お嫁さんになりたい。

　電話の仕事で、用件も聞かずに
「ああああ！けっこうですっ！！」と年配の女性にガチャッと耳に音が残る勢いで、電話を切られたあと（こういうの、珍しいんですよ。）

「あん！こんなおうちにお嫁に行きたくなーい。」と言ったら、

　２０代の管理者が笑って、
「リルッチーは、もうお嫁に行ったんだから、いいじゃん！」と言いました。

　そうなんだぁ。

　今もまだ、ショーウィンドーの中のウェディングドレスを見たりすると、
“次は、これ着よう！”って思っちゃう。

　あ、私は女優なので、自分の結婚式のほかに３回ウェディングドレスを着たことがあるんです。

　一番最後に着たのは、三田つばめ作「ケンジ」をひとり芝居風に演じたときね。もう５年くらい前…？

「私は純白のウェディングドレスを着て鏡に向かって腰掛けていた。」で、その短編小説は始まるんだもの。

　作者の三田つばめさん！最近、ブログも更新してないけど、元気ですかー？

「ケンジ」を再演するときは、もうウェデイングドレス着ちゃダメですか？