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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ブリムストーン

2018-07-07 01:15:40 | 洋画
いつ購入したのかは覚えていないのですが
多分西部劇って言うような映画とダコタ・ファニングの名前につられて購入したんだろうな
で多分runningtime見て2時間半の長尺ということで未見の山で発酵させることになっていたんだと思われますが
なんと今月の新作DVDとしてレンタル屋さんの棚にあるのを見つけて見なくてはってことで
ようやっと見ましたが
正直なんだろうな西部劇の姿を借りた父娘相姦のお話だったのね

そうですよ基本プロットは歪んだ父親の娘に寄せる歪んだ愛と
娘が見せる父親に対する憎悪をなんと2時間30分のクロニカル映画として作ってしまうのがすごいやね
西部劇の舞台を借りてるけどもアメリカ映画じゃないのね
ヨーロッパ各国、特にオランダを中心に作られてるようで
もう歪んだ愛に直進していくガイ・ピアースの怪物振りがやっぱりアメリカ映画じゃ作れないないようですよね

映画の構成もガイ・ピアースが牧師と言うこともあるのかな父子相姦も厭わない牧師ですし
クロニクルの映画構成も第一章 Revelation(黙示録)、第二章 Exodus(脱出)、第三章 Genesis(創世)、第四章 Retribution(報復)と旧約聖書風になってるんだけど
オランダってことで実際はトリアー監督の映画並みに実に聖書くそ食らえって言うような
実に不道徳な内容過ぎるでしょう

さらにこの章だての構成が実にややこしいなんと2章と3章が時制が過去に過去にと戻っていくンですよ
でヒロインのダコタ・ファニングが何故に牧師と確執が・・・ってのが明らかになっていくんですね
ストーリー的に2章→3章→1章→4章の順番になるんですね

西部開拓時代のアメリカでは女性が少なく大事にされていたように思ってましたが
完全に女性は男性の所有物であり女性の人格なんて糞みたいなものだったようで
奴卑にも等しい存在のようですね
一般の主婦しかり、娼婦しかり

そしてサイコな牧師さんですが一回死んでたように思うのですが
あの神出鬼没の振る舞いからして地獄か一旦この世に戻って来たのかも
そうだとすると原題の「Brimstone」って言う意味が生きてくるんだけども・・・
とりあえずもう一回言いますけども壮大な映画の体をしてるけども
プロットは父娘相姦に執着する牧師さんのお話でしかないんですけども

2016年製作、オランダ・フランス・ドイツ・ベルギー・スウェーデン・イギリス・アメリカ合作映画
マルティン・コールホーヴェン脚本・監督作品
出演:ガイ・ピアース、ダコタ・ファニング、エミリア・ジョーンズ、カリス・ファン・ハウテン、キット・ハリントン、ジャック・ホリントン、ヴェラ・ヴィタリ、カルラ・ユーリ

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