇用で働いて下さっていた。本当は60でもう辞めたかったのだが、皆が強力に遺留した。やめてもらってはこまると・・・。しかし先輩は63できっぱり辞めると断言されていた。先輩の奥様は学校の先生だった。そしてどうも先輩の63の時に定年らしい（？あくまで推測だが）。そして、埼玉だけではないが、国家公務員の定年退職金の減額に合わせて、地方公務員の減額の話だ。

後輩の課長曰く「そうだ。やはりこの退職金減額の話ではないだろうか？先輩が今年辞めると話されているのは。先輩の奥様が、公務員の退職金減額により、一年早く、退職されるからではないだろうか？」

これを聞いて、十分あり得ると思った。私の知り合いにも、公務員で今年の３月で１年早く早期退職される方がいる。仕事がもうきつくてシンドイので、辞めるとの事だったが、それだけではない。もちろんそれもあるが、それより、退職金の減額が響いているのではないだろうか？

先輩は奥様とダブルインカムだった。今更奥様が一年早く退職されてもそれほど、生活設計にくるう事はないだろう。しかも仲がいいらしい。二人で、残りの人生を楽しみたいと思われても何の不思議もない。

今回の公務員の退職金の減額については、色々な所で、問題が発生しそうだ。そう割りと簡単と言うか退職金の減額と言うトリガーが思ったより強力に作用されそうだ。

帰り際、後輩の課長に、「私も君と約束したよね。君の一方的な要求だったが・・・。先輩が辞めるまでは辞めないでくれと。辞める時は先輩と一緒にと。そう先輩が一年前倒しで辞められるなら、私も一緒だよ！！！」