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これも浜辺美波さんと、日本映画を積極的に見ていこうという企画の二本の意図で視聴した作品
私自身映画の情報ほとんど入れないから、まずはオープニングでアニメで始まって
ありゃ間違ってレンタルしちまったカナ?って思ってたら
すぐに実写になってホットしましたが
しかし、映画の中身が重たかったなぁ
浜辺美波さんと岸井ゆきのさんのW主演映画と思っていましたが
この作品は岸井ゆきのさんの主演作品でしたねぇ
そして浜辺美波さんは途中から突然居なくなっちゃうんですもん、名実ともに・・・
そうこの作品親友であり心を許した唯一の友である浜辺美波演じるすみれが突然居なくなり
その喪失感に苛まれる岸井ゆきの演じる真奈の心模様を淡々と綴っていくんですが
そこには事故、事件、自殺、災害とかで突然一番自分に近い人が突然居なくなったら
人はどうその喪失感を・・・
って言う映画だと思って見ていたら、なんと中盤で陸前高田の10mの巨大防波壁が現れて
って言う映画だと思って見ていたら、なんと中盤で陸前高田の10mの巨大防波壁が現れて
そこで初めてこれって東日本大震災の映画だって思い知らされるんですね
そうすみれも一人旅で東北に旅行中に津波に襲われ遺体も発見されずに今日までいる1人として描かれてて
すみれの恋人というか同棲相手は月日が彼女を忘れさせてくれており
すみれの母も年月経過の中で受け入れて行ってるわけの中で、真奈だけは喪失感から未だ抜けきれないんですねぇ
そんな彼女にさらに追い討ちをかけるように仕事先の店長までもが自殺すると言う
だけど社会と言うかお店は店長が死んでというか欠けても回っているし
新しい店長がやってくるわけで、前の店長の遺物は片付けられていく・・・
人が居なくなっても社会は何ごともなく回るし
周りの人間たちも年月が喪失感をいやすと言うか忘れさせてくれるんですが
真奈1人忘れることができずにいることで逆に真奈は毎日を生きていけているかのような存在でもあるような・・・
まぁ東日本大震災を忘れちゃってというか風化させちゃあかんよって
まぁ東日本大震災を忘れちゃってというか風化させちゃあかんよって
突然被害者さんの何人かのインタビューが挿入されたりするんですね
そんなまさかの震災映画だった
そして実写CGのは生々しい津波映像ではなく真奈の心象風景として津波に飲み込まれていくすみれの映像をなんとアニメで表現すると言う離れ業の作品でした
2時間6分の長尺ではあるんですが
語り口が淡々としてるけども実にこっちの心にズシンとくる作品でしたねぇ
2021年製作、日本映画、映画「やがて海へ届く」製作委員会作品
中川龍太郎脚本・監督作品、彩瀬まる原作
出演:岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研
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