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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ディア・スナイパー

2021-01-10 23:42:01 | 洋画未公開
トム・ベレンジャーの代表作として「山猫は眠らない」という、スナイパーの過酷な狙撃を扱ったシリーズ作品が8本も作られていることから
この作品も一応主人公が鹿狩りで狩猟用の狙撃銃を扱ってるところから
こう言った邦題を付けたのでしょうが、原題は「BLOOD AND MONEY」
米国のメイン州の雪深いバックカントリー自然公園
そこへ鹿狩りに訪れていた海兵隊退役軍人のジム・リードは老骨に鞭打って牡鹿を執拗に狙っていた
生活はキャンピングカーで一人で生活してる
過去に娘を自分の事故で死なせてから、家族と離れて鹿狩りを行っているようです
 
いや”ディア“ってついてるけど、明かに主人公は“ディアハンター”
この邦題だと同名の名作がありますし、トム・ベレンジャーですからハンターを山猫に近づけたのですね
でも見る前から思っていたようなアクション満載の作品と思っていましたが
まるっきり静かに始まり、内容的にはカジノ強盗犯とベレンジャーとの戦いを描いてる割には淡々と盛り上がりもなく終わってしまう地味な作品だった
 
前半は狩猟免許って細分化されてるようで、主人公は牡鹿限定の狩猟免許だけのようで
オープニングで牝鹿を狙撃するものの違反という事で
知人のハンターで牝鹿免許の知人に獲物を渡したりと
そして町に降りるとダイナーのウエイトレスと交流したり
退役軍人会のカウンセラーに出席したりしており、そこで知り合って家族にDVを与えてしまい反省してる男と知り合う
 
園田男の奥さんが実はダイナーのウエイトレスだったことを知るのだった
酒場でカジノ強盗のことを知るが、ショットを二杯目前に置いてはいるが娘を助けてやれなかった事で酒は飲まないんですね
再び山に入ると立派なツノを持った牡鹿を見つけ狙撃するものの外してしまう
っていうか、狙撃後の薬莢はきちんと拾っていくんですね
木陰に鹿を見て1発、手応えを感じてそこに行くとなんと撃たれて倒れていたのは裏若き女性だった
誤射殺してしまったようです、
警察に届ければ問題なかったものの、薬莢は拾って現場から逃げちゃうものだから
町で酒を煽る、その時にカジノ強盗犯の顔写真がTVに・・・
 
自分が誤射した女性は犯人の一人だった、そして現場にタバコの吸殻を捨てたのを思い出し、再び現場に行くと黒い鞄が死体の脇に・・・
いわゆるネコババしちゃうから
残りの連中におわれことに、そして運悪くあのウエイトレスのDV旦那と出会すが追われていたため二人で逃げるが撃たれて彼だけ捕まりあっけなく殺されてしまう
 
ここからベレンジャーと強盗犯との攻防が始まるわけですが
地味に一人一人倒していくベレンジャーですが、銃を無くしたり奪われたり
敵のアサルトライフル奪うものの弾がなかったりで
実に地味な強盗犯掃討対決がつづきますが
 
派手ではないですがベレンジャーがなんとかお金を隠した地図をウエイトレスに宛てて
最後の一人をたおしたものの・・・
 
ベレンジャーももうお年ですかねぇ、全く派手さはないんですが最後まで一応見せてくれる
ある意味地味な作品でした
 
派手な橙色のハンターベストを捨てて毛糸キャップは橙色と黒のリバーシブルなんですね
よくまぁプロットとはいえ拳銃も弾がなくなりもうナイフ一本だけでよくまぁ
あそこまで戦ったもんですね
 
2019年製作、アメリカ映画
ジョン・バー製作・脚本・撮影・監督作品
出演:トム・ベレンジャー、クリステン・ヘイガー、ポール・ベン=ヴィクター、ジミー・レブランク、マーク・シヴァートセン
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ストレンジ・ワールド 異世界への招待状

2021-01-10 18:26:58 | 洋画未公開
邦題とジャケットにつられてセットに組み込んできましたが
最初に言わせてもらいます
“一体どこが異世界なんじゃい”
ってことっで
スクールバスに乗った高校生5人とバスの黒人運転手は、田舎道をのんびり走ってると、突然脱獄囚に襲われて、バスを乗っ取られてしまう
そんな危機も束の間、陸軍の研究所のトンネル内で謎の怪物に襲われ
高校生5人は大人たちは怪物に殺されトンネル内で孤立無援武器なし、なす術なしの状況に・・・
ってことで主役はなんと男子三人JK二人の5人の高校生が怪物退治すると言う
最近見たロシア映画の「アナザー・ワールド 異次元の怪物 」と同様のジュブナイルホラー作品でしたねぇ
なぜかどちらにも“異世界”とか“異次元”とかの言葉が副題についてるのはご愛敬でしょうか?
こちらはイタリア・ドイツ合作のジュブナイルホラーですね。

イタリア映画ではダイアローグが英語って言う映画は五万とありますから違和感なく受け付けますが、見てる間はアメリカ映画だと思ってましたがブログアップでallcinema さんで作品調べてイタリア・ドイツ合作映画だってわかって、逆にそっちでびっくらこん
映画の怪物にはその造形の陳腐さに苦笑すると言う映画でしたがね

オープニングでの脱獄囚登場迄はなかなか良い感じの雰囲気ですが、さてあっけなく脱獄囚が怪物にやられてしまい、高校生たち5人だけになると、ただ逃げ回るだけで作品的には面白くなくなりますし、怪物の造形が手作り感いっぱいで
全くと言っていいほどCGなぞは使ってないと言う手作り感だけの作品
ある意味潔い作品
脱獄囚というキャラを手に入れたのにねぇ使い方絶対間違ってるって
これなら特に必要なかった脱獄囚

5人の高校生ってこう言う映画では突然リーダー的なキャラが登場してくるんですが
この作品、とくにリーダー役は求めずに、それぞれのキャラも全く役にたってない
メガネっ娘のIQ高いJKでさえ、全くそのIQを使うこともないし
途中からメガネ無くしてそのまんまだったし
どこが不良っぽい少年でさえ、このIQ姉ちゃんがおしっこ先で怪物にさらわれたら必死に探して助け出すし
そんな彼らの関係性などが一切わからない、もう一人のJKは最初影が薄かったのに率先して危険に飛び込んでいったりと
キャラが定まってないんだよね
スクールバスの中での月食っていうお話も後半に全く生かされていないし
ただ怪物は光に弱いっていうのは劇中で語られていましたが
 
ただオープニングで訳あり風に黄色のパーカーの少年がこう言った形で生かされていたのは説得力あるようで、全く無くて・・・
さらに怪物は光に弱いとかこの怪物退治に一生をかけたおっさんの執念がこの5人の高校生に受け継がれていくのはいいのですが
劇中使われる松明ってどうやって手に入れてたんでしょうか
松明が怪物退治の必須アイテムになるんですが

怪物も大人二人を殺しただけの出オチでその後は特にこれといって爪痕を残さず
全く見てるこっちにも怖さ与えずに呆気なく始末されてしまいます
全く手作りですから、全く怖くないなんてねぇ
 
2020年製作、イタリア・ドイツ合作映画
アレッシオ・リグオーリ監督作品
出演:アンドレイ・クラウド、ジャック・ケイン、ザック・サトクリフ、デイヴィッド・キーズ、テレンス・アンダーソン

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みだら妻の妄想不倫

2021-01-09 23:38:36 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルで8日の深夜枠でOAされたこの作品
OP・PICTURESのR -18ピンク映画劇場での公開タイトルは「ひとり妻 熟れた旅路の果てに」でして、一応公開基準の70分作品だったものを
R -15作品としてドラマ部分を加え再編集して86分にして「みだら妻の妄想不倫」としてOAされましたが
このR -15作品としては衛星ながらもTV初公開だし、未だ劇場にもかかってません
今年あたりのOPフェスにエントリーするのか
それともDVDスルー日本するのかはまだ不明ですが
 
ブルーフォレスト作品ということで深澤浩子さんが脚本を書き
竹洞哲也監督作品ということで
三人の男女のカップルそれぞれの物語を”うみねこ“で有名な青森の種差海岸で全編ロケ撮影で完成させた作品
女優人はもう中年の域に達しちゃったっていいよね辰巳ゆいさんも、
さらに並木塔子さんに加藤ツバキさんと皆さんアラフォーの元と現役AV女優さんたちですが
今では演技に絶対的に定評のあるお方ばっかですから、映画としてちゃんと成立してるし、ホン自体が深澤浩子さんですから
お話がほんと惹きつけられる
もうシノプス度外視で、ァヘアヘだけやってればピンク映画だった時代は過去のものとなりつつありますし
こう言った物語性を重視するピンク映画に出会ってから、私もピンク映画にハマったって言ういう口ですので、そこそこ楽しめました
 
結婚10年の記念旅行で思い出の青森の種差海岸を訪れた人妻恵深
夫の洋介は東京で膵臓癌で急死した同僚石庭柊子の葬儀のために遅れてくることになっており
先んじて到着した恵深は、洋介に秘めた恋心を抱いたままこの世を去った柊子と社員旅行でこの地を訪れた際のことを思い出していた
そんな時に偶然高校時代の同級生だった羽賀梢枝に出会った
懐かしさでお茶に誘うものの梢枝は優柔普段だったが渋々承諾してくれた
梢枝との待ち合わせ場所で恵深は自称小説家の芹澤拓真と知り合う
そこに現れた梢枝はなぜか芹澤を疎んじてしまうのだが
そう梢枝は今は強盗殺人犯で指名手配されてる大原正行との逃避行の中で人生最大の幸福を味わっていたのだった
 
そんなことを知らない恵深は大原と梢枝の幸せそうな姿を見て警察に通報するものの
梢枝だけ捕まり大原は無事逃げおおせたことが梢枝にとっては幸せだったのでる
一方一行に来ない夫を待つ恵深は、三年前を思い出していたのである
夫を思うだけで肉体関係もなかった石庭柊子と夫との純愛を
そう土産ものの種差牛のキーホルダーそれを恵深は隠し持っていたのだった
しかし、肉体関係がないものの夫と石庭柊子とのつながりの中になぜか入っていけない自分を見つけていた恵深だったが・・・
海岸ではようやっと心の整理がついた夫が待っており、二人は新たな出発を・・・
 
こんなお話なんですが、それぞれの登場人物の心の葛藤と恋愛感情と現在の心境とかがモノローグで語られてお話が進行していくんですね
ってこう言った手法は同じく竹洞監督、当方ボーカルコンビで作った「女子大生と美熟女 言い出しかねて」という作品に、初めて深澤浩子さんが脚本家として参加した時にも使われてた手法でしたが
 
この作品では、そのモノローグが、実際に過剰なまでの説明台詞になってて
ある意味そこまで説明せずとも映像見てればこっちはある程度理解できるわけでして
ちょっとお節介がすぎたかなぁって言う作品だったし
あまりに恵深の生き方というか、心情に寄り添えなくて
一応恵深井を演じてる辰巳ゆいさんが
 
主演だとは思えるものの、環状移入は梢枝演じてる並木塔子さんへ感情移入しちゃうし
叶わぬ恋と知りつつも告白もならぬまま生きて、癌で果てた加藤ツバキさんの哀愁を帯びた演技に魅了されてしまう作品だった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
深澤浩子脚本、竹洞哲也監督作品
出演:辰巳ゆい、並木塔子、加藤ツバキ、折笠慎也、モリマサ、安藤ヒロキオ
 
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クライマーズ

2021-01-09 18:02:44 | アジア映画
今月の新作レンタル作品です
ジャケットにはツイ・ハークの名前にとジャッキー・チェンの名前と顔がデカデカ
さらにロープ握ってるウー・ジンにチャン・ツィイー
だけでなくDVDに加えてBlu-rayまでレンタルですからねぇ
こりゃ今年いちばんの作品だべさ
ってセットレンタルしてきたんですが
 
チョモランマ登頂の中国国威発の映画だった
1960年インド側からイギリス人にチョモランマ登頂されて
自国(って言ってもチベットなんですけど、中国支配下にあるわけで、自治区にはなってますが)からチョモランマに登頂成功してこそ自国の山と言えるんだって
登頂隊を組んで登頂したものの、登頂直前に雪崩に遭遇し登頂隊大半が雪崩に呑まれ
かろうじて生き残った三人が登頂に成功するものの
雪崩で証拠になるためのカメラを紛失して
登頂証拠がないと認められないと言う屈辱を味わった中国は
 
この時の三人を隊長にして、15年後に中国側から登頂して自国の最高峰を制覇せねばと新しい登頂隊を組んで再度チョモランマ登頂を目指すと言う国威発揚というプロパガンダの映画
実に国策映画のプンプン匂う映画だったので
見てるこっちは辟易するくらい臭い作品
 
そうですね、昨日だか一昨日だかのニュースで、中国の映画興行収入が世界一位になったっていうのを見ましたが、
14億の人口で、映画鑑賞の人口とか、総国民人工もほぼインドと匹敵してるものの
映画興収が2020年度一位って、まぁ世界的にコロナパンデミックで映画館が閉鎖されてる中で
今コロナの発生源だかどうか知りませんが、勝手に制圧しちゃって
今じゃコロナなんて知りませんって涼しい顔してる中国ですから
映画館自体早々に開いているからでしょうが
そんな中で自国映画が8割を占めて公開されてるようでしたが
中国映画って日本を鬼畜に描いているとか聞こえてきてまして、そんな映画は日本に入ってこないからわかりまでんが
 
このは映画見てて思ったのは、映画ってプロパガンダに一番適してるメディアだなぁってこと・・・
かほど臭くで、さらにクライマックスで盛り上がってくればこれ以上のものはないわけで
残念ながら盛り上がり部分で我ながらプロパガンダ臭き作品とは思いつつも、不覚ながらちょっと感動してしまうわけでして
これを自国として捉えたらどれほど効果があるのやら
って言わずもがなですよね
 
ウー・ジンが完全に主役でワイヤーアクションに挑んで登頂を成功させるわけでして
チャン・ツィイーとのラブ・ロマンスもあります
っていうか、もう一組若手組のラブ・ロマンスもありまして
どちらもチョモランマに阻まれる悲恋に終わりましたねぇ
これも国威発揚に寄与してる
 
第二回登頂の成功の陰で、凍傷によって右足切断し、登頂を断念した幹部隊員さん
このお方の老後がジャッキー•チェン
三次登頂隊の隊長さん、そう右足義足で臨まれ隊員に檄を飛ばすためだけに
っていうかプロパガンダのダメ押しのためだけの出頭だったのね
 
国威発揚映画にダメ押しで出てくるジャッキーなんてみたくなかったなぁ
自然の猛威のCGだけが素晴らしい作品です
 
2019年製作、中国映画(日本公開作品)
ツイ・ハーク製作、ダニエル・リー監督作品
出演:ウー・ジン、チャン・ツィイー、ジン・ボーラン、フー・ゴー、ワン・ジンチュン、チャン・イー、ホー・リン、チェン・ロン、リュウ・ギョウフェン、チュイニーツーレン、ジャッキー・チェン
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シチリアーノ 裏切りの美学

2021-01-08 23:56:26 | 洋画
本家イタリアがマルコ・ベロッキオ監督(81歳だそうで)ですが作った
実録コーザ・ノストラ映画
実録ものですので、もう所謂80年代のマフィ、パレルモ派vsコルレオーネ派の抗争実名で描いた作品
私は完全なるジャケット借りの人間ですので
このジャケットに魅了されてマフィアの実録作品
それもジャケットから重厚な作品と見てとって借りてきたので他何もみてなくて
プレイヤーにかける寸前に“ぇ、尺が152分もあるの?”
でも躊躇いもなく見ましたが
 
確かに重厚なファミリー主義のマフィア映画ではあるんですが
見てて感じたのは“実録マフィア裁判“映画だった
でもオチもせずに2時間半映画にのめり込んで見てしまったんですね
さすがマルコ・ベロッキオ、老いてますます演出作劇に冴えを見せてくれてました
さすがマフィア本家のイタリア映画
少なからず映画界でもマフィアの影響を受けていたはずなんですが
時間がそこいらを風化させて、当時の人間はみんな故人となってしまったから作れた作品だったんでしょうね
 
マフィア自体家族主義の組織ですからね
家族が殺されて、残りの家族の安全が保障されれば
この映画の主人公のように身を司法に売って自分と家族の安全を担保にコーザ・ノストラの全貌をバラし
裁判にまで出頭してくるんですね
 
そんな所謂邦題にあるように”裏切りの美学“を貫いたパレルモ派の大物幹部であるトンマーゾ・ブシェッタを主人公にした法廷劇でしかないんですが
先に書いたように息子二人を殺され、家族はアメリカで安全を保障された上で
イタリアの法廷に証人として立つわけで
彼の証言によってコーザ・ノストラの幹部たちはほとんどが有罪になっていく過程を丁寧に描いていて
これが法廷での会話劇であるにもかかわらず、実に面白い
 
駆け引きは常に行われてて、どっちが嘘で真かなんてわかりゃしない
どうにかして犯罪者として有罪にさせるかって言う言葉での駆け引きとか面白かった
まぁイタリアは法廷では、被告人は檻に入れられてるんですね
そして、檻の中から野次ったりもするは、タバコ吸うは
結構判事さん静粛にさせるのに苦労してたし
報道陣は日本と違って写真撮ってよかったし
と裁判の方法も違ってるのも面白かった
 
法廷劇での会話だけでなく、ちゃんと証言の映像化も回想としてあるので適度な銃撃での殺し映像とか、拷問とかも入れて映画的な娯楽的な要素もちゃんと見せ場として入れてるとこは流石
ブシェッタが組織を裏切り、司法側についたのは検事さんとの交流だったんですね
そんな検事さんまでを殺害してしまう力がマフィアにはあったんですね
司法と犯罪組織との間にブシェッタが介在しなかったらイタリア国家は一体どんな国家になっていったんだろうって思わされる作品だった
 
ある意味長さを忘れて見ていられた作品
 
2019年製作、イタリア・ドイツ・フランス・ブラジル合作映画
マルコ・ベロッキオ共同脚本・監督作品
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ルイジ・ロ・カーショ、ガブリエル・アリーナ、マリア・フェルナンド・キャンディッド、マルコ・ガンビノ、ファウスト・ルッソ・アレシ

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ホワイト・シャーク:海底の白い死神

2021-01-08 22:36:23 | 洋画未公開
アルバトロスの新作で主役がサメって言ったら
当然アサイラム作品だってわかるんですが・・・
こいつは実にアサイラムらしくない作品だった
ある程度使い回しだってわかるサメさんの泳ぐシーンとかでごまかしているし
食われる人間はたった三人
 
そして、アサイラムのサメ映画ってことでなんとマイケル・マドセンがトップでクレジットされてるものの
劇中ヒロインの片割れのお父さんでして、劇中は座ってるだけで
なんたらこうたら、危機的な女の状況をさらに煽るように説明する台詞を吐くだけ
マドセン全く動きません
っていうか全くどこにいるのかわかんない民間パトロールの首長さんみたい
映画の舞台はフロリダ沖ですが、マドセンはどこにいるかわかんない自宅で
パトロールと電話連絡するだけ
 
船舶の部下も位置情報のつかみ方とか、地形とかの説明するだけ
しかし、普通に見てても普段知ってるアサイラムの空飛んだり、トルネードで雨霰の如く降ってきたり、もう地面というか地中から出てきたりって言う
サメアイディアを完全に廃して
誰が言ったか知りませんが、サメ映画の十八番はアサイラムですからって事で
アサイラムで「ロスト・バケーション」を作ってみたかったんだろうって言う映画
ですから荒唐無稽なアサイラムらしさ皆無
 
ヒロインが二人ですが、そこはアサイラム
ひどいとは言いませんが、オープニングで犠牲になるお姉ちゃんがいっちゃんイケてた様に思ったにはわたしだけ?
 
こう言う映画で二人之ヒロインが助かるって言うのも期待外れ
どっちかって言ったら一人はサメに食われないとねぇ
それもマドセン之娘役の方がドラマチックやろう
って事で、全くサメの恐怖心とか、緊張感とか、そして肝心のドラマ性が皆無なのは
やっぱアサイラムですって言う映画
エロくもないヒロインって言うどうなのよ
さらにアサイラムが普通に映画作っちゃあかんでしょ
ジャレッド・コーエンもいいとこなく普通に撮ってるし・・・
 
2020年製作、アメリカ映画
ジャレッド・コーン監督作品
出演:マイケル・マドセン、ペイジ・マクガーヴィン、ジュリアーナ・デステファーノ、ジャック・ピアソン、ローレン・E・ハバード
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ミッドウェイ

2021-01-07 22:39:18 | 洋画
巷では東京のコロナ感染者が激しく増大し、医療崩壊が叫ばれてる関係から
明日8日から、二度目の非常事態宣言が発出されるということで
都心に出かけて洋盤というか、輸入Blu-rayを数本漁ってきました
その中で、日本では4KUHDが発売されないということで、奮発して4K環境に今はないものの、先を考えて4KとBlu-rayのコンビを購入した
ローランド・エメリッヒ作品の「ミッドウェイ」をまずは鑑賞
 
これはデカ画面で見る映画かなぁって、昔購入して面倒なので押し入れにしまっていた120インチ大画面になるゴーグルを久々出してきての鑑賞でしたが
電源入れる前に蓄電させるという面倒くささも忘れさせる戦闘場面は、やっぱ大画面でしたねぇ
 
っていうか行っちゃん最初にがっかりさせられたのは、中国資本で作られたハリウッド作品だったこと
開巻中国製作会社のロゴが真先に出てきて嫌な予感はしたんですが
やっぱありましたねぇ
半日感情の具体的な映像化が・・・
太平洋戦争映画ですから敵国が日本であること変わらない事実ではあるんですが
米国との海戦映画に中国はいらんだろう
 
最初に片道切符で東京空襲をした空軍大尉を中国がを頼るシーンとかでの日本軍の空爆とか
日本占領下で米国軍人を匿ったって処刑とか
また、ミッドウェイでの海戦中に救い上げた米国海軍爆撃機の兵士を錨と共に海に落としてしまうという
中国の半日プロパガンダを挿入させることがこの映画で必要だったのかなぁ
そして中国で25万人の人民が虐殺だれたって言う最後のスーパーもミッドウェイ海戦には関係ないように思えるんだけど
 
お金出してる関係から入れなきゃならなかったんでしょうね
それ以外は、ちゃんと日本側も山本元帥とか南雲中将とか山口多聞少将とかの立場も描いていて
それはそれでよかったんですが
 
真珠湾急襲シーンの映像が凄かった、まさに大画面で見られてよかったけど
あれってほとんどCGですよね、零戦多すぎませんか
それにしてもここから米国の復讐心が生まれたのも事実だし
日本は大艦隊主義の海洋国ですからねぇ
海戦で近代戦で負けたことがない海軍大国ですからねねぇ
実際は負けるはずはなかったんですが・・・
 
いわゆる情報戦略と、南雲中将の判断ミスで負けた感じでしょうね
それにしても空爆機は完全に水雷だけを命中させるという
ある意味捨て身の戦法でしょうか、そういやこの作品が公開されてた時に「ミッドウェイ 運命の海 」って言う未公開作品を見たんですが
やっぱA級とB級の映画の差を実感させられたものですが・・・
 
この敗戦で日本は敗戦国への道を進んでいくんですね
ある意味物量に負けてる無理な戦争でもあったんですがね
2時間十分に堪能させられたけど
米中の良好関係は映画だけで、それ以外はトランプさんでしたから険悪関係になってきてましたけど
今年からどうなっていくんでしょうか?

2019年製作、アメリカ・中国合作映画
ローランド・エメリッヒ製作・監督作品
出演:ルーク・エヴァンス、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、ニック・ジョナス、デニス・クエイド、マンディ・ムーア、アレクサンダー・ルドウィグ、エド・スクライン、ダレン・クリス、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼
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警視庁物語 白昼魔

2021-01-06 23:44:48 | 邦画
東映チャンネルで昨年10月から月一作品OAされるようになって
これからこのシリーズもブログアップしていこうかと思っています
でこの作品は第四作目です
なんですかねぇ、この作品のみ邦題と内容が合わんような気がするんだけど
 
って言うのも夜の丸の内、真夜中の高級ホテル前で高級車の自動車窃盗犯が、消音拳銃で持ち主の貿易商を射殺して高級車を乗って逃げるものの
通り合わせたパトカーに追われて犯人は丸の内で車捨ててにげきる
 
警視庁の捜査本部は、追われた犯人が乗り捨てた車の検証と車から8mmカメラが盗まれたことを知るが、遺留品は血痰のみで指紋なし
全作で活躍した銃器班が消音拳銃と被害者の体内からの銃弾からちゃんと検出するんですね
っていうか、この昭和二十年代後半には拳銃犯罪が多いんですかねぇ
戦後10年だけど、米軍支配下から、さらに戦地帰りから銃は巷に多かったかもしれませんね
 
犯人は大阪訛りの結核患者であることもタクシー運転手の証言からわかるけど
未だTVないんですねぇ、捜査員もラジオニュースで捜査状況聞くんですな
不思議な感じです
後、捜査一課長から部長刑事その他刑事役が同じってことから「警視庁物語 追跡七十三時間 」と二本撮りだったんでしょうかね
山麟さんの口髭もコート姿もおんなじですよね
監督も関川秀雄ということでしたし
 
今回は高級会社窃盗団のみお話、で、東京で盗んで大阪で振り捌くってことで
大阪にロケ二本行ってtしょうで
大阪の町中でパトロールカーが同じナンバーの車を発見し
どこから窃盗団の全容が判明し・・・
窃盗団は急襲の末に全員逮捕ですが、この時も銃撃戦になってる
 
日比谷にドライブインがあったり、ジュークボックスが導入されたりしてて
刑事でもジュークボックス知らなかったようで・・・
しかし前作のやきとりキャバレーとか、いろんな風俗に関して勉強になるよね
ソープランドの前身トルコ風呂では箱型のスチームだったとかねぇ
 
そう刑事はタクシーで日比谷から江ノ島まで犯人追跡していくんですが
タクシー初乗り80円だったよう
江ノ島で犯人と銃撃するものの神奈川県警に挨拶なしって
まぁ携帯みたいな通信手段がないからねぇ
 
ちょうど映画も外国からシネスコが導入されてきてた時代だったんですかね8mmカメラにシネスコレンズが付いてるなんていう台詞がありましたが
現像された映像はシネスコサイズではなかったけど・・・
 
1957年製作、日本映画、東映作品
関川秀雄監督作品、長谷川公之原作・脚本
出演:永田靖、神田隆、堀雄二、南原宏治、須藤健、山本麟一、片山滉、潮健児、小宮光枝、月丘千秋、木村功
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ウォーキング・デッド シーズン10

2021-01-06 21:38:58 | 海外ドラマ
もう一年経過したんですね
なんとなく見るものがレンタル屋さんになかった分、TSUTAYAさんで全作レンタルしてきて
一気に2日で完走しました
 
前作「ウォーキング・デッドシーズン9」では、早々に主演者であるニックを消して見せたものの
そこからミショーンたちの囁くものたちとのリーダーであるアルファの娘を巡っての争奪戦になって行って・・・
 
今作ではアルファの娘はミショーンたちのもとで暮らし
お互い境界を侵さないことで均衡を保っているものの、囁く者たちはミショーンのコミュニティーに散々ウォーカーたちに攻撃させてくるのだった
オープニングロシア産の人工衛星が登場してきて、どうなるかって思ったら
これが落っこってくるんですね
 
ニックがいなくなったために今シーズンではミショーン、キャロル、ダリルにやっぱニーガンが主に活躍させるお話に
そしてヒロインはニック農業忘形見のジュディスでしょうか
って後はアルファとベータですねぇ
お互い一進一退での攻防戦がメインとなってきてましたが
 
個人的にちょっと乗り切れないシーズンでもあった気がする
ってのもヒロインが少女じゃねぇ、私ってロリじゃないし
キャロルじゃオバハンだし、ミショーンは鼻が気になるし
そうなんですよ
やっぱこの人
マギーが出てないとねぇ
ってことで最終話にチラッてお顔出してくれていたのは救いでしたが・・・
 
人工衛星から部品を調達して、無線装置作ってしまうユージンはやっぱ只者ではないよね
昔ニーガンに与して弾丸製作してたし
そういや、今シーズンでは銃器がほとんど扱われませんね
もう古代の戦闘様式よろしく、盾と槍どう弓矢にポン刀ですからね
ある意味ウォーカーとの肉弾戦がメインということで
遠くから1発bangでよりは、ある意味面白かったけど
 
ニーガンはこっちの人になっちゃうんですね、キャロルの命を受けて今シーズンでは重要な役割を果たすんですが
ってニーガンによってアルファは殺され、ベータは最終戦に臨むんですね
 
さて衛星から作った通信機で他のコミュニティ農業女性と交信していたユージンは
あいにいくものの途中で変なお姉ちゃんを拾ってしまい
っていうか今回のクリフハンガーは、なんとそのユージンたちがSWの兵士たちに捕まってしまう
人工衛星から始まりSWで終わるって
どー結末つけるんでしょうか
噂ではシーズン11でこのシリーズも終わりだとか
ニックも当然出てくるんでしょうね、ヘリで救急搬送されてたし・・・
 
島から出てこれてないミショーンも気になるし
マギーがようやっと登場してきたし
一年後が楽しみ
コメント (2)
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狂武蔵

2021-01-05 19:56:56 | 邦画
本来なら明日発売日なんですが、1月5日にフラゲしてきました
これってあの「カメラを止めるな」に挑戦したんでしょうか?
アクションそれも殺陣だけでの
ワンシーンワンカットで撮ったらどうなる
って言う挑戦だったんですかね、ワンシーンの最後でドローンに乗っけて俯瞰の画で77分のワンシーンを終わらせてるところで
そんなことを思わされました。
 
ただ、どうなのでしょうか?
殺陣だけでワンシーンのワンカットって、実はチャンバラ好きではあるんですが
正直個人的には飽きてくるのですよ、そこに単純な斬り合いだけにそこには
ヤる側やられる側とのドラマがないんですよね
たしかに同軸で77分の殺陣って役者さんはしんどいし
多分にそれ以上にしんどいのはTAK∴さんを追いかけ後ろから前から撮影してるカメラマンさんがいっちゃんしんどかったのかもしれませんし
ワンカットで撮れるっていうのは、撮影機材がデジタルになって可能になったんでしょうけども
カメラ自体手振れしてないから、どうやってドローンに乗せたり、TAK∴三と一緒に走ったり
このカメラマンさんに拍手ですね
 
武蔵と吉岡一門の”一乗寺の決闘“って、萬屋錦之介さんの武蔵映画でも走って斬りまくっていましたが
武蔵VS400人という決闘ですけど、斬られる側もそんなにいないから
斬られたアクション俳優さんは画面から自ら掃けて行って、また復活してくるわけで
斬られ役農業人は捌けたりするのに周りの役者さんに助けて起きさせてもらったりと
映り混んでるのはご愛敬ですが
そのためというのと、連続シーンでの邪魔ということで、最初の方ではまるっきり斬られた死体が転がってない
 
そして先ほどはカメラマンが大変って書きましたが剣戟と斬体のSEさんも大変な作業だったようね
さらに血飛沫のCG入れた人の作業とか
そうだよね、一部鎖鎌のシーンだけ血糊吹き出していたようで
その血糊TAK∴さんも浴びてましたが
 
77分のノンストップアクションですからねぇ
芝居の一環として武蔵は刃こぼれで新しい刀を隠したとこでインターバルとして給水もしてる設定にして
竹筒農業水筒まで用意してたんですね
 
これが遺作となってしまった斉藤洋介さん、ワンシーンだけの出演だけど
貫禄のお芝居でしたが
先に書いたように芝居部分がほとんどありゃしませんさらにゲストなんでしょうか
山崎賢人クンも吉岡一派として出演してますが、決着せずに映画は終わるんですね
 
まぁ長丁場の殺陣シーンは相当リハーサルして、一発勝負で臨まれたようですが
面白いと見るより、ワンシーンでの殺陣ではなんだか脚斬り、頭叩き臨まれた剣法が武蔵ではないだろうって思ってましたし
いくらチャンバラ好きでも
こんだけ剣戟見せられると飽きる桃事実だった
しかし、TAK∴さんのこういった挑戦には敬意を表します
 
2020年製作、日本映画、CRAZY SAMURAI MUSASHI Film Partners作品
下村勇二監督作品
出演:TAK∴、山﨑賢人、仁科貴、斎藤洋介、樋浦勉、山中アラタ、原風佳、西明彦、笈田ヨシ、木村皐誠

コメント (2)
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