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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

フルムーンラバーズ

2022-03-19 23:24:13 | ピンク映画
CSの衛星劇場の深夜枠でOAされた「フルムーンラバーズ」
2021年のテアトル新宿での<OPフェス>での公開タイトルがまんまTVタイトルになっていたようですね
R -18での劇場公開版のタイトルは「月と寝る女 またぐらの面影」
そしてR−15作品としては「月夜の密通 人妻禁断の出会い」と冠されていましたが
"OPフェス"では改題され、さらに3月というか、今月2日にリリースされたDVDでは「月夜の密通 ゾロ目の人妻」と
相変わらずコロコロとタイトルが変わるのがピンク映画の常
 
”ユミとマコト ゾロ目22才の恋“と言うスーパーから始まる章立てのお話
そうユミとマコトのゾロ目である
22歳から始まり、66歳までのゾロ目の年ごとに七夕のお二人ではありませんが11年ごとに出会い、体を重ねていく44年間の愛のストーリー
その44年を同じ役者さんが演じていますから
マコトを演じる佐藤良洋さん、お顔も肉体的にも実に若者に見えない
ユミを演じる奥田咲さんもどこかおばさんに見えるのも
ピンクだから予算ないからねぇ、無理くり若作りさせてるし・・・
 
恋の告白でこれまた22歳に無理のある安藤ヒロキオさんとの告白に勝って
ユミとマコトの同棲生活が始まるが
マコトの夢はミュージシャン、プロモーターに送ったデモテープが目に止まり東京に出ていくことに
フルムーンを二人で見つめ合い、いつまでも続くと思った二人はここで分かれていくんですね
っていう事を回想的にマコトのモノローグで物語は44年も進んでいくものの
 
そのまま東京にいすわってアルバイト先の加藤絵莉に拾われたり
街頭易者のあけみみうとの二股で付き合うマコトでしたが
33歳でようやっと食えるところで再びユミと出会い
これまたフルムーンの出会いだった
さらに11年が経過してあけみみうと所帯を持ったマコトですが
 
再びユミと出会い逢瀬を重ねての”ユミとマコト ゾロ目44才の恋“
ここいらは役者さんの年齢にふさわしい役所になってきてますが
まぁ髪型とか服装とかでもやっぱカバーできてないってことで
流石に66歳のユミは・・・
 
ラストまんま奥田咲さんがお顔みせてくれてますが
彼女に年齢の変化は起きてません
ここいらをファンタジーにしていってるんでしょうね
そういう意味で作っていたとしか思えない作品
マコトの職業こそ違えども、マコトは監督の自己投影にも見えるんですが、それはマコトだけにして
ユミは永遠のミューズとして描いていってると見ていければファンタジーでしかなくなる
奥田咲さんのデカパイを楽しむ作品
加藤絵利さんとあけみみうさんはピンクの常套手段の一本で三人の裸を見せるというだけで使われてるだけでしかない
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
石川欣脚本・編集・監督作品
出演:奥田咲、あけみみう、加藤絵莉、佐藤良洋、安藤ヒロキオ

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