昨日午後、芸西の街外れを走行中、脇道から出てきた軽自動車と正面衝突。
ボンネットで上半身を強打した俺は、そのまま豪快に宙を舞うも、着地に失敗し、アスファルトに激しいキスをした。
そしてしばらく苦しくて道路にぶっ倒れていた。骨折や酷い出血は無いようだ。相手の運転手は若い女性のようで、突然の出来事に動揺しながらも、俺に声を掛け、救急車と警察を呼んでくれていた。悪い人ではなさそうだ。
そして苦しかった呼吸も徐々に回復、なんとか体を起こし、立ち上がれる状態になり、救急車到着。
これに乗れば、この後、診察台の上で美人の看護婦さんの手厚いお手当と、入院＋通院保険金ゲットコースだ。
が、しかし、そこで俺の「自称なんちゃってちょっとだけワイルド系オヤジ」のプライドがそれに乗る事を許さなかった。
最初はマジで苦しく本当に救急車に乗っていきたかったが、今は骨折も大した出血も無く、こうして立っている事が出来る。
目の前には突然の出来事で、人を撥ねてしまったという意識で動揺しまくっている若い女性と、その後駆けつけた彼女の旦那と、まだよちよち歩き手前の幼い子供がいる。同じ子育て世代と言えど、一回りは年上で、自称ワイルド系のこの俺がこの程度の事で重症患者面して、救急車に乗ってその場を去るなんて事はどうしても出来なかった。
それどころか、なんとしてでも、あれだけ派手にクラッシュし、路上に倒れながらも、立ち上がり、涼しい顔をしている、なんちゃってでもいい、そんな「タフな男」でいたかったのだ。
そして現場検証も終わり、一晩寝て３０時間以上経過。救急車で病院に行っていれば最低でも「全治２週間」程だったかもしれないが、問題なし。
と、まあちょっと粋がってみたが、昨日の俺の行動は、微力だがこの先この日本の社会を、少しでも良い方向に導く力にはなっていくと思う！！
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というのが、１月末の話・・・・・・・・！！
それから約２週間が経ち、打撲も完治、その後痛くなってきた首もいつの間にか回復。
事故直後からも普通に仕事は出来ていますが、バイクの復活までに、ちょっと時間が掛かりそうで、しばらく跡地訪問は行けそうにありません・・・！！
