【日中戦争】は教科書会社が勝手に作った言葉??
教科書は文部科学省の学習指導要領を元に教科書会社が教科書を作成し、検定に合格した物を教育委員会が採択していく形になります。
そこでその基本となる「小学校学習指導要領解説・社会編」の先の大戦に関する部分を見てみると(下の写真・P82)
【【日華事変、わが国にかかわる第二次世界大戦、・・】】
とあるので、この内容について文部科学省(03-5253-4111)に問い合わせをしてみました。
すると、この「日華事変」とは、当時の日本政府がその呼称を「支那事変」と閣議決定した、盧溝橋事件以降の支那での一連の事変の事を指していて、戦後、中国から「支那という言葉は使っては駄目アル」との要請に基づき、蒋介石も毛沢東も汪兆銘も含む、いわゆる「中華民国」の「華」と日本との「事変」の事を指しているそうです。
そして文科省の見解としては、いわゆる「戦争」というものは「宣戦布告」に基づくものであり、いわゆる「第二次世界大戦」「大東亜戦争」「太平洋戦争」の起点が昭和16年12月8日の、日本の米国に対する宣戦布告であると同じ理由で、「日中戦争」というものも、本来あれば昭和16年12月9日の蒋介石の日本に対する宣戦布告を起点に考えるのが、より正確な認識、という事だそうです。
ただそれでも、盧溝橋事件以降の「事変」を「日中戦争」と呼んだり、満州事変から終戦までを「15年戦争」と呼ぶ教科書が検定に合格するのは、本来であれば、それが正確な記述とは呼べないが、教科書として限られたページ数で当時の歴史を記述する必要があるので、そこまでの厳しい縛りは入れていない!!との事でした。
そして、そこは非常に大事な所なので、もっと正確な記述が必要なのでは!!と言ってみたところ、その担当の方も、私と全く同じ気持ちだったんだな!といニュアンスを感じましたね!!!
ですので当時の背景を「支那事変」「大東亜戦争」と記載している【育鵬社】の歴史の教科書は、ただ純粋に文科省の学習指導要領に忠実に作成しているだけと感じます。
そして、当時の日本政府が「事変」と閣議決定した出来事を、「宣戦布告」というものが存在しないのに、勝手に「日中戦争」「15年戦争」と呼び、それを日本の未来の子供達に教えようするその他の教科書会社は、「何か明確な意図の伴った悪意があるのか」、「だだの無知なのか」分かりませんが、日本の国益を害している訳です。
また、その教科書を採択する教育委員会、そしてそれを使って授業を行う教師も、人様の子供だけじゃなく、自分自身の大切な子供にまで「日本人として生きていく為に絶対に不利になるデタラメな嘘の歴史」を、それを知ってか、知らずか、教えてる訳ですから、日本がおかしくなるのも当然かと。
そしてまた逆に、子供達が人生において最初に日本の歴史を学ぶ「小学校の歴史の授業」を本来の正確なものに取り戻す事が出来れば自動的にこの国が良い方向に向かっていけるとも確信しています。
でも、うちはそれには間に合いそうに無いので、先に正しい歴史を教え込んで、授業で訳の分からない日本の歴史を教え込もうとする先公を返り討ちにする計画を立てているのであります!!!!
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