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令和5年度 第102回 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準決勝 国見 - 長崎日大▪セットプレーの2得点を守り切った国見が2大会連続決勝へ

2023-11-09 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

11月5日、令和5年度 全国高校サッカー選手権大会 長崎県大会 準決勝2試合がトランスコスモススタジアム長崎で開催され、長崎総合科学大学附属が1-1(PK6-5)で海星に、国見が2-0で長崎日大に勝利し、それぞれ決勝進出を決めました。

準々決勝

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国見 2(1-0/1-0)0 長崎日本大学
得点者
31分 5 平田 大耀(国見)
42分(後2分) 5 平田 大耀(国見)



スタメンとフォーメーション。

日大のボール保持時(3-4-2-1)は19山口翔(3年/日宇中)が幅を取り、6樋渡凌太郎(3年/長崎日大中)がインサイド。非保持時(5-4-1)は6樋渡が5バックの左、19山口が中盤の左とちょっと普通と異なる形だったので、この表記が正しいかはわかりません。


ゲーム展開もあってか、前半と後半とではだいぶ異なる試合内容になりました。前半は国見、後半は日大優勢な流れ。

立ち上がり10~15分程度はお互いロングボールが多かったように思いますが、試合を通して、スタイル的に日大がボールを保持し、国見が4-4-2ブロックでプレスをかけるという局面が多かったように思います。
それで前半は国見が奪ってカウンターかショートカウンターの場面をよく見ました。

国見のプレッシングは、日大の3バックの外側の選手にボールが渡ったときにそちらサイドに主に10中山葵(3年/FC桑名)が追い込み、さらに国見のサイドハーフが縦にスライドして追い込んでくるというもの。


それは有効なように見えましたが、13分には日大がプレスを剥がして前進。11中川粋(3年/長崎南山中)→23内山柊真(3年/V·ファーレン長崎U-15)→14大町璃史(2年/長崎ドリームFC)→2田代拓叶(3年/ヴェルスリアン)→23内山と渡った繋ぎはシュートには繋がらなかったものの、国見を自陣に引き込んで裏返したいい前進でした。
ただ、そういう場面は前半は多くはなく、国見が奪って速く攻める場面が頻発。


26分、国見。左サイドでの奪取から17出田幸雅(2年/島原三中)から中央バイタルエリアの10中山に斜めに差し込んだボールを10中山が仕掛けてシュート。これはDFブロック。


そして、31分に国見先制。
中央低めの位置で9西山蒔人(2年/サンターリオFC)が空中戦で受けたファウルで得たフリーキック。7門崎健一(2年/長崎南山中)のキックはすっと伸びて裏に抜けてフリーになった5平田大耀(3年/筑後FC)が頭でそらすようにしたヘディングがゴールに吸い込まれました。

35分、日大もフリーキックのチャンス。14大町のフリーキックをファーサイド5松尾咲(3年/野母崎中)がヘディングも外れます。

39分、国見。コーナーキックの流れからゴール前10中山のシュートはバーの上。

1-0で前半終了。


日大は後半頭から、ドリブルでの仕掛けが持ち味の10友永響(3年/スネイルSC)を投入。



しかし、開始2分、追加点が国見に。
先制点と同じような位置のフリーキックをポケット付近の9西山が受けてシュート気味のボールを日大GK17田村祥(3年/V·ファーレン長崎U-15)が上に弾くと、ルーズボールにいち早く反応した5平田がまたも決めました。
日大としてはそれ以外の場面では守れていただけに、セットプレーの2失点は痛いところ。

しかし、ここから流れは日大へ。国見がトーンダウンしたのか、日大のギアが上がったのか、国見のプレスが徐々にかからなくなっていきます。


6分、日大。右サイド5松尾のロングボールから裏で受けた10友永がキープし、追い越す2田代へ。ポケットを取った2田代のクロスを逆サイドの19山口が受け、また逆サイドの2田代へ送り、シュート。日大のこの試合一番の決定機でしたが、これは国見DFがラインぎりぎりでクリア。左右に振られて対応出来なかったものの、ゴールマウスにカバーに入るという国見DFのナイス判断でした。


14分、日大。左サイドの前進から中央バイタルエリアで10友永が受けてドリブルで仕掛けるところを国見ファウル。


このペナルティエリア手前のフリーキックを3古田成也(3年/IMURA FC)が蹴るも国見な壁に跳ね返されます。


19分、日大。左サイドでのロングパスから裏に抜けた途中出場20三村強斗(3年/IMURA FC)がカットインしてシュートはブロックされ、さらに連続シュートも決まらず。


24分、日大。左サイドからのパス交換から右へ展開し、2田代のクロスのこぼれを10友永がシュートも外れます。

29分、日大。右サイドでのパス交換で前進。10友永がポケットを取り、グラウンダーのクロスが日大の選手に渡りますが、寄せにあいシュート打てず。


最後は4バックにして攻め続けた日大ですが、国見ゴールを割れず、2-0で終了。国見が2大会連続の決勝に進みました。


点には繋がらなかったものの、後半の日大の攻撃には目を見張るものがありました。2点リードがあったとはいえ、後半の国見はゲームをコントロールしていたというよりは受けに回ってしまっていると感じたので、日大のボール回しは効いていたと思います。ただ、それでもゴールを許さず無失点で終えたのも国見の強さだとも思います。

やはり、ポイントはセットプレーだったか。


決勝は長崎総大附-国見。2大会ぶりの総大附か、2大会連続の国見か。楽しみです。




決勝
長崎総大附 - 国見
11/12(日)12:40 トランスコスモススタジアム長崎

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