シュレッダーやハサミを使わないPLUSの『ケシポン』等を使って、当家で個人情報を簡単に消去する方法としてスタンプ方式を紹介した。が、この手のグッヅには、インクが割と早く切れるという課題がある。シャチハタと同じ原理等で、これまたシャチハタと同じ様に、インクが切れても、補充が面倒だ。それならシャチハタをまた買おうとなる。環境的にもあまり良くない。またインクが切れなくても、連続でこのグッヅを使用すると、かすれるので、何回も押すと言う事もあり、どうも満足はしていない。よくよく考えると、油性のマジックで消した方が早い気もする。
等いろいろ試したが、結局しかたなく、最近は、ハサミで切ると言う、最も基本的な所へ戻っている。
さて、最初にこの手のグッヅを試したのは、手動式のシュレッダーだ。下側が透明な樹脂製の箱で、その上に手回し用のシュレッダーがのっているタイプだ。しかしこの手のシュレッダーは、割と簡単に壊れたり、手で回すのが、きつい。勢い力をかけ過ぎると、壊れそうで危ない。且つ場所も取るし、気軽に使えそうで使えない。使っても音もでる。電動シュレッダーもあるが、これに比べたらましだが、やはりすぐ使える所においておけない為、気楽には使えない。
今回は、この手動式シュレッダーの究極的製品だ。家電量販店ジョーシンのチラシで初めて見かけて、購入した。チラシの価格は598円だったが、会員用の10%特別値引きで538円と言う値段だった。
最初に現物を開けて中を見たときには、大丈夫かなと思った。
- シュレッダーの刃をまわす取っ手の部分が小さい(半径が小さい)為、手で回すにはかなりの力だ必要だと思われた。これは、一般的な手動式シュレッダーがクルクル簡単に回る大きな取っ手があるのに比べるとテコの原理が使えないので不利と考えた。
- 細断枚数コピー用紙A6が2枚まで。A4縦二つ折りで1枚。はがき1枚。
とシュレッダーできる用紙が小さいし、また一度に細断できる枚数も少ない。
と、ダメ元で購入した。つまり殆ど期待せず、おもちゃと解釈した。
回す取っ手が、本体と同じサイズなので大変コンパクトですっきりしたデザインだ。 | ||
厚手のはがき等を裁断したら、一発でケースが割れた。 | ||
右側の取っ手の円周が小さいので、長めの領収書等を裁断するには、何回も回さなければならない。 しかし、紙を切る感覚がこの取っ手を経由して直接手に伝わってくる。これは面白い。 |
結果からすると、実は思った以上にこれが、使える。面倒なのは仕方がない。領収書をハサミでコツコツ細断する事からすると、遥かに楽勝だ。しかも取っ手に掛ける撮トルクも思ったより少ない。取っ手の円周が、本体と同じな為、回転する回数がやたらと多くなるが・・・。これはこれで、一般的な手動式シュレッダーと比較して、紙を切っている感覚が、手に伝わって来て、面白感覚だ。紙を切る感覚を楽しみながら、領収書の細断をしている感覚だ。従ってなかなか面白い。小さい事だが、紙を裁断して処理していく事が、ストレス発散をしている気分になる。この取っ手が小さい、紙を切る感触が手に伝わる。予想外の製品だった。
最も、こんな商品では、かったるくて使えないと言う方もいるだろう。面倒だと。マアーこの辺はひとそれぞれだろう。
この製品の欠点は、今時の製品は必ずと言ってよい「MADE IN CHINA」。そう品質が問題だ。本体の樹脂ケーシングの設計も問題か製造の問題かはわからないが、ぴったりくっついていなかった。はがきを2枚入れて、まわすと、ケーシングが外れた。はがき2枚は仕様外なので仕方がないが・・・。
ナカバヤシのハンディーシュレッダー『クルッキル』はその商品コンセプトにあるハンディーさ、これが思った以上に便利だ。つまり気楽に使いたい時に、近くにおいておけるコンパクトさが、最大のポイントだ。別にこの商品を持ち運びする方はいないと思うが・・・。
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