通勤日記 ”土曜日の最終列車”

深夜11時をまわっているのに土曜日の甲府駅は賑やかであった。
私は、八王子で友人との飲み会の帰り、最終列車に乗ろうとしていた。
車内は夕方のラッシュと同じくらい混雑していた。
でも殆どが、浴衣姿の若者でいっぱいであった。そう、今日は（21日土曜日）
笛吹市の花火大会、その帰りの列車に乗ろうとしていた。
こんなに混んでいるとは思いもよらず座れると思っていたのが大きな間違いで
仕方がなく立っていた。
見ていてほんとマナ－が悪いと思った。ドアのところには地べたに座っている
若者が多く見受けられた。疲れているとはいえ地べたに座るのはとても見苦しい
邪魔だなと思った人はかなりいただろう。関わりたくないと言うのが本音だと思うが
それを見て見ぬふりして、だれも注意をしないのは私も含め一番悪い事だと思う。

列車は殆どが無人駅だったので停車する度に長蛇の列と切符の精算で
運転手が手こずっていた。最終列車でも車掌乗務があっても良かったかもしれない。
いつもと違った土曜日の最終列車、お祭りの影響で混雑している初めての
経験であった。