インボイス制度が始まる事により電力会社に売電している一般家庭は免税事業者扱いとなり
その事で一般家庭からの買取分は仕入税額控除の対象外となり、その分を電気代に上乗せするという話です。
(まさか各家庭にインボイス登録してもらう訳にはいきませんからね・・・・・)
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2020年度の一般家庭からの電力買取分は2817.3億円
インボイス制度開始により免税事業者である一般家庭からの電力買い上げ分は仕入税額控除の対象外となってしまうため
2817.3億円の消費税相当分・1/11の256.1億円を今後は負担しなくてはいけなくなるのです。
その分を一般家庭の電気代に上乗せするという話です。
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ただ、、、
一般家庭からの買取分は2020年度で2817.3億円で消費税相当分は1/11の256億円となるのに58億円となっているのは
インボイスの経過措置として最初の3年間は10%の内8%は控除します、その後の3年間5%控除しますという制度があります。
だから一般家庭からの対取り分の消費税相当額から8%を差し引いた2%の58億円を電気料金に上乗せという事になりますね。
そしてこの事は、いまから3年後は8%控除が5%控除となり58億円の上乗せ分が145億円となりその額が電気代の上乗せになる事。
さらに6年後は経過措置そのものがなくなり10%の290億円が上乗せになるという事を意味します。
インボイス制度により3年後も6年後も電気料金が更に値上げされる事となるのです。
我々一般国民の生活を圧迫する消費税、インボイス制度、これは廃止すべきです。